ドラマチックなカットシーンの連続に釘付け
いまから6年前の2017年(平成29年)12月1日は、Nintendo Switch用『ゼノブレイド2』が発売された日。
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『ゼノブレイド2』は、モノリスソフトが開発を手掛けて任天堂から発売されたRPG。『ゼノブレイド』シリーズ通算としては3作目、ナンバリングタイトルとしては2作目となる作品だ。本作のメインキャラクターであるホムラとヒカリは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のファイターとしても有名なので、そちらで知っている人も多いんじゃないかな。
ゲームの舞台となっているのは、天空にそびえ立つ世界樹を中心に広がる雲海に覆われた世界“アルスト”。人々が巨神獣(アルス)と呼ばれる超巨大生物の上に国を築き生活しているという設定に、誰しも驚かされ壮大なロマンを感じたのではないだろうか。
主人公のレックスは、雲海から古代文明の遺物を引き揚げるサルベージャーを生業とする少年。沈没船から物資の回収中に秘密結社イーラの首魁シンによって命を奪われてしまうが、亜種生命体“ブレイド”の少女ホムラから命の半分を分け与えられ救われる。その代わりに世界樹の上にあるという伝説の地“楽園”へホムラを連れて行くと約束し、レックスはさまざまな困難を乗り越えながら頂上を目指すことになる。
心を熱くさせてくれたのは、やはり“ジュブナイル&ボーイミーツガール”のストーリー。真っ直ぐな性格のレックスがひとりの少女のためにひたすら邁進していく姿はど直球だったが、それだけにわかりやすく共感できたんじゃないだろうか。「第一話 出逢い」といった具合に物語が話数で区切られていて、各話でグッと来る見せ場を用意してくれていた点もアニメ風な手法で馴染みやすかった。もちろんシリーズの持ち味でもあるSF要素もふんだんに取り入れられていて衝撃的な展開も忘れられない。
亜種生命体であるブレイドと、その力を行使できる“ドライバー”。ホムラとレックスが運命を共有するパートナーとなり、互いに成長していくのも見どころのひとつ。ホムラはヒカリというもうひとりの人格を持っていて、それぞれ見た目も性格も異なるところに惹かれた人も多かったのではないかな。
巨大な敵とパーティメンバーたちが多彩なアクションを駆使して戦うバトルは『ゼノブレイド2』でも健在。攻撃、回復、防御タイプのブレイドを状況に応じて切り替えながら戦う“ブレイドスイッチバトル”は奥深く慣れるまで少々手間取ったかもしれないが、仲間と協力しながら大ダメージを与えるのがとくに快感だった。システムの理解が深まるほどに強くなるのを実感でき、高レベルの強敵を撃破したときは途轍もない達成感も味わえたんじゃないだろうか。
2018年9月14日には、本編のおよそ500年前の物語が描かれたダウンロードコンテンツ『黄金の国イーラ』が配信開始。新しいシステムやキャラクター、新規マップなど、すべての要素が一新。新鮮な気持ちでボリュームたっぷりに遊べたことに驚かされたプレイヤーも多かったのではないだろうか。本編でたびたび名前を目にした英雄アデルとヒカリの関係性なども注目のポイントだった。
2022年7月29日には、待望のシリーズの続編『ゼノブレイド3』もすでに発売済みだ。寿命がたった10年というショッキングな設定の主人公たちにも要注目。まだ未プレイであればこちらもぜひ体験してみよう。
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引用元:https://www.famitsu.com/news/202312/01325815.html