◆1位: 『公爵令嬢メディリア! アネモネを貶めるお前は、王妃には相応しくない! 婚約は破棄だ!』
これは実際に言われたセリフではない。メディリアが夜会場に踏み入る直前で思い出した、前世の記憶である。
彼女は、友人の侯爵令嬢に三つの頼みごとをし、会を欠席した。
翌日メディリアの元を訪れた婚約者を、彼女は問い詰める。
〝冷血王子〟と呼ばれる彼の本性を、抉り出すために。
※12/5 19:00 ジャンル別短編2位、総合4位、本当にありがとうございます! れとると
他サイトにも掲載。改稿、一部加筆しながら完結まで毎日更新です。 橋本彩里
回帰した召喚聖女と偏屈な辺境伯との契約結婚 〜かつての夫である皇帝とは絶対結婚しません〜
◆4位: 「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なことばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――
※短編版の続きは5話からです!
※書籍化決定しました! 詳細は追々ご報告いたします! 神田なつみ
【書籍化】黙って我慢していてもいいことなんてなかったので、ブチギレます
◆6位: 伯爵令嬢ミランダは、前世日本人だった転生者。彼女は階段から落ちたことで、自分がかつてドはまりしていたWeb小説の世界に転生したことに気がついた。
そこで彼女は、前世の推しである侯爵令息エドワードの幸せのために動くことを決意する。好きな相手に振られ、ヤンデレ闇落ちする姿を見たくなかったのだ。
そんなミランダを支えるのは、スパダリな執事グウィン。暴走しがちなミランダを制御しながら行動してくれる頼れるイケメンだ。
ある日ミランダは推しが本命を射止めたことを知る。推しが幸せになれたのなら、自分の将来はどうなってもいいと言わんばかりの態度のミランダはグウィンに問い詰められ……。
いつも全力、一生懸命なヒロインと、密かに彼女を囲い込むヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。 石河 翠
推しであるヤンデレ当て馬令息さまを救うつもりで執事と相談していますが、なぜか私が幸せになっています。
そんな未来はお断り!~平民少女サブリナは未来を変えるのに忙しい~
本編18話+番外編1話の中編 瀬尾優梨
「役立たず」と婚約破棄されましたが、紙製品召喚スキルは「有能」ですわ!
◆11位: 「グレンダ・アルドリット侯爵令嬢! あなたとの婚約を破棄するとここに宣言しよう!」
王立学園の卒業パーティーにて、我が国の第一王子ルシアン・カルファットが声を張り上げた。
そんなルシアンの右隣には薄桃色の髪に翠の瞳を持つ愛らしい少女……アシュリー・ベケット男爵令嬢が腕を絡ませながら寄り添っている。
「アシュリーに対する数々の嫌がらせ、知らないとは言わせぬぞ!」
「ルシアン殿下、それら全ての行為にわたくしは関与しておりません」
「何?」
「それをこの場で証明してみせましょう」
今度はグレンダのターンが始まる。
ルシアンが訴えた嫌がらせの数々……それに反論する形で、自身が関与していない証拠を次々に提示していったのだ。
その時、来賓席からルシアンを諌める国王の声が響く。
国王はグレンダの身の潔白を認めると、ルシアンの有責による二人の婚約破棄と、ルシアンの王位継承権の剥奪を宣言する。
鮮やかな逆転劇にホールの人々は動揺と興奮に包まれた。
(よし、作戦通り……!)
私は心の内でガッツポーズを決める。
──これは仕組まれた断罪劇だ。
ちなみに仕組んだのは私……ルシアンに腕を絡ませているアシュリー・ベケットである。
そして、もう一人……。
ヒラヲ@『お求めの悪役令嬢は誘拐されました』発売中
◆12位: 次期公爵である優秀な兄と、母によく似た美しい妹。その間に挟まれた「公爵家の長女」たる私は「王太子の婚約者」でもあった。今日、婚約解消を申し出られるまでは。
いずれ王妃になるのだからと努力を重ねてきたのに、婚約者の王子の隣には噂の男爵令嬢。
「あなたはよく努力しているわ。でも、それだけなのよ」。王妃に追い打ちをかけられ、失意のうちに帰宅をした私に告げられた父の決定は、それまでの私の全てを否定するものだった。自室で泣き伏せた私が見た夢は全く別の世界のもので。「私の、前世?」
全てと決別して新しい自分を生きることにした「公爵家の長女」だった私の物語。
*1~14,16~20話が短編版と同じです。(15話ゲームは短編の構成上カットされています)
*21話からが連載版です。
*カクヨム様でも掲載しています。 鈴音さや
異世界日間1位、週間2位有難う御座います。
※アルファポリスでも連載しております。 砂礫レキ
傷心のアニスは故郷に帰り、医者にすすめられた「のんびり暮らし」をしようと意気込む。しかし、根深い「ワーカホリック症」がそう簡単に治るはずもなく……。
これは、ファンタジー×ワーカホリック×勘違い×ラブコメ×魔女と幼女と老女とインテリ男の紡ぐ、スローには生きられないアニスの物語(たぶん前編)。
※文学フリマ39に「ラノベジャンル」で参加した際のお話です。ラノベを目指して書いたものの、結局はいつもの少女小説かもしれない。
※異世界転生タグが付いていますが、主人公とお相手は転生者ではありません。転生者もいる世界だというくらいの認識でお読みください。
※今回は11話、12月28日まで更新予定 茉雪ゆえ
魔女はのんびり暮らせない ~装飾魔女のアニス、 恋に見切りをつけて田舎に帰るのこと~
「闇落ちなんてしない!私は自由に生きて幸せになる!」
そう誓ったリオネは、前世で自由にできなかった分、魔法も運動も楽しく充実した生活を送る。
闇落ちの要因である義母や義姉を軽くあしらいながら。
ある日、一人の呪われた男性に会う。その人は小さい頃から目が見えないという呪いにかけられていた。
したいことがあるのにできない、という苦しみを前世で味わっているリオネは、何とかしてその子を助けたいと考える。
その男性が攻略キャラのロメオで――自分をいつか討伐するかもしれないキャラだとしても。
「――最初に見る光景は、君の顔だと決めていた」
「え、えっと、ロメオ…?」
(あれ、なんか思っていた感じと違うかも?)
shiryu
闇落ち令嬢に転生したけど、フラグはブチ折って幸せに過ごします ~呪われた攻略キャラに、思ったより執着されているかも?~
浮気した夫、第三王子のレッシュを問い詰めたところ、ビフォリアはそう煽られた。
伯爵家では家格が足りないと聖女にさせられ、夫の武勲に貢献しろとこき使われた末のこの所業。
それでも冷静にと努めていたら、可愛げがないと罵られる始末。百年の恋も見事に冷めた。
結婚してから手も出されていないが、王族だから離縁もできない。家族も危機を迎えており、困って小姑に相談したところ。
王女ワイスはこう答えた。
「大海を操るという、歴代聖女一のあなたの力。全力で使ってみない?」
れとると
愛する旦那様に浮気された聖女ですが、全力で水に流すことにしました。
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/11/29……完結
2024/09/12……小説家になろう 異世界日間連載 7位 恋愛日間連載 11位
2024/09/12……エブリスタ、恋愛ファンタジー 1位
2024/09/12……カクヨム恋愛日間 4位、週間 65位
2024/09/12……アルファポリス、女性向けHOT 42位
2024/09/11……連載開始 綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
王都の行き止まりカフェ『隠れ家』~うっかり魔法使いになった私の店に筆頭文官様がくつろぎに来ます~【書籍化・コミカライズ】
しかし、その日、レンツェは大国アグドニグルに滅ぼされ王宮は一夜で血の海となった。怒れる皇帝はレンツェの国民すべてを奴隷とすると宣言し、王の間で王族たちを集めると全員その場で斬首すると言い放つ。
「有益な者なら生かしてやる」と皇帝は嘯くが、命乞いをする王族は次々に首を落とされていく。
自分の番となり、皇帝に「で?お前は無能か?有能か?」問いかけられ、エレンディラははっきりと答えた。
「陛下!プリンを食べませんか!」
エレンディラ(娼婦の子)から名をシュヘラ・ザードと改名し、千夜千食、美味しいものを作ります!
枝豆ずんだ
彼がそう言ったから。
アマレッタは彼に恋をした。厳しい王太子妃教育にも耐え、誰もが認める妃になろうと励んだ。
だけどある日、婚約者に呼び出されて言われた言葉は、彼女の想像を裏切るものだった。
「きみは第二妃となって、エミリアを支えてやって欲しい」
その瞬間、アマレッタは思い出した。
この世界が、恋愛小説の世界であること。
そこで彼女は、悪役として処刑されてしまうこと──。
アマレッタの恋心を、彼は利用しようと言うのだ。誰からの理解も得られず、深い裏切りを受けた彼女は、国を出ることにした。
※10万文字前後での完結を目指します。 ごろごろみかん。
◆22位: 気が付いたら、本の中の登場人物の目の前!?
銀髪碧眼な超絶イケメンが……離婚を言い渡してきた。
――――え、これ、今読んでたシーンじゃない!?
体調不良を装い部屋に逃げ込むと、鏡台に映し出された風景に目が点。
さっきまでいたはずの現実世界の部屋と自分とご対面!
――――はいぃぃぃ?
なんでそこで日本人な私が勝手に動いてるの?
え、中身はあの本の悪役令嬢?
え? 私が悪役令嬢になってる?
そっちで勝手に暮らせ?
こっちで勝手に暮らす?
え、待ってよ――――!
******
ずっと長編化したかったやつ!
やっと手をつけられました(*´艸`*)
ブクマや評価をしていただきますと作者のモチベになりますです。
そして、喜び舞い踊りますヽ(=´▽`=)ノわはーい♪
笛路 @『氷』『事後ね』発売中☆
【連載版】読んでいた本の中の悪役令嬢が、離婚を言い渡される瞬間――――中身が入れ替わってました。
...以下引用元参照
引用元:https://yomou.syosetu.com/rank/isekailist/type/daily_1/