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ローグライクな楽しさがぎゅっと詰まった『Gunfire Reborn』レビュー。ハイテンポで強さを更新していく装備ドロップに脳汁ドバドバ | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 505 Gamesより、プレイステーション5、プレイステーション4版『Gunfire Reborn(ガンファイア・リボーン)』が、2023年6月9日に発売された。本作は能力の異なるヒーローを選び、ランダム生成のステージを攻略していくローグライト協力型FPSだ。PC版やXbox Series X|S、Xbox One版は以前から配信されており、Steamでも高い評価を受けている。

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 今回本作のプレイレビューをするためにプレイステーション5版に触れたところ、開始1分でこれは時間泥棒ゲームだと即理解できるほど、遊び込み甲斐のあるシステムになっていた。
 銃撃戦の心地よさ、強い武器を運よく入手するローグライトな出会い、成長要素などいずれも満足のいくクオリティ。2750円[税込]のリーズナブルな価格で購入でき、何十時間でも遊べるコスパのいいゲームなので、ローグライクやローグライトが好きな人にはぜひ注目してほしい。

『Gunfire Reborn』PlayStation Storeサイト
※本記事は505 Gamesの提供でお届けしています。
定期的に“最強”を更新していく装備との一期一会で時間が溶ける良作
 『ガンファイア・リボーン』のゲームジャンルは、ローグライクの要素を緩和したローグライトだ。詳細は後述するが、本作の場合は攻略に失敗しても経験値を獲得でき、ヒーローを成長させて再チャレンジできる育成要素が盛り込まれている。
 ベースの内容は王道のローグライクで、ランダム生成のステージに挑戦し、道中で装備などをゲットして少しずつパワーアップしていく流れだ。死亡した場合は一定回数リトライできる(基本は1回)が、その回数を使い切ったらそこでチャレンジは終了。手に入れた装備などはすべて没収されて、再挑戦時はまた武器を集めるところから始まる。

 画面を見ればわかる通り本作はFPS。特殊な操作もないため、説明抜きでもすぐに遊べるだろう。R2で射撃、L1やR1でグレネードやスキルを使うおなじみの形式だ。クールタイムありのダッシュで短い距離は高速移動できるが、これは回避用がメインでふだんは比較的ゆっくりと移動していく。
 とはいえストレスを感じるほど速度が遅いわけではなく、常時高度な操作を求められないのでむしろ快適に感じる。ゲームの性質上1時間以上ぶっ通しで戦うことになるので、要求される操作の難度はやや低いくらいがちょうどいい。

 プレイフィールのよさに一役買っていると個人的に感じたのが、精密なエイム操作が求められない点だ。本作ではスナイパーライフルなど一部の武器以外は照準を覗く機能がなく、腰打ちでの射撃がメインとなる。
 腰打ちでも高い集弾率で撃てるため、多少大雑把に攻撃しても何とかなることが多い。忙しすぎない操作のおかげで疲労感が溜まりにくく、何時間でも通しで遊べるほどだ。

 ヘッドショットを狙うことは非常に重要なのだが、これも腰打ちで楽に狙える。頭を打ったときに小気味いいSEも鳴り響き、全体的に“うまいこと操作している感”を味わえるというのが本作の大きな魅力と言えるだろう。
 疲れず、ストレスもなく、そして操作して心地がいい。これらをプレイしてすぐに体感することができて、これはとんでもない時間泥棒ゲームなのかもしれないと予感させられた。

 射撃以外には、操作するヒーローに応じた特殊な能力と、それぞれ効果の異なるグレネードも使用可能。ヒーローによって性能は異なるのだが、もちろん最初から使えるヒーローが弱いわけではなく、初期キャラでのクリアーもできる。
 いずれも能力に個性があるため、4人でプレイするならシナジーを考えたり、ソロプレイなら好みで決めてしまって問題ないだろう。

グレネードはヒーローによって腐食や電撃など与える効果が異なる。

クールタイムが長いスキルは、敵を拘束するなど便利な効果を持つ。

一時的に武器を二丁持って戦えるようになるスキルなども登場。

 ここまで紹介してきた操作で武器やスキルを使いつつステージを進み、途中に現れるボスの撃破を目指していくのがプレイの流れだ。各ステージのラストに控えるボスはギミックなどを使った特殊な攻略が求められることがあり、一筋縄ではいかない難易度。
 最初に挑戦できる難易度ノーマルくらいなら軽くクリアーできると思っていたが、突破までに10回ほどリトライする程度には苦戦させられた。ローグライトの育成要素込みで簡単には突破できない絶妙な難易度設定で、やり応えも抜群。

 そんな本作の醍醐味となるのは、装備のランダムドロップだ。敵を倒したり、宝箱を開けると武器などがドロップし、初期武器のほかにふたつまで持っていくことができる。

 アサルトライフルやロケットランチャーなど、どの武器が手に入るかもランダムだが、それ以上に大切なのが武器特性。同種の武器でも付与されている特性は毎回異なるので、運がいいと最高の組み合わせを早い段階でゲットできる。
 この特性がプレイのモチベーションを爆上げしてくれる要素で、定期的に「この武器最強だ!」と思わせてくれる仕組みになっていた。と思った矢先に、さらに強い武器が手に入ったりもする。ステージを進めるごとに最強が更新されていくので、戦闘の楽しさをつねに引き上げてくれるのだ。
 個人的にはタイガーキャノン(ロケットランチャー)がお気に入りで、リロード速度上昇が付いていると敵を一切近づけずに火力で押し切れてしまう。1発ずつしか撃てないロケランに対してのリロード速度アップ、リロード後最初の攻撃はダメージ上昇とベストマッチすぎる特性が付与されていたときは、ほぼ1本で最後まで進めた。

 運も絡んでくるが、ステージ後半になるほどより強力な武器がドロップするケースが多い。一見弱そうな武器が特性とのシナジーで化けることもあるため、武器がドロップするたびにワクワクさせられる。
 精度と安定性が高く、リロード速度も爆速、ヒットするほど威力がアップするという強すぎるガトリングを拾ったときは笑いが止まらなかった。最初からステージラストまでたどり着くのは難しいが、もっと強い武器に出会いたいという気持ちが背中を押してくれて、何回でもチャレンジしたくなること請け合いだ。

ドロップした武器を使って自分だけの最強セットを作り出すのが楽しい。

 扱える武器は定番の銃火器に加え、投げナイフや剣、弓に爆弾設置など非常に多彩。毎回狙った武器、ほしい特性がドロップするわけではないため、その都度使う武器を切り換えて毎回新鮮な気持ちで挑めるはずだ。

 また、武器だけでなくパッシブ効果を付与するオカルトスクロールもドロップアイテムの楽しみになる。オカルトスクロールは特定の属性攻撃強化、ヘッドショットダメージ増加(ただしヘッドショット以外のダメージ半減)といった、強力な効果を持つ装備の一種だ。
 マイナス効果を持つ物もあるが、大抵は所持するほどに強くなれる仕組みで、特定の武器との相性にも関わってくる。武器種、特性、オカルトスクロールすべてで相乗効果を生み出せるのが理想的な装備編成になるだろう。
 スクロールはレアリティもあり、レジェンダリーになると非常に強力な効果を持つため、高レアがドロップしたときは強い高揚感も味わえる。たまに相性の悪すぎるスクロールを拾ってガッカリすることもあるが……。

相性が悪いと思ったらスクロールは処分も可能。

 そのほか、宝箱からはスキルやグレネードを選んでアップグレードする要素や、ステージ内では商人や職人と出会えることも。商人は回復アイテムや武器を販売、職人は武器をさらに強化してくれる。いずれもランダム要素ではあるが、強くなるためのコンテンツは数多く盛り込まれており、つねに成長し続けられるというのもプレイに没入できるポイントと言えるだろう。

ボス戦前には必ず商人と職人が配置されている親切な設計。

 無事にボスを倒せば大量のアイテムが降り注ぎ、大抵の場合はここで強力な武器やスクロールが手に入る。強敵を倒した達成感と、キラキラと輝くドロップアイテムの山にドーパミンが溢れ出てくる最高の一瞬だ。

 前述した通り初見でのクリアーは難しく、いいところまで進めたのに些細なミスで失敗に終わることもあるが、プレイの心地よさと成長要素のおかげで再チャレンジも苦にならない。優秀な武器を完璧に揃えてボスに敗北するとしばらくは無気力になるが、10分後にはまた挑戦しているのだから恐ろしい中毒性。

失敗してもソウルエッセンス(経験値)は持ち帰れるので、挑戦はムダにはならない。

ソウルエッセンスでタレントを強化すれば、最大HPやシールド、武器威力などを上昇でき、序盤の攻略がかなり楽になる。

 今回はソロでのみプレイしたが、本作はフレンドを招待してのマルチや、自動マッチングシステムも搭載されており、いつでもほかのプレイヤーといっしょに挑戦できる。ソロで黙々とやるもよし、仲間とドロップした装備の強さを語りながら遊ぶもよしだ。
 個性的な能力を持つヒーローがたくさん参戦しているので、好きなキャラを見つけてステージの踏破を目指そう!

Gunfire Reborn(ガンファイア・リボーン)

プラットフォーム:プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC

メーカー:505 Games

開発:Duoyi Games

発売日:プレイステーション5版とプレイステーション4版は2023年6月9日、Xbox Series X|S版とXbox One版は2022年10月27日、PC版は2021年11月18日

価格:各2750円[税込]、PC版は2050円[税込]

ジャンル:アクション

対象年齢:CERO 12歳以上対象

備考:ダウンロード専売 PC版はDuoyi Gamesより発売 Xbox Game Pass対応

『Gunfire Reborn』PlayStation Storeサイト

『Gunfire Reborn』Microsoft Storeサイト

『Gunfire Reborn』Steamサイト

...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202306/20306458.html

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