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『CoD:MW3』OBT版レビュー。3対3対3で争う新モード“カットスロート”はサーチ&デストロイのような緊張感の中にある楽しさが光る | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 11月10日(金)に発売される『Call of Duty』シリーズ最新作『Call of Duty: Modern WarfareIII』(以下『CoD: MW3』)のオープンβテストが10月14日(土)~17日(火)に行われました。

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 『CoD:MW3』は、アクティビジョンのミリタリーFPSシリーズ『Call of Duty』(以下、『CoD』)の最新作 。本作はキャンペーンモード(ソロ)、マルチプレイヤーモード(対人戦)、ゾンビモード(PvE)など、さまざまなプレイスタイルで楽しむことができます。
 オープンβテストでは、マルチプレイヤーモードをプレイできたので、撃ち合いの変化、新モードの"カットスロート”、戦闘以外の部分の変化という3点からプレイレビューをお届けします。

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HPの増加と復活したキャラコンによって深みが増した撃ち合い
 前作『CoD: MW2』からの最大の変化とも言えるのが、HPの増加とスライディングキャンセル、リロードキャンセルの復活です。これにより、角からの飛び出しや弾を避ける際のキャラクターコントロールに幅が生まれています。

 さらに、HPが前作『Call of Duty: Modern Warfare II』の100から150に増加しているため、全体的にキル(またはデス)にかかる弾数が増加。若干ではありますが、一度のスポーンでより長く戦場で戦うことができるのは魅力でしょう。

 こういった変化により、押し引きの判断や待ち構えている敵への対処、不利な状況の打開などに新たな選択肢が生まれて、『CoD』の魅力であるスピード感を維持しつつ、より奥行きのある戦闘が楽しめました!
緊張感のある撃ち合いが楽しめる新モード“カットスロート”
 オープンβテストの2週目で追加された新モードの“カットスロート”。こちらは3人1組のチームとなり、ほかの2チームと戦う3vs3vs3のモードです。
 
 ほか2チームの殲滅、またはオーバータイムフラッグの奪取によりラウンド勝利となり、合計3ラウンドを獲得したチームが最終的な勝者となります。

マッチ開始時に表示されるルール説明。

 “カットスロート”では、デスしてしまうと、つぎのラウンドが開始されるまでリスポーンできません。数的不利を生まないためにもデスしないことが重要になるので、序盤は“サーチ&デストロイ”のように慎重な立ち回りが求められます。
 新ルールなだけあって、オープンβテスト段階ではかなり静かな立ち上がりを見せる試合が多かった印象です。ラウンド開始から1分が経過するとオーバータイムとなり、残り時間の少ない中でフラッグの奪い合いが発生するため、このタイミングで激しい戦闘になっていました。
 試合の流れについては、製品版で研究が進むことでどのように変化していくのかも楽しみなポイントです。

画面左(赤枠)に各チームのHP状況が表示されます。

 また、このモードでは同ラウンド内でのリスポーンはないものの、デスとなる前にダウン状態になります。このダウン状態は仲間による蘇生が可能なので、相手にやられてしまってもあきらめずに味方の蘇生を待つ、もしくは味方を助けるために立ち回ることもある程度重要です。

ダウン状態になると、一定時間の経過または敵からのダメージによりデスします。

敵からの斜線を切って蘇生するのが理想です。

 “チームデスマッチ”や“ドミネーション”などの伝統的なマルチプレイヤーのルールと比較すると、リスポーンがなくデスがチームにとって不利になる場面が多いことから、サーチ&デストロイに近い慎重な立ち回りが求められます。
 それだけだとひたすらストイックなモードに聞こえてしまいますが、三つ巴戦になっていることでほか2チームから同時に狙われてしまう、いわゆる漁夫の利を狙われてしまう場合もあるので、“どうしよもない敗北”を喫するラウンドもあります。よい意味で諦めがつく点では、サーチ&デストロイよりも気軽にプレイできると感じました。
 ほどよい緊張感のなかで勝利をつかんだときの爽快感。このバランスが取れたおもしろいルールでした!
その他の細かなシステムの変更
 マップ投票システムの追加や、ハードポイントルール中のゾーンを確保した・された際の効果音がわかりやすくなったなどのシステム変更は、個人的にはかなりよい改良ポイントだと感じました。

ロードアウトのカスタム画面。

 また、ロードアウトも従来のようなパークではなく、グローブ、ブーツ、ギア、ベストといった装備品に替っています。足音が小さくなるブーツや、逆に足音を聞きやすくするギアなど、以前よりも効果の種類が増えているため、構成の幅も広がっています。
 あわせて、アタッチメントを装備するとメリットがありつつ、デメリットも発生してしまう銃のカスタムですが、1倍のサイトを装備してもエイム速度が低下しなかった点が、筆者個人としてはうれしいポイントでした。
 オープンβテストでは使える武器に制限があったので、製品版ではどのような武器やアタッチメントが使えるのか、いまからロードアウトを組むのが楽しみです。

 オープンβテストでは、『CoD』マルチプレイヤーモードの魅力を維持しつつ、新ルールやHPの増加、キャラクターコントロールの変更点などから深みの増した戦闘を味わえました。この完成度の高いマルチプレイヤーを堪能したことで、製品版の新たな要素を追加したキャンペーンや新ゾンビモードへの期待感も高まってきます!
 11月10日(金)に発売される『Call of Duty: Modern Warfare III』は、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam、Battle.net)対応。価格はスタンダードエディションが9800円[税込]、シーズンパスやスキンなどの特典が付いた秘蔵版が13390円[税込]です。

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...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202310/21321329.html

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