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『Under the Waves』悲しみとともに海底で孤独に過ごすダイバーの物語を描く、静かで美しい海洋ADV | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 ロサンゼルスで行われたゲームメディア向けイベント“Summer Game Fest Play Days”で、アドベンチャーゲーム『Under the Waves』をプレイしてきたので、その内容をご紹介しよう。

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 本作は『Detroit: Become human』などで知られるQuantic Dreamのパブリッシングレーベル“Spotlight”の契約タイトルのひとつ。日本語ローカライズも予定されており、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PCで2023年に配信予定だ。

静かな海の中で悲しみとともに生きる
 本作の舞台となるのはレトロフューチャーな架空の1979年の北海。プレイヤーは海底施設で孤独に生きるダイバー、スタンの物語を体験していくことになる。
 ゲームのスタイルとしては、サバイバルシムなどではなく、ストーリーベースで進行していくアドベンチャーゲームの体裁。同会場でプレイした同じSpotlight契約タイトルの『Lysfanga』と比較すると、Quantic Dreamの作風にも近い。

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 しかし完全にミッション以外のことができないわけではなく、ダイビングや潜水艇で探索してアイテム回収なども行えるという形になっている。

 今回プレイできたのは、“Adrift”(漂流)と題された3日目のパート。ゲームはスタンが滞在する海底施設で始まり、ミッションを終えて戻ってきて寝ると一日の終わりとなる。
 この日のミッションは、まず問題が発生している酸素供給施設を正しく復旧させることと、そして少し離れた海底に沈んでいるコンテナを調査することだ。

 施設を出るとそこはもう海底の世界。ダイビングスーツで自ら泳ぐ事もできるし、潜水艇に乗って行うこともできる。水の中ということもあって多少の癖はあるものの、慣れてくるとかなりスムーズに移動できるのがいい感じ。
 スーツで泳ぐ場合は定期的に酸素の補給が必要(アイテムを使う)で、潜水艇では酸素の心配がない代わりにダメージゲージがあるという関係。潜水艇で大体の移動を済ませて、ダイビングスーツで作業をこなして戻るというバランスがいいのだろう。

 海底の雰囲気は本作の特徴的な部分だ。今回のデモの終盤では沈没している潜水艦を発見して探索していくことになるのだが、そこでも「なにか出てくるのでは」という海洋ホラー的な感じは意外となく、怖さや不穏さよりもゆったりと静かに沈み込むような感覚がある。
 それは多分スタンの心境とも関係しているんだろう。プレスリリースには「スタンの目を通して心揺さぶられる物語を体験し、予期せぬ出来事を通して自らの心の奥底へと沈んでゆく彼を導こう」とある。
 どうもスタンは身の回りで起こった出来事でトラウマを抱えているらしく、潜水艦の奥で遭遇したクラゲを何かの導きのように追っていくその姿はなかなか切ない。

 というわけで本作、今回はほんの触りをプレイしただけだが、海の中を舞台にしたゲームがいろいろある中でも、静かな海の中で繰り広げられる孤独なドラマにフォーカスしたユニークな作品という印象だ。全体のボリュームは(任意の探索は軽めで)メイン部分のクリアーなら10時間から20時間程度のサイズを予定しているとのこと。

...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202306/11305774.html

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