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『超探偵事件簿 レインコード』福原かつみさん(ユーマ役)インタビュー。自身が演じたユーマのキャラクターや死に神ちゃんの魅力を熱弁! | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 2023年6月30日にスパイク・チュンソフトから発売された、Nintendo Switch用ソフト『超探偵事件簿 レインコード』。本作は、『ダンガンロンパ』シリーズを生んだトゥーキョーゲームスの小高和剛氏、小松崎類氏、高田雅史氏が、スパイク・チュンソフトとタッグを組んで手掛ける最新作のダークファンタジー推理アクションだ。

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 雨が降り続く奇妙な街“カナイ区”を舞台に、記憶喪失の探偵見習いユーマ=ココヘッドと、彼にとり憑いた死に神ちゃんの凸凹コンビが未解決事件に挑む。本稿では、ユーマ役を演じた声優の福原かつみさんにインタビューを実施。

 ユーマ役に決まったときの感想や収録時のエピソード、お気に入りのセリフ、キャラクターの印象などを伺った。ネタバレには十分配慮しているので、本作をまだクリアーしていない方やこれから遊ぶ方も、安心して最後まで読み進めてほしい。

福原かつみ(ふくはら かつみ)

代表作は『異世界はスマートフォンとともに。第2期』(望月冬夜役)、『不徳のギルド』(キクル・マダン役)、『W’z《ウィズ》』(ユキヤ / 荒城幸也)など。文中は福原。

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ユーマ役に抜擢されたときを振り返って――

――ユーマ役に決まったときの感想を教えてください。
福原もちろんうれしかったですし、驚きました。外を歩いているときに事務所から合格の電話がかかってきたので、叫ばないようにするのがたいへんだったのを覚えています(笑)。
――オーディションで記憶に残っていることはありますか?
福原スタジオオーディションのときは、「こういう風に演じてください」というディレクションを多くいただいたので、その場で大きく変化をつけられていなかったから、くり返し言われたのかなと、ちょっと不安でしたね。
 『レインコード』は、僕が学生時代のときに流行っていた『ダンガンロンパ』の制作チームが手掛ける最新作だったので、合格したとわかった後は緊張もありました。それでも気持ちの9割はうれしかったですが(笑)。
――配信番組の登場シーンで、即興ラップ(※1)を披露しちゃうくらいですもんね(笑)。
福原あれは考えるのがたいへんだったんですよ(苦笑)。でも、鈴代さんを超えるために(※2)本気を出さなきゃなと思って。
※1 詳細は、ファミ通×電撃(ほぼ)週刊『レインコード』通信【第5回】をチェック!
※2 死に神ちゃん役の鈴代紗弓さんは登場時におやじギャグを披露した。気になる方は、ファミ通×電撃(ほぼ)週刊『レインコード』通信【第3回】を見てね!

ファミ通×電撃(ほぼ)週刊『レインコード』通信【第5回】

ファミ通×電撃(ほぼ)週刊『レインコード』通信【第3回】

――とてもよかったです(笑)。ちなみに、『ダンガンロンパ』シリーズの作品はプレイしたことがありますか?
福原学生のときはバイトに精を出していて、発売当時はプレイしておらず、テレビアニメも断片的にしか観れていませんでした。最近、『1』と『2』をプレイしたのですが、まさかあんなに難しいゲームだとは思わなくて……。
――推理が難しかったのですか?
福原どのセリフに“言弾(コトダマ)”を当てればいいのかわからなかったんですよ。みんな正しいことを言っている気がするんだけど、なにが矛盾しているんだろうって。
 それで時間がかかっちゃいましたね。でも時間がかかったぶん、堪能できたと思います。それにスラスラ解かれても、小高さんはうれしくないと思いますし……。
――小高さんに気を遣っていたと(笑)。
福原気を遣っていたかもしれません(笑)。
――ちなみに、『レインコード』はもうプレイできましたか?
福原ユーマを担当しているので、もちろんストーリーはわかっているのですが、プレイはまだですね。
――現時点で作品のどんなところが気になっていますか?
福原やっぱりアクションシーンです。どんなアクションがあって、それが謎解きにどのような形で反映されているのか気になっています。2.5Dから3Dに進化していて、『ダンガンロンパ』のような雰囲気はありつつも、システム自体はまったく違うものになっていると思うので。
 謎解きをしながらアクションをするゲームはそんなにないと思いますし、そこが小高さんの作品ならではなので、プレイするのが楽しみです!

ユーマを演じるうえで福原さんが意識したこととは
――ユーマの第一印象はどうでしたか?
福原イラストからの雰囲気もオーディションのときのセリフからも気弱そうな感じがしました。あとは、ちょっと放ってはおけないなという印象もありつつ、作品的に本当に探偵見習いなのかなって……。
――疑ってかかっちゃいますよね。
福原それにユーマは記憶喪失という設定もあったので、素直に演じたほうがいいのかなと考えていました。記憶を失って、目が覚めたら死に神ちゃんにとり憑かれていて、そりゃ怖いよな。おびえたような表情が多くなっちゃうよなとも思いましたが、セリフの端々からは芯の強さを感じましたね。困っている人は放っておけない、いい人なんだろうなって。
 小高さんも言っていましたけど、ユーマは弱いんだけど強いみたいな。困っている人がいたら、危ない場所にもひとりで乗り込んで行ける勇気があるので、魅力的だなと思いますし、すごいなって尊敬します。
――ユーマを演じるうえでとくに意識したことは?
福原先ほどお話しした通り、できるだけ素直に演じるようにしています。記憶を失う前のユーマがどんな人間だったのか、説明を聞いてわかってはいましたが、記憶喪失のまっさらな状態で演じてほしいと言われたので、僕としては演じやすかったですね。
 あとはユーマが成長していく姿が感じられるように意識しました。超探偵たちと交流したり、事件を解決したりしていくなかで、章ごとにちょっとずつユーマが凛々しくなっていったらいいなって。
 ただ、意識しすぎるとセリフに出ちゃうんですよ。スタッフの方に、「それだと3章ぶんぐらいユーマが成長しちゃっています」と指摘されたこともありました(苦笑)。その塩梅は、演じていてけっこう難しかったですね。
 最終章までの収録がほぼ終わった後、最初のほうの章をとり直すことになったんですが、ユーマの雰囲気を戻すのもたいへんでした。「もっとひ弱でしたっけ」みたいな(苦笑)。

――なるほど(笑)。制作チームにディレクションされたことで、ほかに印象に残っているエピソードはありますか?
福原最初の収録のときに、「やりすぎなぐらい、みっともなくしていいよ」とディレクションをいただいたのは覚えています。子どもが親に泣きつくような感じと言いますか。ただ、ユーマは高めの声で演じているので、油断すると声が裏返っちゃうんですよ。いまとなっては、裏返っちゃうぐらい振り切って演じてもよかったのかなと、考えたりしますね。
 あとは、超推理フィナーレのナレーションも印象に残っています。ユーマと死に神ちゃんが事件の全貌を語っていくのですが、事件の説明を行うユーマの芝居は、キャラクターを崩さずに、でもわかりやすく説明してほしいとお願いされて。
 超推理フィナーレは死に神ちゃんとのやり取りもあるのですが、ナレーションをしながら会話をするのが、コツを掴むまで難しくてけっこう悩みました。『ダンガンロンパ』をプレイしておけばよかったと思います(苦笑)。
――ストーリー全体を通して、印象に残っているセリフやシーンを教えてください。
福原印象に残っているセリフはいろいろあるのですが、単発のセリフのなかに「それは違うよ!」ってセリフがあってビックリしました。「え! これユーマが言っていいんですか?」って(笑)。
――『ダンガンロンパ』シリーズでおなじみのセリフですからね(笑)。
福原そうなんですよ。光栄だったので覚えています。あとはやっぱり、推理デスマッチのときの「この謎を斬る!」ですかね。気合を入れて収録したセリフだったので。

 シーンでは、超探偵たちとのやり取りは、どのシーンもおもしろかったので印象に残っています。クールなハララさんに振り回されたり、お調子者のデスヒコくんにツッコミを入れたり、世間知らずなフブキさんに戸惑ったり……。
 個性豊かな人たちと触れ合うので、いろいろな掛け合いがたくさんあって、収録からだいぶ時間が経っていますが、どんなシーンがあったのか鮮明に記憶に残っています。
――確かに超探偵たちとのイベントは、いろいろなユーマを見ることができて楽しかったです。ゲームなので、収録はおひとりで進めていったのですか?
福原基本的にひとりで収録していましたが、相棒の死に神ちゃんとの掛け合いはとくに多いので、1度だけ鈴代さんの収録を見学したことがあります。
――掛け合いで収録できるアニメと違って、相手のセリフを想像しながらひとりで演じるのはたいへんだと思いますが……。
福原たいへんでしたね。死に神ちゃん以外のキャラクターのセリフはほとんど聞いたことがなかったので、掛け合いのシーンは何とか形になっているかなと手探りで演じていました。
――小高さんとのやり取りで、印象に残っていることはありますか?
福原いまとなっては心残りですが、収録中はお話する機会があまりなくて……。小高さんがいっさい妥協せずにこのゲームを作っているのはディレクションから伝わってきたので、なんとか食らいついて演じていきたいなと思っていました。
福原さんは相棒の死に神ちゃんにメロメロ!?
――相棒の死に神ちゃんの印象を教えてください。
福原死に神ちゃんはかわいいですよね。マスコットのような人魂モードもかわいいんですけど、人型になったときにこんなにもかわいくなるんだなって。3Dだと、色っぽさが増していてドキドキします(笑)。

――わかります(笑)。
福原謎迷宮を攻略するときは頼もしくもあり、ちょっとポンコツなところもあり……。死に神ちゃんが推理を披露してくれるんですが、けっこう的外れなことも言うんですよ。そういった姿もかわいらしいんですが、凄惨な事件現場を見て「これぐらいふつうだよ」と言っちゃうのは、やっぱり怖いなとも思いますね。
――見ようによっては、ユーマを振り回しすぎなんじゃないかとも感じますが……。
福原確かにそうなんですが、ユーマのことを「ご主人様」と呼んでくれたり、かわいい女の子がユーマに近づくと警戒して口が悪くなったりと、なんだかんだでユーマのことを気に入っているんだなとわかるので、すごく愛着が湧きますね。僕にとって死に神ちゃんはとても大切な存在です。
――死に神ちゃんとのやり取りで、お気に入りのシーンを教えてください。
福原とある章で、ふたりがちょっと対立するシーンがあるんですよ。実際にプレイして確認してほしいので、具体的には言えませんが、僕はけっこう心にきました。ゲームを遊んでもらえれば、「ここのことか!」とすぐにわかると思います。
 序盤だと……死に神ちゃんにいじられているシーンは、ユーマがかわいそうだけどかわいいです。「なにもキックして謎迷宮にいれなくてもいいじゃん!」と思うんですが、死に神ちゃんにユーマが暴力を振るわれているシーンはどれもお気に入りかもしれません(笑)。
――(笑)。超探偵たちとのやり取りで、とくに印象的なシーンは?
福原フブキさんとのやり取りがお気に入りです。「(フブキの声真似をしながら)わ~、すごい怪獣さんですね~。口から火をふくんでしょうか。あはは」みたいな。名家のお嬢様でありながら箱入り娘で世間知らずというフブキさんのポワポワ系で話が通じないところが好きなので、フブキさんとユーマの掛け合いはすべてお気に入りですね。

――見ていて癒やされますよね。ユーマ以外でお気に入りのキャラクターはだれですか?
福原やっぱり死に神ちゃんですね。ちょっと悔しいですけど(笑)。死に神ちゃんは突拍子もないキャラクターでおもしろいし、見た目もかわいいし、マスコットにもなれるし。なんだかんだいってユーマの側にいてくれるので。戸惑っているユーマを「きゃっきゃっきゃ!」と楽しそうに見守っているかと思えば、身を案じてくれることもあって……。
 ストーリーを通して死に神ちゃんのユーマに対する気持ちが変わっていくのもわかりますし、終盤にはユーマとして死に神ちゃんを好きにならざるを得ないイベントもあります。いま具体的にお話できないのは残念ですが、ぜひプレイしてほしいです。
――プレイするのが楽しみです! 実際に探偵特殊能力が使えるとしたら、誰の能力を使ってみたいですか?
福原どの能力もいいので、悩みますね……。(しばらく考えてから)ほしい能力は、時間を戻して、やり直しできるフブキさんの“時戻し”ですけど、いろいろ制限があるので、使いこなせる自信がないなぁ(笑)。
 ヴィヴィアさんの“幽体離脱”やデスヒコくんの“変装”も気になりますが、実生活で役立ちそうなのは、エイフェックスさんの“生命体探知”ですかね。
――え!? どんな場面で使うのですか?
福原家の中にいる害虫の駆除に……。
――ちょっともったいないような……?
福原もったいないですね(笑)。フブキさん、ヴィヴィアさん、デスヒコくんの探偵特殊能力が同列ですが、やっぱりフブキさんの“時戻し”は使いこなせる自信がないですし、デスヒコくんの“変装”もとくになりたい人物がいないので、ヴィヴィアさんの“幽体離脱”にします!

――わかりました! 福原さんが演じられたユーマと似ているところ、逆に似ていないところもお聞きしたいです。
福原正義感はあるほうかなぁ。困っている人を見かけたらとりあえず声をかけますが、ユーマほどの思い切りのよさは僕にはないです……。あと似てないところは、推理力がないところ(笑)。ユーマの足元にも及びません。
 逆に似ているところは、けっこうオドオドしちゃうところです。慣れない現場に行ったりすると、「大丈夫かな」とオドオドしちゃうんですよ。ちょっと小心者なところは、ユーマと似ているかもしれません。
――本作は推理モノですが、福原さんは推理力には自信がない?
福原まったくないです! 以前、テーマパークの謎解き脱出ゲームに友だちとチャレンジしたことがあるのですが、1問目からつまずいてしまって心が折れちゃいました……。
 でも僕の推理力はからっきしですが、ユーマは大丈夫なのでご安心を(笑)。台本をしっかり読み込んで、事件のトリックもちゃんと理解したうえでユーマを演じていますから。
――ユーマの華麗な推理は、ぜひゲームをプレイしてチェックしてほしいですね。
福原ぜひお願いします! 台本を読んだときから、『レインコード』は妥協せずに作っているのだろうと感じていましたし、映像に合わせて収録したとき、開発中にも関わらず、映像がものすごくきれいだったので、本気具合を目の当たりにしていました。
 『レインコード』は完全新規タイトルなので、『ダンガンロンパ』シリーズファンの皆さんはもちろん、プレイしたことがない方も楽しんでいただけると思います。やり込み要素も余すところなく楽しんでいただいて、SNSなどを通じてオススメしてもらえるとうれしいです。

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...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202307/07307837.html

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