ユービーアイソフトより、2023年10月12日にプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PCで発売予定の『アサシン クリード ミラージュ』。
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9世紀のバグダッドを舞台に、『アサシン クリード ヴァルハラ』にも登場した“バシム”がストリートのコソ泥から、マスター・アサシンになるまでの物語が描かれる本作について、ナラティブディレクターのSarah Beaulieu氏に話を伺った。
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『アサシン クリード ミラージュ』はパルクール、ステルス、暗殺にフォーカスした作品。事前にマークした複数の敵を一気に暗殺する新要素も
2023年6月13日(日本時間)に開催されたUbisoft Forwardにあわせて、『アサシン クリード』シリーズのブリーフィングが行われた。本記事では、10月12日にPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PCで発売予定の『アサシン クリード ミラージュ』の情報をお届けする。
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Sarah Beaulieu
『アサシン クリード ミラージュ』ナラティブディレクター
――本作の物語でとくにこだわった点や注目してほしいところを教えてください。
Sarah Beaulieuまずバシムというキャラクターにとくにこだわりを持ちました。彼はメインキャラクターであり、プレイアブルキャラクターです。本作はキャラクターの進化を扱っているので、彼を突き動かす葛藤がプレイヤーから見て明確に描かれ、理解でき、共感できることが重要だと考え、この点には力を入れました。
また、ストーリーについては、すべてに部分に注目してほしいです。メインストーリーは基本的にゲーム全体です。ほかの『アサシン クリード』シリーズをどれだけご存じかはわかりませんが、たとえば前作『アサシン クリード ヴァルハラ』は規模の大きいオープンワールドゲームでした。本作でも、もちろん自由に探索を行えますが、よりリニアなものになっています。
――本作の主人公は『ヴァルハラ』に登場したバシムですが、彼を主人公にした理由を教えてください。
Sarah Beaulieuご存じかもしれませんが、本作は『ヴァルハラ』の拡張コンテンツとしてスタートしました。しかしそれは数週間しか続きませんでした。というのは非常に興味深く美しい都市、バクダッドを設定として取り上げる機会を利用することにしたからです。
バグダッドと言えばバシムは中東のサーマッラー出身ですし、ほかにもさまざまな理由で彼のことを考える機会がありました。彼は隠れし者でもあります。『ヴァルハラ』では、高度に訓練されており、隠れし者という集団に深い愛着を持っている真のアサシンと言えるので、その点もバシムを取り上げたかった理由のひとつです。
――本作のテーマとして原点回帰を掲げられていますが、物語の部分でも初代『アサシン クリード』と関りが深い内容になるのでしょうか?
Sarah Beaulieuいろいろな意味で関わりがあります。まずは構成です。またもっとも古いものから最新のものまで含めほかのすべての『アサシン クリード』シリーズと本作の間に橋を作ろうと思いました。プレイヤーには、ある要素において点と点を結んでほしいと考えています。そのため、すべての『アサシン クリード』シリーズと関わりが深いストーリーになっています。
――本作には多くのキャラクターが登場しますが、お気に入りのキャラクター、愛着を感じるキャラクターは?
Sarah Beaulieuバシムは私にとってとても大事なキャラクターです。本作のような大規模なゲームを作っているとストーリーテラー、ライターとして仕事をしている場合、自分のキャラクターと心の触れ合いを感じ、そのキャラクターに親しみを持つことが重要です。そのようにして長年仕事を続けてこそ、自分にとってもすべてのプレイヤーにとっても興味深いものが作れるのだと思います。
ただ、バシムのほかにもうひとり、共感はしませんがとても好きなキャラクターがいます。それはアリ・イブン・ムハンマドで、反抗グループのリーダーです。彼を発見したのはバグダッドについての書籍の中に彼についての描写が2行あったからです。彼には非常に興味を惹かれますし、とてもユニークなのでこのキャラクターが好きになりました。じつは、もうひとり好きなキャラクターがいますが、まだ名前を言うことができません。
――本作を楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします。
Sarah Beaulieu日本には『アサシン クリード』を愛してくださる大きなコミュニティがあることは知っています。私たちは本作とほかの『アサシン クリード』シリーズの点と点を結ぶ努力をしていますが、日本のコミュニティが情報を集めていろいろなことを理解し、プレイヤー自身も理解を深め想像力を使ってどのように点と点を結んでいくのかを見るのをとても楽しみにしています。きっとバグダッドの探索を楽しんでいただけると思います。そして、皆さんが本作を好きになってくださるとうれしいです。
...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202306/22306995.html