2023年11月18日、スクウェア・エニックスから発売中の『ファイナルファンタジーVII リメイク』をテーマとしたクルーズイベント“MIDGAR Night Cruise FINAL FANTASY VII REMAKE”が開催された(19日、25日、26日にも開催。チケットの販売は終了)。
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この催しは、川崎工場夜景クルーズ製作委員会の企画運営により開催。
川崎の工場夜景はゲーム内の舞台である魔晄都市“ミッドガル”と似ていることがしばしばネットなどで話題にされていたが、工場夜景の振興を進めてきた川崎市と川崎工場夜景クルーズ製作委員会から連携の提案を受けたことから本企画が生まれた。
たしかに、グリーンがかった光に照らされた工場やそこから伸びる無数のパイプラインは、「ミッドガルだ!」と思わずにはいられない。
本稿では、そんな“MIDGAR Night Cruise FINAL FANTASY VII REMAKE”初日のクルーズに参加させていただいたので、その模様を写真多めでリポート。
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参加した人は自動的に神羅カンパニーの社員となる
船内ではある地点に到着すると神羅カンパニーの都市開発部門統括のリーブ・トゥエスティによるミッドガル音声ガイドが流れる。リーブによると、参加者は神羅カンパニーの優秀な社員で、クルーズ船は魔晄都市ミッドガルの視察船であるとのこと。今回のクルーズはミッドガルの環境を改善するためのもので、その実態を報告してほしい、という。
その実体の報告はSNSでオーケーということで、神羅カンパニーのコンプライアンスはさておき、X(旧Twitter)では #ミッドガルクルーズ でその報告があがっているようだ。
視察船(クルーズ船)内は神羅カラーに
クルーズ……いや、視察船内はミッドガルを彷彿とさせるラインティングが施され、しかも『FFVII リメイク』の楽曲がDJプレイ。
楽曲は出発時に『プレリュード』から始まり、『魔晄都市ミッドガル』はもちろん、さまざまな『FFVII リメイク』の楽曲が流され、「いかにもミッドガル!」みたいなポイントでは、『闘う者達』を始めとしたバトル曲などがかかり、テンションを高めてくれる。
デッキはライフストリームを思わせるライティングに。撮影するならデッキがオススメだが、海に出ると風がかなり強いところもあるので、防寒対策は必須。
また、船内にはコラボドリンク(下記)が2種類用意され、こちらでは風を避けて優雅に工場夜景を眺めることもできた。
神羅カフェ特製ドリンク
ベリーのジュレをアクセントにしたエナジーティーソーダ。
ミッドガルフィズ
ミントの風味を利かせた炭酸飲料。
なお、コラボドリンクを注文するとランダムで神羅カンパニー幹部の限定ステッカー(※なくなり次第配布終了)が1杯につきランダムで1枚もらえた。
リーブのステッカーはイベント終了後のアンケートに回答した人にプレゼント。
工場地帯は美しく環境にもやさしい
クルーズは昭和電工扇町工場や東亜石油などの工場を巡り、所要時間は約90分。海から見る工場地帯は白やオレンジ、そしてグリーンなどの強い光が照らされ、とても美しい。光はライトアップではなく工場がほぼ24時間稼動しているため、夜間でも煌々とした灯りに照らされているということだ。
ところどころ煙突があり、そこから煙のようなものが立ちのぼっているが、あれは煙ではなく水蒸気で、昔のような大気汚染などの心配はないという。いまの工場は環境にもやさしいようだ。これなら星の悲鳴は聞こえない!(聞こえたらクラウドさんが言うように病院へ)
煙突の先端から見える光は、製油所などで出る余分なガスや廃ガスを大気に放出する際に燃やして無害化するための炎(フレアスタック)。
ここからは工場夜景写真を一挙にお届け
プラント群や無数のパイプラインの無骨な見た目はどことなくノスタルジックが感じられ、それが強い光に照らされるとサイバーパンクっぽくも感じられる。そして光は海に反射し、なんとも言えない幻想的な風景を作り出す。
最後にそんなキレイな工場夜景の写真をお裾分け。“MIDGAR Night Cruise FINAL FANTASY VII REMAKE”のチケットの販売はすでに終了しているが、工場夜景のツアー自体はいろいろあるようなので、行ってみるといいだろう。
...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202311/22324690.html