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PS5版『崩壊:スターレイル』配信開始。ゲームシステムを徹底解説。ストーリー、戦闘、育成、コンテンツ、遊べる要素が豊富でライトユーザーも、ヘビーユーザーも納得のクオリティ!【3媒体合同レビュー】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 HoYoverseが提供するPC、スマートフォン向けスペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』(以下、『スターレイル』)のプレイステーション5版が2023年10月11日(水)から配信された。

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 個性豊かな仲間たちとともに、広大な銀河を冒険するターン制のコマンドバトルRPG。多彩なキャラクターが織りなす壮大なストーリー、遊び心満載のフィールド探索、戦略性の高いターン制バトルシステムなど、細部まで作り込まれたゲーム性が世界中の人々を魅了し続けている。
 10月11日(水)の配信に併せてプレイステーション5版に触れることができたので、本作の肝とも言える各ゲームシステムの魅力を中心にレビューをお届け! 
 なお、本記事は電撃オンラインとファミ通Appとの合同企画。電撃オンラインでは“ストーリーやキャラクター紹介、ファミ通Appでは“スマホユーザー向けのプレイレビュー”を公開している。本作のことをもっと知りたいという方はぜひ下記の記事も参考にしてほしい。

ファミ通App “スマホやPCで登場した『崩壊:スターレイル』がついにPS5で配信!”

電撃オンライン “『崩壊:スターレイル』をPS5から遊びたい人へ。開拓の旅で訪れる世界とそこで出会えるキャラクターを紹介【3媒体合同レビュー】”

PS5版『崩壊:スターレイル』公式サイト
物語、演出、掛け合い、さまざまな魅力が詰まったクエスト
 本作にはおもに開拓クエスト、冒険クエスト、同行クエストという3つのクエストが用意されている。
 開拓クエストはいわゆるメインストーリーのことで、壮大なストーリーや演出が大きな魅力。進めることで、新たなコンテンツや冒険の舞台となる惑星が開放されるため、ゲームを始めたらまずは開拓クエストを進めるといい。各惑星の開拓クエストの最後に対峙するボスや、要所で挿入されるハイクオリティなムービーも必見だ。

 冒険クエストは各惑星に住む人々の悩みや問題を解決していく、いわゆるサブクエスト。クエストの数が豊富で、開拓クエストとは違ったドラマが展開されていく。中にはストーリーが作り込まれているものもあり、ちょっとしたクエストでもユーザーに楽しんでもらいたいという開発陣のこだわりが感じられる。

 同行クエストはキャラクターたちに焦点を当てた物語。キャラクターたちの魅力を深掘りしたり、意外な一面を見られたりするのが大きな見どころ。今回のプレイではカフカというキャラクターが登場する同行クエスト“見知らぬ女性からの手紙”をプレイしたが、彼女の魅力が丁寧に描かれており、かなり魅入ってしまった。

隅々まで調べたくなる探索要素盛りだくさんのフィールド
 本作のフィールドは複数のエリアで構成されている。移動できる範囲が限られている分、宝箱、謎解きギミック、精鋭エネミー(強敵)、フィールドコンテンツ、レア敵“次元プーマン”など、探索要素がとにかく豊富。一度のプレイでは各要素を回収し切れないことも多く、ガッツリ遊びたいユーザーにとってはかなりうれしい作りになっている。ここでは探索要素の中でもとりわけおもしろかったものをいくつか紹介していく。

謎解きギミック
 個人的に探索の中でいちばんおもしろいと感じた要素。各惑星の特色を色濃く反映した謎解きに挑戦でき、解くことで報酬がもらえたり、探索できるエリアが広がったりする。謎解きギミックのバリエーションは数種類があるが、いずれも謎解きのルールそのものはシンプルなので、多少難しくても「がんばって解いてみよう!」と思えるバランスに調整されていたのが、印象的だった。

強敵
 本作はフィールド上にいる敵に攻撃したり、攻撃されたりすると戦闘が発生するシンボルエンカウントシステムを採用している。敵の視界に入ると、執拗にこちらを狙ってくるが、全力で逃げれば戦闘を回避することも。また、強敵と呼ばれる敵は周囲のザコ敵とは比べものにならないほど強いが、倒すことができれば彼らが守っていた豪華そうな宝箱の中身をひとり占めできる。

フィールドコンテンツ
 開拓力を消費して挑むフィールドコンテンツのバリエーションも豊富。いずれもキャラクターの育成に役立つアイテムが入手可能。なお、開拓力とは本作におけるスタミナのことで時間経過や、特殊アイテム“星玉”を使って回復できる。
おもなフィールドコンテンツ

疑似花萼:出現する敵をすべて倒すとキャラクター経験値アイテムや信用ポイント、軌跡素材がもらえる
侵蝕トンネル:出現する敵をすべて倒すとキャラクターに装備させる遺物がもらえる
凝結虚影:出現する敵をすべて倒すとキャラクター昇格素材がもらえる
歴戦余韻:ストーリーで戦ったボスと戦える。勝利すれば軌跡レベルアップ用の高級素材などがもらえる

 といった感じでフィールドには数多くの要素が盛り込まれている。そのため、さまざまなフィールドを頻繁に移動することとなるのだが、本作にはテレポート(ファストトラベル)があるため、一度訪れたフィールドへの移動はボタンひとつで行える。

テレポートを行うための装置を “界域アンカー”では、パーティメンバーの体力を回復することもできる。フィールドに点在する休憩ポイントと思ってもらえればいい。テレポートはメニュー画面にあるナビゲーション(マップ機能)からも可能だ。

編成や戦略がモノを言うターン制バトル
 本作はターン制のコマンドバトル。選択したコマンドによって戦いの展開が大きく変わるため、 パーティ編成や戦略が攻略のカギを握っている。 ここではバトルの基本となる、秘技、行動順、戦闘スキル、必殺技、属性という5つのバトルシステムを紹介。
 ひとつ目は秘技。フィールドで秘技ポイントを消費して発動する特殊スキルのことだ。戦闘開始前に使用することで戦闘時、敵に追加ダメージやデバフ効果を与えたり、 自身やパーティメンバーにバフを付与したりできる。秘技ポイントはフィールド上に点在する紫色のオブジェクトの破壊や特定の消耗品を使用すると回復可能だ。

 ふたつ目は行動値。本作ではキャラクターの“速度”のステータスによって敵味方の行動順が決まる仕組み。 行動順は画面の左上に表示され、 ここを参考にしながら次の行動を決めることができる。ちなみにキャラクターの速度および行動順を早める戦闘スキルや必殺技もある。

 3つ目は戦闘スキル。キャラクターが通常攻撃を行うとスキルポイント(以下、SP)が1ポイント回復し、そのポイントを消費して戦闘スキルを発動できる。強力なダメージを与えたり、味方の体力を回復したり、味方にバフを付与したりと、キャラクターによって性能が異なる。このSPの分配・管理が本作の戦闘の肝とも言える。なお、SPは戦闘開始時に3ポイントあり、最大で5ポイントまで回復可能。使用するタイミングを見極めることも重要だが、溢れてしまっては元も子もないので、小まめに使っていきたい。

 4つ目は必殺技。キャラクターが攻撃したり、 敵の攻撃を受けたりすると“EP”と呼ばれるキャラクター固有のゲージが上昇していく。 これが満タンになると必殺技の発動が可能に。戦闘スキル同様、キャラクターごとに多彩な効果を秘めているが、性能は戦闘スキルよりもさらに強力なものが多い。うまくいけば必殺技ひとつで戦況を好転させられることも。さらに必殺技は任意のタイミングで発動できるため、別のキャラクターの行動時に割り込んでくり出すなんてこともできちゃう。あえて温存するのか、溜まったら即撃ちするのか、状況に応じて使い分けられる。

必殺技のド派手な演出にも注目だ。

 5つ目は属性。本作には物理、氷、風、炎、雷、量子、虚数という7つの属性がある。また敵には弱点属性が複数設定されている。弱点属性で攻撃すると相手の靱性ゲージ(HP下の白いゲージ)を削ることができ、このゲージがゼロになると敵がダウンし、その敵への与ダメージ上昇や行動遅延といった効果が発動する。フィールド上や各バトルコンテンツでは、敵の弱点属性があらかじめ確認できるようになっているため、それを参考にしながらパーティを編成することも。
属性ごとの弱点撃破時の特殊効果

物理:敵を裂創状態にする。裂創状態の敵は物理継続ダメージを受ける
氷:敵を凍結状態にする。凍結状態の敵は一時的に行動できなくなり、氷属性の付加ダメージを受ける
風:敵を風化状態にする。風化状態の敵は風属性の持続ダメージを受ける
炎:敵を燃焼状態にする。燃焼状態の敵は炎属性の継続ダメージを受ける
雷:敵を感電状態にする。感電状態の敵は雷属性の持続ダメージを受ける
量子:敵をもつれ状態にする。もつれ状態の敵は行動順が遅延。さらに次のターンが回ってきたときに量子付加ダメージを受ける。そのあいだに攻撃を受けた場合、その付加ダメージが上昇する
虚数:敵を束縛状態にする。束縛状態の敵は行動順が遅延されると同時に、速度が低下する

 これらのシステムを組み合わせて敵との駆け引きを楽しむのが、本作のバトル。プレイヤーがあれこれ試行錯誤するほど、戦略性が高まり、バトルがドンドンおもしろくなっていく。また本作にはオートバトル機能もあるため、RPGのバトルが苦手な人も取っつきやすくなっている。

強くなっていくキャラクターを見るのが楽しい育成システム
 キャラクターの育成はバトルの勝敗を左右する重要な要素。ここではそんな各育成システムの特徴を見ていこう。
 まずは運命。厳密に言うと、運命は育成システムではないのだが、育成に大きく関係する要素のため、ここで触れておきたいと思う。この要素はキャラクターごとに割り当てられている役割(ロール)のこと。運命の内容は以下のとおり。
運命の種類

壊滅:高い攻撃力と生存能力を持ち、さまざまな戦闘環境に適応できる
巡狩:高い単体攻撃能力を持ち、精鋭を倒す主力アタッカーとなる
知恵:高い全体能力を持ち、複数体の敵を一網打尽にできる
調和:味方にバフを付与でき、パーティの戦闘力を高める
虚無:敵にデバフを付与でき、敵の戦闘力をダウンさせ、優位に立つことができる
存護:高い保護能力を持ち、さまざまな方法で仲間を守る
豊穣:味方を治療することができ、パーティに回復を提供できる

 壊滅、巡狩、知恵が攻撃役のアタッカー、調和、虚無が強化・弱体化役のバッファー・デバッファー、存護が盾役のタンク、豊穣が回復役のヒーラーと覚えておけばいい。戦闘スキルや必殺技の効果はそのキャラクターの運命に沿ったものになっている。パーティを編成する場合は、攻撃役、回復役、支援役または盾役をバランスよく編成することが重要だ。

 ふたつ目はレベル。疑似花萼などで獲得できるキャラクター経験値素材を使ってキャラクターのレベルを上げることができ、ステータスも上昇していく。最高レベルは80で、計6回昇格(上限の開放)が必要となる。昇格には凝結虚影の敵がドロップするキャラクター昇格素材が必要だ。

 3つ目は光円錐。イラストが描かれた装備アイテムで、ほかのゲームで言うところの武器に相当する。光円錐には運命が設定されており、装備者の運命と一致すると特殊効果が発動し、キャラクターの能力をさらに伸ばせる。さらに光円錐にはレベルと“重畳”の強化要素もある。レベルはキャラクター同様、アイテムを使ってレベルアップおよび昇格を行う要素。重畳は同じ光円錐を重ねて(合成)特殊効果の性能を高めるというもの。

光円錐にはイラストにまつわるフレーバーテキストが記されている。キャラクターの設定を深掘りする内容が多く、設定や考察が大好きな人にはたまらない要素と言える。

 4つ目は軌跡。戦闘スキルや必殺技、天賦(パッシブ)など、キャラクターの能力を強化するスキルツリー型の育成要素。強化には疑似花萼で獲得できる軌跡素材や、歴戦余韻またはイベントでもらえる高級軌跡素材が必要。

 5つ目は遺物と次元界オーナメント。キャラクターに装備させる装備アイテムだ。遺物は頭部、手部、胴体、脚部の4部位に装備でき、同じ種類のものをふたつまたは4つ装備することでセット効果が発動。次元界オーナメントは次元界オーブと連結縄と呼ばれる枠がひとつずつあり、同じ種類のものをふたつ装備すれば2セット効果が発動する。各装備に付与されているステータスはランダム性が高く、目当てのものを引き当てるために何度も周回するというやり込み要素も。

 6つ目は星魂。取得済みのキャラクターを得た際に得られる特殊アイテムを使い、そのキャラクターの力をさらに引き出す強化要素。スマートフォン向けのゲームでよくある凸要素のことだ。

 このとおり、ひと口に育成といってもさまざまなシステムが用意されている。キャラクターをしっかり育成すると、敵に与えるダメージが大幅に上昇し、成長を強く感じられるのもうれしい点だ。そして、そのダメージ値を見てニヤニヤするのも育成の醍醐味とも言える。
多種多彩なコンテンツで本作を目一杯楽しもう
 本作にはほかにもさまざまなコンテンツが用意されている。数が多すぎるため、いくつかピックアップして紹介。
旅記録
 現在開催されている各種イベントをまとめて確認できる項目。新キャラクターのお試しやフィールドコンテンツの報酬が増加するお得イベント、特別なストーリーが収録された大型の期間限定イベントなどが定期的に開催されている。また大型の期間限定イベントは開催期間終了後、“常時略伝”として常設化し、いつでも遊べるようになるのも特徴のひとつ。ただし開催期間中に設定されていた時間限定報酬は受け取れなくなる点には注意したい。

“冬城博物珍奇簿”では博物館経営シミュレーション、“金人旧巷、市店の喧騒”では一風変わったパズルゲームが楽しめる。いずれも常時略伝のイベントなのでプレイステーション5版でもプレイ可能だ。

メッセージ
 LINEのようなコミュニケーションアプリを使って、さまざまなキャラクターと交流を楽しむ機能。ふつうの会話だけではなく、スマホの扱いになれず誤爆したり、クールなキャラクターがかわいいスタンプで反応したりなど、バラエティに富んだやり取りも見どころのひとつ。さらにメッセージのやり取りでは、ときどき返事を選ぶことができる。 どの選択肢を選んでもやり取りは続くため、 その場の気分で選んでオーケーだ。 特定のやり取りを終えると同行クエストが発生することも。

アーカイブ・本棚
 アーカイブはキャラクターや固有名詞、派閥など、本作におけるさまざまな情報・用語を閲覧できる機能で、本作の壮大な物語や設定をより詳しく知るのに役立つ。本棚はフィールドで拾ったメモや書物を読み返せる機能。これらのアイテムの中には本作の設定を深掘りするような、設定好きにはたまらない内容が書いてあることも。アーカイブとセットで利用すると、本作への理解度が深まるだろう。

アチーブメント
 ゲーム内におけるさまざまな目標の達成を目指すやり込み要素。 目標を達成すると星玉を獲得できる。 目標は簡単なものから難しいものまで幅広くあるため、自分のペースで進めるといい。

模擬宇宙
 ランダムに出現するエリアを踏破しながら、 最終階層にいるボスの討伐を目指すやり込み要素。敵を倒すと“祝福”と呼ばれるバフが選べ、 その都度パーティメンバーを強化でき、通常のフィールドとはひと味も、ふた味も違った戦闘を堪能できる。クリアーすると次元界オーナメントや模擬宇宙ポイントがもらえる。もっと強い敵と戦いたい人は、模擬宇宙に新要素をプラスし、さらに難度を高めた“模擬宇宙:宇宙の蝗害”に挑んでみよう。

忘却の庭
 指定されたラウンド内でのボス撃破を目指すやり込み要素。ステージは“記憶”と“混沌の記憶”の2種類で、記憶のひとつである永屹の城の秘密をすべてクリアーすると混沌の記憶が解放される仕組みだ。
 各ステージには挑戦目標が設定されており、目標の達成数に応じた報酬がもらえる。 また混沌の記憶のステージ内容と報酬は2週間ほどで更新されるため、定期的に挑戦可能。 なお、ステージによってはふたつのパーティが必要になるため、最低でも8人のキャラクターを育成しておかなければならない。

幅広い層のプレイヤーが楽しめる、こだわり抜かれたゲーム性をぜひプレイステーション5で!
 クエスト攻略、フィールド探索、キャラクターの育成、各種コンテンツと、遊べる要素がとにかく多い本作。やれることは多いが、何を楽しむかはプレイヤーの自由だ。サクっと遊びたい人は開拓クエストでストーリーを楽しみながらまったりと遊んでもいい。逆にガッツリ遊びたい人は遺物や次元界オーナメントの厳選作業で強さを追求したり、模擬宇宙や忘却の庭を攻略したりしてもいい。本作はそんな幅広い層のプレイヤーが満足できるこだわり抜かれた一作と言える。

 高画質かつ滑らかな映像もプレイステーション5版ならではの魅力。最初はターン制コマンドバトルにそこまでの画質とFPSは必要なのかと疑問に思っていたが、プレイしたらそんな疑問は消え去っていた。とくに開拓クエストのイベントムービーや必殺技の演出に磨きがかかっており、大画面テレビでプレイしていたことも相まってちょっとした映画館気分で楽しめた。ホントに度胆を抜かれるクオリティで、ただただ感動するばかりだった。

 お手軽さとやり込み要素を兼ね備えたゲーム性と、ハイクオリティな映像美をとことん楽しめる『崩壊:スターレイル』プレイステーション5版。基本プレイ無料の本作をプレイして、どこまでも続く壮大な銀河冒険譚を堪能してみてはいかがだろうか。

PS5版『崩壊:スターレイル』公式サイト

...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202310/12318278.html

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