2024年2月1日にプレイステーション5、プレイステーション4、Steamで発売された『グランブルーファンタジー リリンク』(以下、『リリンク』)は、王道ファンタジーRPG『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)を原作とするアクションRPG。
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本作で主人公たちが冒険をくり広げることになる“ゼーガ・グランデ空域”は、エインステッド群島やロンターニュ島などからなる、西の辺境に在るとされる空域で、分厚い瘴流域によってほかの空域と隔てられている。そのため、ごく限られた航路しか存在せず、ほかの空域との目立った交流がないことから、“忘れられた空”と呼称されることもある空域だ。
そんな謎めいたゼーガ・グランデ空域を本稿で紐解いていく。序盤に訪れるスポットをいくつか紹介するが、ネタバレには十分配慮しているので安心して読み進めてほしい。
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エインステッド群島
ゼーガ・グランデ空域の西側に位置する群島。高山の気候は常春で比較的過ごしやすく、交易の街フォルカや鉱山郷テンペールには多くの人が集まっている。
だが、人々が過ごしやすいのは魔物たちにとっても同義であり、街や村周辺の交易路では魔物や獣人たちによる被害が後を絶たない。
フォルカ
“風渡る街”として知られる、ゼーガ・グランデ空域にある辺境の街。牧歌的な風土に穏やかな住民たちが生活している。
かつてのフォルカは、少数の空の民が細々と暮らす小さな街だったが、群島の一部で良質な鉱脈が見つかったことで状況が一変。鉱脈を目当てに集まった人々が鉱山郷テンペールを興したことで、フォルカは鉱物資源の交易を担う豊かな街へと発展を遂げた。
葉洩れ日の森
フォルカの街を取り囲む深い森で、島民たちに豊かな自然の恵みをもたらしている。
だが、昨今は魔物の出没が急増しており、島民たちが安易に足を踏み入れないように地元の自警団が警戒している。
テンペール
“鉱山郷”と呼ばれる活気溢れる鉱山の村。珍しい鉱石が採れることで知られており、鉱山の奥には星神(ほしがみ)を祀った祭壇がある。この星神の祝福により、容易に鉱脈が見つかるという伝承がある。
産出された鉱石はフォルカに移送され、加工されてからゼーガ・グランデの全域へと輸出される。
ゼガード砦
テンペール付近にある獣人たちの拠点。もとは覇空戦争時に建てられた空の民の防衛砦だったが、終戦後にゼガードという名の商人が魔物どうしを戦わせる闘技場に改装した。
だが、島民たちに受け入れられず閉鎖され、長期にわたって放置されていたところを獣人たちが棲み処として活用している。
ロンターニュ島
連なった山々で構成される大きな島。高山地帯には、霊峰ネジュリスが高くそびえ立っている。島の最奥に建てられたトルダーム宮は、星神マナガルム信仰の聖地であり、きびしい環境ながらも行き交う巡礼者の数は少なくない。
つねに雪に覆われる白銀の島としても知られており、霊峰から運び出された氷が氷菓として提供される様子は、夏の風物詩となっている。
本稿で紹介したスポットは、ゼーガ・グランデ空域のほんの一部。本作では、これ以外にも風土の異なるいろいろなフィールドを探索できるほか、各地には宝箱などの収集物も配置されている。冒険するたびに新たな発見や感動を味わえる作りになっているので、探索してみてほしい。
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引用元:https://www.famitsu.com/news/202402/09330696.html