8-bitアレンジのホロライブ楽曲も楽しいアクションゲーム「FLARE NUINUI QUEST」先行レポート
2024年10月19日 21:25 Game, VTuber
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立ったまま眠っているフレアさんが可愛いタイトル画面
大人気VTuber事務所「ホロライブプロダクション」の二次創作ゲームブランド「holo Indle」から、またまた新作のリリースが決定。10月24日(木)に、ホロライブ三期生の不知火フレアさんが主役の横スクロールアクションゲーム「FLARE NUINUI QUEST」がSteamで発売される。今作も先行プレイの機会が得られたので、感想をレポートしていく。なお、すべてが先行プレイ版の情報のため、正規販売版では、変更の可能性もある点には注意して欲しい。
『FLARE NUINUI QUEST』PV pic.twitter.com/nxGTrlGHp2 holo Indie Official (@holoindie_ccmc) October 18, 2024
フレアを操作して「不知火建設」の仲間を助けよう
2023年2月に、ゲームクリエイターのsulpxさんによるファンメイドゲームとしてリリースされている「FLARE NUINUI QUEST」。アクションゲームとしてのクオリティも高く、当時からホロライブファンの間で高い評価を得ていたが、新しいコンテンツも追加して、その魅力をスケールアップした形で「holo Indle」からリリースされることになった。
悪の勢力により、世界中に混沌が訪れた。そしてしらけんの仲間たちは調査に行ったまま帰ってこない!! ホロライブ三期生タレント、不知火フレアとして二丁拳銃「Smile」と「Go」を駆使してステージを駆け進み、仲間を助けよう!!
以上がSteamのストアページに書かれているストーリー。「Minecraft」のホロライブサーバーで生まれたユニット「不知火建設(しらけん)」の社長であるフレアさんが、行方不明になった尾丸ポルカさん、さくらみこさん、星街すいせいさん、白銀ノエルさんを救いに行くゲームなのだ。
しらけんメンバー4人も登場するオープニング
初めてゲームを起動したときは、セリフが英語で一瞬、戸惑ったのだが、タイトル画面から「OPTION」に進み、「LANGUAGE」の項目を「日本語」に設定することで、メニューやセリフを日本語に変更可能。筆者と同じく英語が読めない人は、まず変更しておきたい。
タイトル画面では立ったまま寝ているフレアさん。ゲームをスタートすると3匹の「エルフレ」(マスコットキャラの鳥の名前で、ファンネームでもある)に起こされて冒険がスタート。背景もキャラクターもすべてドット絵で描かれた懐かしさのあふれる画面。2頭身のフレアさんが走り飛ぶ姿は、動かしているだけでも楽しい。
目を覚ましたフレアさんが飛び降りて、最初のステージ「水晶滝」の冒険がスタート
ぺこらたちホロライブの仲間とも対決!
ゲームのストーリーによると二丁拳銃「Smile」と「Go」で戦うはずだが、スタート直後のフレアさんは、武器を持っていない。最初は武器を探してマップを移動する。
攻撃ボタンを連打すると、2丁の拳銃を交互に発射
無事に武器を手に入れた後、来た道を帰ると、ホロライブ3期生の兎田ぺこらさんが登場。探していた「しらけん」のメンバーではないが、仲良しな同期が助けに来てくれたのかなと思っていると、ぺこらさんは、なぜか「ウサドリル」というメカで攻撃を仕掛けてくる。ホロライブの仲間と戦う展開に驚きながらも何度目かの挑戦で倒すことができた。
ウサドリルを倒した先にはエルフレの止まり木を発見。止まり木はチェックポイントになっており、HPがゼロになっても、そこから再プレイができる。この先も難易度が高めなポイントの前後には、たいてい止まり木が設置。レトロな装いのゲームだが、親切な設計だ。マップに仕掛けられたギミックを解いて、新たな道が開けたときの達成感も心地良い。
オブジェクトを攻撃することで、新たなルートが開けることも
マップに設置されたダメージ系のギミックなどもかわしつつ先に進むと、ぺこらさんと再会。しかし、今度は、ぺこらさん本人と戦うことに! BGMも含めて、明らかにステージボスの雰囲気だ。特徴のある笑い声も聞こえてくる。
最初のステージ「水晶滝」のボスは、まさかの同期
空飛ぶ矢印とニンジン型のロケット弾で攻撃してくるぺこらさんを、二丁拳銃で撃ちまくるフレアさん。少し複雑な気持ちにもなってくる同期対決に勝利し、ぺこらさんに代わって現れたニンジンをゲットすると「ぺこロケットを手に入れた!」というメッセージ。
ボスを倒すと新たな武器をゲット。武器は切り替えできる
ボスを倒すことで新たな武器を手に入れ、パワーアップを繰り返しながらステージをクリアしていくゲームなのだろう。横スクロールアクションの超名作「ロックマン」の発売時に中学生だった筆者の記憶が甦る。
BGMは 8-bitアレンジ されたホロライブ楽曲
その後も道中で何人ものホロライブメンバーに会いながら、鎌で攻撃してくる謎の死神、さくらみこさん、湊あくあさん、宝鐘マリンさんらとバトル。筆者は、百鬼あやめさんとのバトルに何度か敗れたところで一旦、コントローラーを置き、このレポートを書いている。
初挑戦で倒せたみこさんと、鬼のように強かったあくあさん
シンプルかつ小気味が良い操作性で、横スクロールアクションに少しでも触れたことがある人なら、何の説明がなくても、すぐに楽しめる「FLARE NUINUI QUEST」。筆者がプレイした序盤だけの印象になるが、プレイをする上での「悔しさ」と「達成感」のバランスも絶妙。プレイを繰り返すことで敵の行動パターンを覚え、操作の精度も上げていき、難敵を撃破するというアクションゲームの醍醐味は、多くのプレイヤーが味わえるはずだ。その一方で、「オプション」からチェックできる「実績」リストの中には「そんなことが可能なのか?」と思うほど難易度が高そうなミッションもあり、やり込み派の人も楽しめそうだ。
また、「FLARE NUINUI QUEST」を進めることで、兎田ぺこらさんが主役の「PEKORA RANDOM QUEST」と、宝鐘マリンさんが主役の「MARINE MAIDEN QUEST」もプレイ可能。
ぺこらさんとして世界征服をめざす 「PEKORA RANDOM QUEST」
「FLARE NUINUI QUEST」とは、ステージも操作するキャラクターも異なるため、実質、「FLARE NUINUI QUEST」を購入すると3本のゲームが楽しめるくらいの感覚だ。ちなみに、ぺこらさんの武器は、爆弾とニンジンロケット。マリンさんの武器は、曲刀で、ワイヤーフックでのアクションも楽しい。
マリンさんとして永遠の若さをめざす「MARINE MAIDEN QUEST」
そして、最後に紹介するのは、「FLARE NUINUI QUEST」の特に大きな魅力だと感じたBGM。数々のホロライブの名曲が、ドット絵アクションゲームにぴったりの8-bitアレンジとなっているのだ。同じボスに何度倒されても心が折れず、楽しくプレイを続けられたのは、絶妙な難易度調整に加えて、聴いているだけで楽しいピコピコサウンドの力もあったにちがいない。気になる人は、「holo Indie Official」のXなどで視聴できる「FLARE NUINUI QUEST」のPVをチェックしよう。不知火建設の1st EP「scrap & build !」に収録された「Run or Run」の8-bitアレンジ版を聴くことができる。
PVの中には、筆者がまだ出会っていないステージやキャラクターも多数登場。プレイレポートの投稿という仕事を終えた後は、またすぐに冒険を再開するつもりだ。
●作品情報タイトル:FLARE NUINUI QUESTジャンル:横スクロールアクションゲーム配信予定日:2024年10月24日価格:980円対応プラットフォーム:Steam(WindowsPC)対応言語:日本語、英語開発元:sulpx
(TEXT by Daisuke Marumoto)
●関連リンク・製品ページ(Steam)・Holo Indie(公式ページ)
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引用元:https://panora.tokyo/archives/94956