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『スカル アンド ボーンズ』先行レビュー。ずっと待ってたヨーホー! 海と戦いに溺れ、雰囲気に酔いしれる海賊オープンワールドで略奪三昧の日々がもうすぐ | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 どうも、スパロウよりもバルボッサ好きの坂本ビス太です。
 発表からはや6年、幾度の発売延期を経てついに発売決定となった、海賊アクションアドベンチャーRPG『スカル アンド ボーンズ』。今度こそ大丈夫か? と思い続けていたが、開発スタジオのユービーアイソフト シンガポールにて、本作の取材をする機会を得た。

 本稿では、開発ビルド(クローズドベータテスト版)をプレイしてわかった事柄や、本作の魅力についてリポートする。製品版と仕様が異なる点があることに留意いただきたい。画面は英語版だが、もちろん製品版は日本語対応する。
 なお、本作は2024年2月16日に発売予定で、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC向けに開発中。

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ユービーアイソフトより2024年2月16日に発売予定のプレイステーション5、Xbox Series X|S、PC用ソフト『スカル アンド ボーンズ』。本作は同社の新規IPとなる海賊アクションアドベンチャーRPGだ。本作を開発するユービーアイソフト シンガポールの開発者の面々にこだわりを聞いた。

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(本当に)待ちに待った海賊稼業がスタートできる!
メインミッションを行いつつこの世界を知る 戦いこそ海賊の華! 細かすぎてこだわりたくなる船カスタマイズ 一匹狼もいいけど、徒党もね どっぷり浸かりたい魅力がここにはある

(本当に)待ちに待った海賊稼業がスタートできる!
 まずは本作の概要について。ゲームは海賊の黄金時代を迎えた、17世紀のインド洋からスタートする。主人公は、無法地帯のインド洋で名を高め、もっとも悪名高い大海賊に成り上がることが目的だ。
 世界はオープンワールドならぬ、オープンシーで描かれ、同一サーバーに最大20人が接続可能。多彩なアクティビティーが用意されており、ソロでの冒険もマルチプレイも気軽に楽しめる(悪名を高められる)。

メインミッションを行いつつこの世界を知る
 さて、ゲーム開始時に主人公はいきなり無謀な戦いに巻き込まれているところからスタート。相手は巨大なイギリス艦隊で、当然勝てるはずもなく、あえなく撃沈。文字通り海に沈み、船もクルーも失ったすっからかん状態でとある島に流れ着く。

いきなり、このゲームの核であり華でもある“海戦”で幕を開ける。出だしから興奮度MAX。

ヤラレター!

流れ着いた島で最初にキャラクタークリエイト。男女さまざまな人種を選ぶことができ、髭やタトゥーほか髪色や肌色などが変更可能。

 そこには女海賊とレゲエな海賊がいて、同じく激闘を生き残った者どうし、再出発を誓い合う。このふたりが第1舎弟、第2舎弟的に新たな乗組員となって、主人公の輝かしい海賊生活が始まりとなるのだった。

 ここから船の残骸を漁ったり何やかやあって、セント・アンという拠点に到着。この一帯の親方的存在(キングピンと呼ばれる)である、ジョン・スカーロックという海賊から、メインミッションを受けることに。最初はチュートリアル的な内容で、資材を集めて船を新調し、派手にドンパチ海戦を行う方法がレクチャーされるという仕組み。

栄えている大きな拠点のひとつ、セント・アン。

ジョン・スカーロック親方。口は悪いけどいい人そうではある。

 このミッションを進めていると、自然と“悪名”と呼ばれるキャラクターランクが上昇。ランクが上がれば、新たな武器や衣装がクラフト可能になり、購入できる船の種類も増える。新たなアクティビティーも解放されていくので、ひとまずは悪名を上げるためにせっせとクエストをこなすのがよさそうだ。なんて真面目な海賊。
 今回のプレイは2~3時間程度だったので、チュートリアルの範疇でプレイ終了となってしまったものの、このゲームの核である海戦のさわりや、コントラクトと呼ばれるクエスト群、探索や採集、物資の売買といったお楽しみは堪能できた。
戦いこそ海賊の華!
 船に武器を設置すれば、海戦の準備が完了! 話が早い! とりあえず、1門でも大砲を設置すれば、小さい船相手なら戦える感じ。船の大きさによって武器を設置できる数も変わり、正面、右舷、左舷などに自由にレイアウトできる。

 武器や装甲は鍛冶屋、船や船の装飾は大工、衣装は仕立て屋に話しかけると製作可能な物が表示される。それぞれ素材とお金が必要になるので、せっせとクエストをこなして集めよう(クソ真面目)。製作できるアイテムは悪名ランクが上がると解放されていくもののほかに、設計図が必要なものもある。

 本作には、英国、仏国のほか、オランダの大貿易会社DMC(東インド会社的なやつ)、地域の海賊など、さまざまな組織が存在していて、それらに所属する船は帆のデザインなどでわかる。同じ組織の船ばかり狙っていると、当然目をつけられ敵対関係となってやたら好戦的になる。
 今回のミッションは、どうやらとある会社の偵察船を沈めて資材を奪ってこいというもの。「ヘイヘイ!」と船に乗り込んで海へ出ると、目的地の方角にマークが出るのでわかりやすい。

 船の操作がすこしクセがあり、ゲームパッドのXボタンで3段階に加速、◯ボタンで減速という感じ。ボタンを押してからスピードが出るまでに多少時間がかかる(帆を上げて風を受けるってこと)のと、同じく減速にも時間を要する(帆をたたむ)。この速度調整に慣れないと、激しい海戦では勝ち目がなさそうだ。
 船上での視点は3人称視点と1人称視点が切り換え可能なので見やすいほうで。接敵しそうになったら、まずは望遠鏡を使って敵状を視察。敵の船には弱点となる部分があり、照準を当てると赤くマークされるので、なるべく弱点を狙って砲撃を見舞おう。この照準を合わせながら、操舵と例のクセのある速度調整を行うのがなかなかに難しい。

弱点にヒットすると大ダメージ!

嵐のときはめちゃめちゃ揺れるので、狙いが定めにくい……!

 敵船の真横に船をつけると、相手にロープを投げてクルーを乗り込ませることも可能。乗り込みに成功すれば、追加の報酬が手に入る。沈没させる前に乗り込ませよう。
 見事、敵船を破壊すれば、その跡に積荷が浮かぶのでインタラクトして取得すればオーケーだ。慣れるまでに時間がかかるかもしれないが、なかなかに熱い海戦が楽しめる。いやー、やっぱいいですよね、略奪って。

 海上にはさまざまな資源や素材が浮かんでいたりする。中には船の耐久値を回復する修理キットなどもあり、こまめにゲットしておくとよさそう。また、島や陸地の沿岸では、大工に製作してもらえるツルハシやノコギリを使って鉱石や木材などの採集が可能。ああ、もっと楽して稼ぎたい。いや、採集も楽しいけど。

動いているバーをタイミングよく止めるとクリティカルヒットになって早く伐採できる的ミニゲーム。

 また、海上では交易のルートが見つかることもあった。安く仕入れて、遠方で高く売るといった商売を手堅く行うのもありな様子。いわゆるシノギってやつですかね。扱うモノによっては、意外とドンパチするよりも稼げることもあるかもしれない。禁制品なんかでガッポガッポ稼ぎたいですよねぇ。

マップ上には商人がいることもある。交易できそうな商品を売っていたり、プレイヤーの衣装や物資を販売していることも。

肉や野菜などの素材を使って料理もできる。料理を食べればクルーのスタミナが増えたり、固有の強化バフが得られたりする。

細かすぎてこだわりたくなる船カスタマイズ
 プレイヤーが作成できる船には、DPS(攻撃)、サポート(補助)、タンク(耐久)の3タイプがあり、それぞれ得意分野が異なる。まるでMMORPGみたいだ。これらの役割はとくに、マルチプレイにおいて能力を大きく発揮することだろう。発売時には合計で10隻の船が実装される予定で、それぞれの船は固有のパーク(専用能力)を持っているとのこと。
 搭載できる武器にも、大砲(近距離用、遠距離用)や火炎放射、バリスタなどさまざまな種類があり、爆発や浸水、貫通といったダメージ属性が異なる。一方で、船を守る装甲にも各攻撃の属性に対する耐性があったりと、戦う相手や状況に合わせて船のロードアウトを変更する必要がありそうだ。うん、MMORPGみたい!

 そして、船を彩る装飾アイテムも忘れてはいけない。これがまた細かくて、マスト(数も選べる)、帆、帆につけるトロフィー、船首、舵、エンブレム、ネームプレートなど、ものすごくこだわれる。果てはクルーの見た目や勝どきをあげる花火なんてアイテムも。全体を同じテーマのもので飾ってもいいし、それぞれを別のテーマから選んでもいい。

プレミアムエディションの特典として衣装や船の装飾品が付属。

初回生産限定の特典として衣装と花火が付属。

 さらに、海賊と言えばペットが付き物。オウムを肩に乗っけていたり、猿を傍らに置いていたりするのは、いろいろな作品で目にすることだろう。本作にも多数のペットがいて、中には猫もいる。猫! ネコネコ! もう確実にこのゲーム買います。

ほら、一人称視点のときの舵の横にいるでしょ、猫ちゃん!

一匹狼もいいけど、徒党もね
 さて、先ほどMMORPGみたいだと述べたが、実際本作はマルチプレイに力を入れているとのこと。オンライン海賊RPGと言っても過言ではないほどだ。海で、拠点で、さまざまな場所でほかのプレイヤーを見かけることだろう。いつでも最大3人までのパーティーを組むことができ、メインミッションやクエストをいっしょに行うこともできる。挨拶やエモートも用意されており、簡単に交流することが可能で、撃沈されたときや難しいミッションに挑むときに便利なヘルプシステムも搭載されている。
 船団を組んでいればPvPでやられにくいし、怪物が出ても(そう、本作にはおそろしく巨大な海の怪物もいる!)対処が楽だ。しかも、パーティーを組んでいるときには、報酬にボーナスが付くのでお得でもある。いつもは敵対しているアイツだけど、今回ばかりは手を組まざるを得ないな、なんてロールプレイも捗ることだろう。
 今回のテストプレイでもパーティーを組んでみたものの、序盤はお使い的ミッションが多かったせいかマルチの恩恵はあまり得られず。先に進めば、マルチがより活きる展開が山ほど待っているはず。

やがてはこういう怪物に出くわすことになるはず。好敵手(ダチ)といっしょにひと狩りいきてえな。

どっぷり浸かりたい魅力がここにはある
 今回のプレイでは序盤のゲーム導入から海戦、船のカスタマイズなどが楽しめる内容だった。このほかにも、未知のリージョンや、海の怪物、幽霊船、賞金首、PvP、アウトポスト探しなど、多岐に渡るアクティビティーが用意されているとのことだったので、今回のプレイ範囲は本当にまだまだほんの触り程度。大海賊になるべく、気持ちだけ高ぶらせて発売を待ちたいと思う次第だ。
 海戦ももちろん楽しいんだけど、本作でとくに気に入った部分は、ゲーム全体から漂ってくる“海賊”のイメージというか香りというか。とにかく雰囲気がいい。船の揺れも、汚らしい乗組員も、波の音も、映画などで見る“これぞ海賊”といった感じで、海賊の歌を聞きながらプカプカと海に浮いているだけで心地いいのだ。ラムもあればなおさら。まさに海賊の海賊による海賊のための遊び場。そういうゲームってなかなかないと思うので、海賊好きはぜひ注目を。

こんなシビれる幽霊船も登場する。早く出会いたいぜ……!

いまにも海賊の歌が聴こえてきそうなシチュエーション。

...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202312/15327970.html

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