ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2023年10月20日発売予定のプレイステーション5用ソフト『Marvel's Spider-Man 2(スパイダーマン2)』。本作は『ラチェット&クランク』シリーズなどで知られる、Insomniac Gamesが開発中の『Marvel's Spider-Man』シリーズ最新作だ。
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2023年9月12日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスにて、全世界のメディアやインフルエンサーを対象にしたプレビューイベントが開催。イベントでは、ゲームの先行プレイや開発者インタビューなどが行われた。
本記事では、ゲームの先行プレイのリポートをお届けする。なお、プレビューイベントで体験できたバージョンは、2023年5月25日の“PlayStation Showcase”で公開されたプレイ映像の少し前の場面から、同映像のつぎのストーリーミッションまでを自由に楽しむことができた。
ストーリーに関するネタバレは、記事後半の【ネタバレあり】という部分以外では、なるべく避けるようにしているが、何も知らない状態でプレイしたいという人は注意してほしい。
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ストーリー、移動、戦闘などあらゆる要素がパワーアップ
移動がさらに楽しく快適に
さらにハイテンポかつ戦略的になったバトル
アビリティ ガジェット
ステルスでは選択肢が増加
ミッションやシティ・アクティビティはより多彩に
クイーンズとブルックリンが追加され、マップのサイズは約2倍に
プレイスタイルに合わせた成長要素
最高のスパイダーマン体験
【ネタバレあり】大迫力のアクションから繊細な心情までを描くストーリー
【ネタバレあり】イベントで体験できた部分の動画を抜粋してお届け
ストーリー、移動、戦闘などあらゆる要素がパワーアップ
本イベントでインタビューさせていただいた、Insomniac GamesのシニアプログラミングディレクターDoug Sheahan氏によると、本作の開発テーマは“進化”や“レベルアップ”。数時間の先行プレイからもそれがひしひしと伝わってきた。
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2023年10月20日発売予定のプレイステーション5(PS5)用ソフト『Marvel's Spider-Man 2(マーベル スパイダーマン2)』。アメリカ・ロサンゼルスにて開催されたプレビューイベントで実施した、Insomniac GamesのシニアプログラミングディレクターDoug Sheahan氏のインタビューをお届けする。
『Marvel's Spider-Man』、『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』(以下、『Miles Morales』)でも「楽しい」という声が溢れていた移動ですらブラッシュアップされており、ゲーム中のあらゆる要素が進化している。ここからは各要素を順に紹介していこう。
ちなみに筆者は『Marvel's Spider-Man』(PS4版)、『Marvel's Spider-Man Remastered』(PS5版)、『Miles Morales』(PS5版)のすべてでトロフィーコンプリートしている。
移動がさらに楽しく快適に
『Marvel's Spider-Man』を語るうえで欠かせないのはやはり、ニューヨークの街並みをウェブ・スイングで高速に駆け抜ける爽快感だろう。これまでのシリーズでも高い評価を得ていたが、本作は新たな要素が追加されている。
そのひとつがウェブ・ウイング。こちらは空中にいるときに△ボタンを押すことでスーツを翼のように広げ、ウェブを使用することなく、空中を高速で移動できる。
とくに、セントラルパークや川の付近など、周囲に高層の建物がなく、ウェブ・スイングを行えない状況での移動手段として重宝しそう。
さらにウェブ・ウィング中は、街中に点在する風洞を通ると加速して高速移動できるほか、地面から空中に風が出ている場所を通ることで急上昇することも可能となっている。
風洞を通ると一気に加速。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
そしてもうひとつの移動に関する新要素が“スリングショット・ランチャー”。地上でL2+×ボタンをホールドしてチャージ後に離すと、前方に勢いよく飛び上がることができる。地上でしか発動できないので、移動の開始時に使うのがよさそう。
引っ張って……
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
勢いよく飛び出す。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
これらの新要素により、これまでとは異なる感覚でニューヨークの街並みを飛び回ることができるのも本作の魅力だと感じた。
さらにハイテンポかつ戦略的になったバトル
バトルにはパリィが追加。敵の攻撃に合わせてL1ボタンを押すと敵の攻撃を弾き返せるのだが、敵も新たにヘビーアタックを仕掛けてくるようになった。
ヘビーアタックはタイミングよく回避(○)ボタンを押しても避けることができず、パリィで対処するしかない。ヘビーアタックを行ってくる際は、スパイダー・センス(攻撃を受けそうなときにスパイダーマンの頭周辺に表示される目印)と同様の目印が敵の周辺に表示される。
目印は予兆段階に黄色で表示され、赤色に変わったタイミングでL1ボタンを押せば、パリィが成功するようになっている。
敵の周囲に表示されている黄色い円がヘビーアタックの目印。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
目印が黄色から赤色に変わったタイミングでL1ボタンを押すと……。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
パリィ成功。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
それでは、「通常攻撃とヘビーアタックのどちらもパリィで対処すればいいのでは?」と思うかもしれないが、そんな単純ではない。一部の敵はパリィではさばけない攻撃を仕掛けてくるため、スパイダー・センス、ヘビーアタックの予兆、パリィ不可能の攻撃の予兆をしっかりと見極める必要がある(プレイの時間が足りなくて確認できなかったのだが、そもそもおそらく銃などの遠距離攻撃もパリィできない可能性もある)。
アビリティ
また、バトルではアビリティという要素も追加された。こちらは『Miles Morales』より登場した、L1とボタン(□、□+×、△、×)を押して発動する“ヴェノム・パンチ”などと同じイメージ。L1とボタン(□、△、〇、×)を同時に押すことで、各ボタンにセットした特殊な攻撃をくり出せる。一度使用した技はリキャストが発生するが、時間経過などで再度発動可能だ。
左下の赤い丸で囲われた部分に表示されているのが、現在セットされているアビリティ。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
アビリティはスキルで取得でき、各ボタン用に複数用意されているようで、好きなものを選んでセット可能。ちなみにプレビューイベントのバージョンで解放されていたスキルは以下の通り。
ピーター
L1+□ボタン
スパイダー・バラージ(スパイダー・アームを激しくたたき込み、敵にダメージを与える)
シンビオート・パンチ(触手のパンチをくり出して敵をノックバックさせ、壁や床に張り付ける)
L1+△
スパイダー・ラッシュ(前方に突進し、経路にいる敵を巻き込んでダメージを与える)
シンビオート・ストライク(敵に向かって攻撃をくり出し、複数の敵をまとめて空中に打ち上げる)
L1+〇スパイダー・ショック(帯電したウェブを放ち敵を感電させ、怯ませる)
L1+×
スパイダー・ウィップラッシュ(敵を空中に打ち上げる。ブルートにも有効)
シンビオート・プル(複数の敵をつかみ自分のほうへ引き寄せる)
ピーターのアビリティはシンビオートの力やスパイダー・アームを使用する。
マイルズ
L1+□
ヴェノム・パンチ(生態電気を利用するすさまじいパンチを放ち、ターゲットとその背後にいる敵をヴェノム・スタン状態にする)
チェーン・ライトニング(電撃で敵を狙い撃ちし、さらにふたりの敵を電撃に巻き込む)
L1+△
ヴェノム・ダッシュ(敵に向かってダッシュし、ヴェノムパワーを爆発させ敵を投げ飛ばす)
サンダー・バースト(瞬時に離れた敵に近づき、着地と同時にエボルヴ・ヴェノムによる衝撃波で敵の集団をノックダウンさせる)
L1+〇ヴェノム・スマッシュ(ヴェノム・パワーをまとったパンチを地面にくり出し、周囲の敵をヴェノム・スタン状態にして吹き飛ばす)
L1+×:ヴェノム・ジャンプ(周囲の敵を空中に打ち上げ、ヴェノム・スタン状態にする)
マイルズは生体電気のヴェノム・パワーに加え、エボルヴ・ヴェノムの能力を使う。
ガジェット
バトルに関して個人的にうれしかったのが、ガジェットの使用方法。『Marvel's Spider-Man』と『Miles Morales』では、ガジェットを切り替える際、R1ボタン長押しでホイールメニューから使いたいガジェットを選択して、その都度切り替える必要があった。そのため、筆者は切り替えるのが正直面倒で、同じガジェットを使用する機会が多かった。
過去作でのガジェットの切り替え。
※画像は『Marvel's Spider-Man Remastered』をキャプチャーしたものです。
しかし、本作ではガジェットの発動がR1+ボタン(□、△、〇、×)に変更されている(R1を短く押すとウェブ・シューターを撃てる)。そのため、ゲームの流れを止める必要がなくなり、テンポよく複数のガジェットを使いわけられるようになった。
なお、プレビューイベントのバージョンでは、ガジェットが2種類しか解放されていなかったが、4つのボタンに割り振れるようになっていたため、少なくとも4種類は登場することが予想される。
プレビューイベントで使用できたガジェット
R1+△:アップショット(複数の敵を空中に打ち上げ、エア・コンボやプル・ダウンをヒットさせやすくする)
R1+□:ウェブ・キャッチャー(複数の敵を1ヵ所に引き寄せることで、敵に範囲攻撃をヒットさせやすくする)
右下の赤い丸で囲われた部分に表示されているのが、現在セットされているガジェットや残弾数。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
バトルのまとめとしては、アビリティによる複数人への同時攻撃や流れを止めずにガジェットを使い分けられるようになったことで、テンポや戦略性が格段にアップしているように感じた。
ただし、これまでの作品では、相手からの攻撃はスパイダー・センスだけに注意しておき、目印が表示されたら回避(○)ボタンを押すことで対処できたが、ヘビーアタックが追加されたことで要注意な情報が増え、難度も増した印象。
これまでの作品と同様に難易度は複数から選択可能にはなっているようだが、この部分に関しては好みがわかれるかもしれないというのが正直なところ。
ステルスでは選択肢が増加
“ステルス”要素についても、前作以上に選択肢が用意されている。とくに便利なのが、L2+△ボタンで狙った位置にウェブを発射して足場を作る“ウェブ・ライン”。「あと少し動いてくれればハング・フィニッシュ(いまいる足場などに敵を吊るし上げる技)できるのに!」という状況などで大活躍。
L2ボタンで狙いを定めて、△ボタンで“ウェブ・ライン”を発射すると……。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
新たな足場が完成。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
また、スキルを取得することで、ハング・フィニッシュをふたり同時に行うことができるようになるのもうれしいポイント。
これまではふたりが固まっている場合、ひとりを別の場所に誘導する必要があったが……。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
本作ではスキルを取得すると、ふたり同時にハング・フィニッシュが可能に。
※画像は“Marvel's Spider-Man 2 - Gameplay Reveal”をキャプチャーしたものです。
ミッションやシティ・アクティビティはより多彩に
ストーリーミッションは、バトルがメインのものだったり、街中を飛び回るドローンを追いかけたり、ちょっとした謎解きがあったり、さまざまなバリエーションが用意されている。スパイダーボットを使用して潜入する、これまでのシリーズにも登場した場面でも、ウェブを使って敵の注意をそらしたり、一定時間飛行が可能になっていたり、新たな要素も追加されており、新鮮な気持ちで楽しむことができた。
また、今回のイベントでは時間の都合でじっくりとはプレイできなかったのだが、これまでのシリーズと同じく、カメラで指定された建築物などの写真を撮影したり、スパイダーボットを探したり、シティ・アクティビティも多数用意されているようだ。
筆者が体験した中で印象的だったもののひとつがランダムで発生する犯罪。これまでのように悪党を懲らしめるだけでなく、ケガ人を担いで近くの救急車まで運ぶようなシチュエーションを確認できた。個人的にはスパイダーマンはとくに“人を助けるヒーロー”というイメージが強いので、この追加は好印象だった。
スパイダーマンのマスクには新しいAR機能が搭載されており、アクティビティの位置などを確認できる。
※画像は“『Marvel's Spider-Man 2』 - 広がるマーベルのニューヨーク”をキャプチャーしたものです。
『Miles Morales』で追加された“隣人アプリ”もアップグレードされて再登場。
※画像は“『Marvel's Spider-Man 2』 - 広がるマーベルのニューヨーク”をキャプチャーしたものです。
クイーンズとブルックリンが追加され、マップのサイズは約2倍に
本作には新しいエリアとして、クイーンズとブルックリンが追加され、マップのサイズは過去作と比べて約2倍にも広がっている。こちらも時間が足りずじっくりと見て回る余裕がなかったのだが、少し見ただけでもやはり新エリアは新鮮。
本作のクリエイティブディレクターのブライアン・インティハー氏のプレゼンによると、ピーターが通っていたミッドタウン高校やマイルズの現在の学びの場であるブルックリン・ヴィジョンズ・アカデミーなども登場するとのことで、ファンにはたまらない。
右が新たに追加されたエリア。
※画像は“『Marvel's Spider-Man 2』 - 広がるマーベルのニューヨーク”をキャプチャーしたものです。
プレイスタイルに合わせた成長要素
レベルアップ時に手に入るポイントを使ってさまざま能力を解放できるスキル。本作では、ピーター、マイルズ、共通の3つに分かれており、ピーターとマイルズはアビリティや各キャラクターの能力(シンビオートやヴェノム・パワー)、共通は移動やコンボ、フィニッシュムーブに関するものというように割り振られている。
また、過去作でのスーツ改造やバイザー改造はスーツテックと呼ばれる要素に変更。こちらはアクティビティなどのクリアーで獲得可能なトークン類で解放でき、体力、ダメージ、フォーカス、トラベルに関する能力を成長させられる。
スーツテックの画面。
※画像は“『Marvel's Spider-Man 2』 - 広がるマーベルのニューヨーク”をキャプチャーしたものです。
各能力は、解放するだけで効果を発揮するものと、解放したあとに装備することで発動するものの2種類が存在する。なお、スーツMODグループと呼ばれるものを取得すると、グループ内の両方のMODを使えるようになるとのこと。ちなみに各カテゴリで獲得できる能力は以下の通り。
※各カテゴリ内の能力は上から順番に解放していく。
体力
体力の最大値増加
体力の最大値増加
パーフェクト・ドッジ実行時にわずかに体力を回復 or パリィ成功時にわずかに体力を回復
※どちらかを選択して装備
体力の最大値増加
体力の最大値増加
コンボ10ヒットごとにわずかに体力を回復 or ウェブ・シューター命中時に体力を少量回復
※どちらかを選択して装備
最大値増加
最大値増加
ダメージ
基礎ダメージ増加
基礎ダメージ増加
空中で与えるダメージ増加 or パリィ成功時にアビリティを少量リチャージ
※どちらかを選択して装備
基礎ダメージ増加
基礎ダメージ増加
コンボ10ヒットごとにアビリティを少量リチャージ or 空中攻撃を連続でくり出すことで、最大50%までダメージ増加。着地時にリセット
※どちらかを選択して装備
基礎ダメージ増加
基礎ダメージ増加
フォーカス
ウェブを巻いた敵を攻撃すること得るフォーカス増加
フォーカスゲージ追加。より頻繁に体力回復ができる。フォーカスゲージ2個でブルート系の敵にフィニッシュ・ムーブをくり出せる。
アビリティ使用で得るフォーカスを10%増加 or スキャン(R3)した敵がマーキングされる
※どちらかを選択して装備
ステルス・フィニッシュで得るフォーカス増加
フォーカスゲージさらに追加。体力回復やフィニッシュ・ムーブしよう回数増加
体力が少ない際、攻撃を受ける直前に時間が遅くなり回避のチャンスを得られる。バトル中に一度のみ効果発動 or ステルス中にスキャン(R3)すると、現在のターゲットがどの敵に見られているかを特定できる。
※どちらかを選択して装備
フォーカス使用時の回復量増加
空中攻撃で得るフォーカス量の増加
トラベル
ウェブ・ウィングのグライド可能時間増加
ポイント・ジャンプの威力をブーストする。出っ張りにジップ(L2+R2)して着地のタイミングで×ボタンを押すと飛行距離増加
ポイント・ジャンプの威力を最大にブースト or スリングショット・ランチャーとチャージ・ジャンプのジャンプ高度を向上
※どちらかを選択して装備
スイングのスピード増加
ウェブ・ウィングでの方向転換スピード増加
ミニマップ上に隠された装備の箱を表示 or スパイダー・ジャンプでのジャンプ高度の向上とスパイダー・ダッシュのダッシュ距離を向上
※どちらかを選択して装備
ダイブ中にウェブ・ウィングを展開するとスピードを劇的にブースト
スイングのスピードを最大まで増加
というように、さまざまなものが用意されているので、自分にプレイスタイルにあわせて解放していくのがいいだろう。また、あえて解放しない縛りプレイを楽しむといった遊びかたもありかも?
成長要素ではないが、本作には65着のスーツが登場。スーツ・スタイルの着こなしは200通り以上にもなるようだ。
※画像は“『Marvel's Spider-Man 2』 - 広がるマーベルのニューヨーク”をキャプチャーしたものです。
最高のスパイダーマン体験
ここまで、先行プレイで感じたストーリー以外の魅力を紹介してきた。本作は過去作で気になっていたような点だけではなく、好評だった部分でさえも見直しが行われ、最高のスパイダーマン体験ができる作品に仕上がっていると思う。
プレビューイベントではプレイできる場面が限られていたり、時間が足りなかったりで、体験できなかった要素も多いが、そういったところを含めてどんな作品になっているのか、いちファンとして楽しみにしたい。
【ネタバレあり】大迫力のアクションから繊細な心情までを描くストーリー
記事の冒頭でも触れた通り、ストーリーについては物語の途中からのプレイとなっていたので、筆者もピーターがどのようにしてシンビオート化したのかなど、不明な点が多い。
ただ、ブライアン・インティハー氏によると、本作は『Miles Morales』から9ヵ月後が舞台となっており、ピーターとマイルズのふたりはチームを組んでスパイダーマンとしての活動を行っているということで順風満帆なのかと思いきや、ピーターはメイが亡くなった生活にまだ慣れていなかったり、マイルズも高校卒業後の進路に悩んでいたり、そうではないそう。
その様子は今回プレイしたパートでも感じることができた。『Marvel's Spider-Man』はもちろんのこと、ゲーム以外の『Spider-Man』作品でも、“挫折や葛藤、そしてその後の成長”が魅力のひとつだと思っているので、本作ではどのように描かれるのか気になるところ。
【ネタバレあり】イベントで体験できた部分の動画を抜粋してお届け
イベントで体験できた部分の動画を抜粋してお届け。本作の“進化”が感じられる内容になっているので、ぜひチェックしてほしい。
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最後にプレビューイベントの会場の写真を紹介。
会場の受付はオズコープ社をイメージ。
受付の右上にスパイダーボットが隠れて(?)いた。
コナーズ博士の研究室をイメージした部屋も。
クレイブンの部屋も再現されていた。
会場には、PlayStation5 “Marvel's Spider-Man 2” Limited Editionとコレクターズエディションに同梱されるフィギュアも展示。
...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202309/16317109.html