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【ARCREVO Japan 2023】優勝は飛鳥使い・御傍選手! 世界に向けた“ソリティア”の軌跡とベストバウトを振り返る【TGS2023】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 2023年9月24日、東京ゲームショウ2023の4日目に開催された『GUILTY GEAR -STRIVE-』(『ギルティギア ストライヴ』)の公式大会・ARCREVO Japan 2023決勝戦の模様をリポートする。

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 記事では4時間にわたる激戦から、とくに会場を沸かせたベストバウトを厳選してお届け。言うまでもないことだが、今回紹介しきれなかった選手の試合もすさまじい激戦だったので、興味のある人はフルバージョンを配信アーカイブで視聴してみよう。

【ARCREVO Japan 2023】DAY2 - TOP8【AWT2023】

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目次閉じる開く

優勝賞金100万円は誰の手に? 新シーズン初の公式大会
予選大会の様子

ARKREVOといえば! まずは選手入場写真集をお届け
スティーブン選手 LOX選手 コンソメ選手 もっちー選手 たつま選手 御傍選手 二代目幻影人選手 ちゅらら選手

王者VS破壊神。会場を沸かせる“ポチョムキンバスター”の恐怖
“ソリティアをしに来た男”と2回変身をのこした男。御傍選手VSちゅらら選手
前年度覇者か、EVO Japanの奇跡再びか。最終戦・御傍選手 VS もっちー選手
表彰式&インタビューをお届け
表彰式 インタビュー

優勝賞金100万円は誰の手に? 新シーズン初の公式大会
 ARCREVO Japan 2023は賞金総額100万、4位以上の選手には日本eスポーツ連合(JeSU)のプロライセンスが付与される公式大会だ。
 予選大会は、東京・港区東京タワーの足もとに昨年オープンしたばかりのゲーミングスペース・RED° TOKYO TOWER(レッドトーキョータワー)にて行われた。
予選大会の様子

 本稿でお届けするのは、TOP8から優勝を決める決勝大会の模様。
 会場は千葉県・幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2023のアークシステムワークスブース。会場にはたくさんの観客が押し寄せていた。

 新シーズンが始まってから初めての公式大会。優勝の栄光までに描かれた激戦の数々を、さっそく見ていこう。

当日の実況解説をしてくれた水上侑さん、神園さん、長友愛莉さん。(画像左から)

ARKREVOといえば! まずは選手入場写真集をお届け
 試合開始の前に、まずは各選手が入場。もっちー選手や御傍選手、ちゅらら選手などそうそうたるメンツがTGSに集った。ARKREVOといえば入場シーン、ということでまずは選手たちの入場写真集をお届けしていく。
スティーブン選手

LOX選手

コンソメ選手

もっちー選手

たつま選手

御傍選手

二代目幻影人選手

ちゅらら選手

王者VS破壊神。会場を沸かせる“ポチョムキンバスター”の恐怖
 まず紹介するのは、ウィナーズ側第2試合、コンソメ選手VS前年度覇者のもっちー選手の試合。キャラクターはポチョムキンVSソルとなっており、こういった大きな大会の壇上では珍しくポチョムキンの試合が見られる貴重な機会となった。
 オーソドックスなハイスタンダートキャラのソルに対して、一撃でなにもかもひっくり返すポチョムキン……という構図、一瞬たりとも目が離せない試合展開が会場を盛り上げていた。

 最初の注目ポイントは開幕直後の1試合目・1ラウンド。もっちー選手が基礎力の高さで、ほぼノーダメージでコンソメ選手を1割まで追い込む。

 ところが、画面端で“後ろ投げ”が通り形勢逆転。ガルダインパクト重ねから、コマンド投げを読んだもっちー選手に対空投げのヘブンリーポチョムキンバスターが一閃。観客全員から悲鳴が上がり、見ていた筆者も全身にゾワっと鳥肌が立つ一瞬だった。

 その後、追加でポチョムキンバスターが入り、もっちー選手に追いつくコンソメ選手。ダストアタック→ロマンキャンセルから恐らく通常投げに行ったところを、もっちー選手が立ちK暴れで切り返して勝利した。まさにこの組み合わせを象徴するかのような、刺激的なラウンドと言える。

 最後は2-1で優勢に立ったもっちー選手が、バースト読み、投げ誘いと太い選択肢を通して勢いそのままに勝利した。

 惜しくも敗れてしまったコンソメ選手だったが、試合の道中でみせた前歩きガードの精度が尋常ではないので、そのあたりにも注目してみるとおもしろいと思う。
“ソリティアをしに来た男”と2回変身をのこした男。御傍選手VSちゅらら選手
 続いて紹介するのは、カイ使いとして有名なちゅらら選手 VS “EVO Japan 2023”の覇者・御傍選手。
 爽やかなオーラを身にまとったちゅらら選手はファンも多く、会場には応援用うちわを携えた女性ファンの姿が多く見受けられた。

 さて、ちゅらら選手といえばカイ、最近ではシンを得意とする選手だがまさかのブリジットを選択するという予想外の展開から試合がスタート。

 対する御傍選手が操るキャラクターは飛鳥。30種近くの魔法をあやつりながら戦うキャラクターで、テンションゲージの上にあるカードがそれぞれP、K、S、HSのボタンに割り振られる。
 御傍選手の動きをキチンと解説したいところなのだが……申し訳ないが筆者も見ていて何をしているのかわからなかった。あまりにも高速でソリティアを組み立てる御傍選手の連携が、この試合のひとつの見どころとなっている。

 ちゅらら選手のまさかのキャラクターセレクトに会場も騒然となりつつ、嵐の到来を感じさせる試合が幕を開けた。
 ところが、ふたを開けてみれば御傍選手が“圧倒的ソリティア力”でちゅらら選手のブリジットを圧倒。ほぼ一度も触れさせることなく完封してしまった。

 ぱっと見、飛鳥は弾を撃ちまくって相手をいっさい寄せ付けない最強キャラクターに見える試合展開だったが、飛鳥は「すべての格闘ゲームの中でいちばん難しいキャラクター」との声もある男。

各ボタンに割り振られた魔法を把握しながら
魔法の発動に必要なマナゲージを管理しつつ
場に出ている魔法効果を活かしながら
状況に応じた連携・コンボを決めていく

 という、とんでもない脳内処理を高速で求められるキャラクターだ。しかも、マナが切れてしまうと防御力が最低クラスになるというピーキーな性能。一度でも飛鳥を動かしてみれば、御傍選手がいかにとんでもないことをしているか、おわかりいただけるだろう。

 ブリジットを破られたちゅらら選手はシンにキャラクターを変更。ラッシュ力をいかしてマナ切れまで追い込むも、ブックマーク(フルオーダー)で画面を確認し、ちゅらら選手のジャンプを空中投げで切り返し逆転する展開などを見せ、御傍選手がシンも退ける。

 そして、ついに引きずり出した最終形態・カイに挑む御傍選手。スタンディッパーでの弾抜けを狙ったちゅらら選手だったが、御傍選手がワープで全て避けるという超好プレーをみせカイを倒し切る。“3人のちゅらら”をすべて倒し切り、優勝への駒をひとつ進めるのであった。

前年度覇者か、EVO Japanの奇跡再びか。最終戦・御傍選手 VS もっちー選手
 ベストバウトのトリを飾るのは、なんといってもこの試合。グランドファイナル・もっちー選手 VS 御傍選手である。結果的にこれまで紹介したふたりの試合となったが、それほどこの日の2名は仕上がっていた印象を受けた。
 ルーザーズ側が御傍選手ということで、御傍選手は6試合勝利、もっちー選手は3試合勝利が優勝条件となる。

 後に御傍選手も語っていたが、
 主人公ソル VS ラスボス飛鳥
 という“できすぎ”な構図もあり、会場のボルテージはマックスに。ルーザーズから勝ち上がったEVO Japan同様、御傍選手がノリノリの状態で試合がスタートした。

 基本的には、ソル側が飛び道具を抜けるナイトレイドヴォルテックスをどれだけ通せるか、にすべてがかかっている試合。御傍選手はヴォルテックスを警戒しながらソリティアをしていく必要があった。

 御傍選手の飛び道具だけに頼らない、通常投げ・空中投げの使いかたがうまく、展開は御傍選手優勢に。しかし、じょじょに通りだすヴォルテックスでフルラウンドフルラウンドまでもつれたファイナル。最後は、飛び道具をもっちー選手が空中ガードする刹那、足もとを御傍選手が潜りガード方向を逆にすることでリセットをかけた。

 飛鳥の試合ということもあり、目が追い付かないほどの高速展開が続くなか、ワープからの表裏択をじょじょに通し始めて試合を作る御傍選手。マナ切れの状況での判断、フルオーダーを使った状況確認が本当に巧みで、同じくテクニカルキャラクターのザトーを使っていた経験も活きていそうな印象。
 フィニッシュブローはバースト読みからの覚醒必殺技“サブミクロン粒子高圧縮球”で、御傍選手がEVO Japanの奇跡を再現してみせた。

表彰式&インタビューをお届け
 最後に、表彰式の写真と御傍選手のインタビューをお届けしていこう。
表彰式

インタビュー

ARCREVO Japan 2023 優勝の「御傍」( @smerinthinae )選手にコメントをいただきました。

世界大会での活躍も期待しています!

#GGST #ARCREVO #アークレボ #ARCTGS2023 #AWT2023 https://t.co/N6SdUjWRfD 格ゲーチャンネル@りーさるぷらん (@lethalplan)
2023-09-24 21:18:07

 今回、ベストバウトという形で印象的だった試合を抜粋してお届けしたが、何度も言うように全試合見どころばかりの名勝負続きで、最初から最後まで目が離せなかった。
 御傍選手はこれからアメリカでおこなわれる本戦に日本代表として出場予定。つぎは世界を相手に“ソリティア”を決めてくれることだろう。最後の試合、震える手で再戦ボタンを押す姿が非常に印象的で、この大会への想いを強く感じる“名試合製造機”であった。
 もし、この記事を読んで気になった人は試合のアーカイブを視聴することを強くお勧めする。

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...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202309/25318309.html

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