王道ファンタジーRPG『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)を題材とした対戦格闘アクションゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』(以下、『GBVSR』)。あらゆる面で前作『グランブルーファンタジー ヴァーサス』からパワーアップした同作について、声優の市来光弘さんと加藤英美里さんからのコメントを紹介!
広告
それぞれ発売前の公式配信番組に出演し、『GBVSR』を事前にプレイ済み。そこで格ゲープレイヤーとしても確かな腕前を持つ市来光弘さんには『GBVSR』の格ゲー部分について、そしてシェロカルテ役を務め、『グラブル』関連番組ではMCを務める“グラブルガチ勢”の加藤英美里さんには、『ぐらぶるレジェンドばとるっ!』(『ぐらばとっ!』)について、それぞれ語ってもらったので、ぜひチェックしてほしい。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』特設サイト
市来光弘さん
原作『グラブル』で、イカロス役を担当。対戦格闘ゲームの実力は確かで、その腕前から、“対空声優”の異名を持つ。
僕は第1回のβテストは触っておらず、初期の『GBVS』の記憶しかなかったのですが、第1回βテストの評判はSNSでよく見かけていました。その情報をある程度踏まえて、先日の動画番組“バトル調整報告会”に出演させてもらったのですが、かなり変更が加えられていて、触ってみると『GBVS』とはもちろん、第1回βテストの際に聞いていた評判ともかなり違う印象を受けました。
新システムのブレイブリーポイント(BP)を使ったレイジングストライク、レイジングストライクからの派生で奥義ゲージを使うレイジングチェインは手軽にコンボを伸ばせてかなりの爽快感でした。個人的には"格闘ゲームと言えばコンボ"みたいなところもあるので、クイック入力と合わせて手軽に気持ちよくコンボができるのは非常にありがたいですね。
単発で使用することで発生が遅めのガード崩しにも使えるのですが、僕程度のプレイヤースキルでは避けられそうで避けられない絶妙な速さでした(笑)。仮にガードを崩されてもBPを払うことで追撃を回避できはするのですが、BPが1以下になると被ダメージが増えていくのでなるべく避けたいところですね。
もうひとつの新システム、アルティメットアビリティもかなり強力で、奥義ゲージを50%使うもののコンボにも使いやすく、非キャンセルで相手に当てたときにはゲージがある程度戻ってくるので、非常に強力だと感じました。演出が派手なのもいいですね。
ゲージを使う行動は奥義や解放奥義なんかも当然あるのでどう使うか悩ましいですが、前に歩くだけでもゲージはかなり溜まるので、ゲージを使った派手な新アクションを惜しみなく使えるゲームになった印象です。
対戦以外のところだと、想像以上の広さと自由度で「すごい!」という感想しか出てこないオンラインロビーや、息抜きにはもってこいの『ぐらばとっ!』なんかもあるので、格ゲー未経験な騎空士にもぜひとも触ってもらいたいですね!
加藤英美里さん
原作『グラブル』で、シェロカルテ役やハールート・マールート役を担当。『グラブル』ガチ勢としても有名。
まず『ぐらばとっ!』自体が無料でも遊べるゲームだということが、いちばんの魅力だと思います。『グラブル』のキャラクターたちを使ってオンラインで遊べるうえに、無料で始められるというのが、ビックリですよね。
私自身、格闘ゲームがあまり得意ではないので、ストーリー自体は楽しめても、オンラインで対戦してVS.Lv(段位)を上げて……というのは、やっぱりハードルが高く感じるところもあるので、格闘ゲーム以外でほかの人と遊べる要素があるのはとてもうれしいです。いまはいろいろな配信者さんがいるので、配信で遊べるゲームのひとつとしても流行るんじゃないかと。
みんなとワイワイ遊べるけれど、ジャマもしあえるところが個人的にはおもしろかったですね。協力プレイも楽しいのですが、「仲間だと思っていたのに!」という裏切りもあるので、ゲーム中にドラマが生まれるんじゃないかと期待しています。とりあえず「1位を目指すよりも、みんなを殴って落としちゃえ!」みたいなジャマをする楽しみもあって、すごくおもしろかったです。
プレイした中では、“ライジングダッシュ”がお気に入りでした。ゴールを目指すルールではあるのですが、ルートの選択だったり、ほかのプレイヤーとジャマしあったりと、いろいろな展開が見られてとても盛り上がりました。ほかには、バブさんの爆弾落とし(キング・オブ・タフネス)も、最初にバブさんが筋トレしているシーンが出てくるのがおもしろかったですね(笑)。『ぐらぶるっ!』のキャラクターたちのコミカルな表現にも注目です。
『ぐらばとっ!』で使うアバターもいろいろなキャラクターがいるので、選ぶ楽しみがあります。私はバブさんが見た目楽しそうなので使ってみたいなと思っています。いつかもし私の推し(ロベリア)が出てくるようなことがあれば、もちろん推しを使いますが、それまではいろいろなキャラクターを使ってみたいです。あとストーリーに登場する新キャラクターのリインちゃんも使えるので、ぜひ使ってみてほしいです。
ほかにも『ウマ娘 プリティーダービー』からウマ娘たちが登場するようなので、これからコラボ系のアバターが増えていくのかもしれないと、期待しています。もしかしたら『GBVSR』に登場していないキャラクターがアバターのみ追加される可能性も……あるとうれしいですね。
事前にプレイはできなかったのですが、オンラインロビーもすごく広そうで、島のあちこちにキャラクターのパネルが立っているのをSNSで見て「私もそこでスクリーンショット撮りたい!」と思いました(笑)。ゲームをプレイしなくても仲間と集まる場所として『GBVSR』のオンラインロビーが使えそうだなと。それこそ古戦場中にみんなでロビーに集まってチャットで会話しながら古戦場を走るとか。少し離れたところで、ほかの騎空団の人たちが「いま拮抗していてヤバい」という会話が聞こえてくる、みたいな。そういう形で騎空士どうしの交流の場が増えるというのも楽しみのひとつですね。
私としては推しの“ロベリア”が好きな人とフレンドになりたいと思っていて、オンラインロビーで集まって、安全にフレンド登録をするという交流を持てることも可能なんじゃないかなとこっそり思っています(笑)。
『ぐらばとっ!』は『GBVSR』に収録されたゲームですが、無料でみんなでワイワイ遊べるし、配信映えもするゲームだと思うので、『グラブル』を知らない人でも楽しめると思います。『グラブル』に長く関わっている私としては、こういう機会に新しい騎空士が増えてくれるとうれしいので、まずは気軽に『ぐらばとっ!』で遊んで、原作にも触れていただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』特設サイト
...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202312/25327616.html