【本ページはプロモーションが含まれています】

PlayStation

『Alan Wake 2』最新デモリポート。13年ぶりの続編は、探索を軸に戦闘やスタイリッシュな映像演出が結びついたサバイバルホラーに深化! | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

詳細はこちら

 Remedy Entertainmentのアクションアドベンチャーゲーム『Alan Wake 2』。ロサンゼルスで開催中のイベント“Summer Game Fest Play Days”で本作の最新デモを見てきたので、その内容をご紹介しよう。

広告

関連記事

“Summer Game Fest 2023”発表まとめ。『FF7 リバース』新映像、『龍が如く7 外伝』発売日、2D『ソニック』新作、『プリンス・オブ・ペルシャ』新作などが発表
ゲームの最新情報などを発表するイベント“Summer Game Fest”(サマーゲームフェスト)が、2023年6月9日午前4時から配信開始。さまざまな新作の新情報が発表される。ファミ通.comでは随時更新で本イベントで発表された情報をお届けしていく予定だ。

目次閉じる開く

ふたりの主人公、ふたつの現実
探索とディープに結びついたサバイバルホラーへの深化

ふたりの主人公、ふたつの現実
 今回デモで見せてもらったのは、序盤にあたる第2章の部分。FBIのサーガ・アンダーソン捜査官が、前作にも登場したコールドロンレイクに捜査に向かうというパートだ。
 アンダーソンはブライトフォールズで起こっている儀式的な連続殺人事件の真相を追うため元捜査官のロバート・ナイチンゲールの検死を行っていたそうなのだが、闇の力によりナイチンゲールが蘇り脱走。
 彼女はナイチンゲールを捕捉すべく、同僚のアレックス・ケイシー(演じるのはRemedy代表のサム・レイク氏)とともに彼の死体が当初発見されたコールドロンレイクに向かうことになる。

アンダーソンの冒険はアメリカ北西部が舞台。一方、アラン・ウェイクは小説の舞台であるニューヨークのイメージを反映した悪夢的空間に囚われている。

 今作ではシリーズ主人公の小説家アラン・ウェイクとアンダーソンのダブル主人公制を採用しており、今回のデモの範囲では操作するのはアンダーソンのみだったものの、ゲームが進むと特定のブレイクルーム(明かりがある安全な場所で、セーブが可能)で任意に切り替えられるという。
 闇の異世界から逃げるために現実を改変すべくホラー小説を書くウェイクと、それによって押し寄せる闇に抗いながら捜査を進めるアンダーソン。プレイヤーは異なる現実を持つふたりの主人公を選択しながら、事態の打開を目指すのだ。
探索とディープに結びついたサバイバルホラーへの深化
 さて肝心のゲームプレイだが、驚かされたのが『Control』などを経て培われたRemedyの演出力が存分に投入されてめちゃくちゃパワーアップしていること。
 なかでも、探索や謎解きがゲームの進行に密接に結びついているのが興味深い。アンダーソンはコールドロンレイクのナイチンゲール発見現場の再検証から徐々に奥地へと足を踏み入れていくのだが、その間に見つけた手掛かりはインスタントカメラの写真のようなものにまとめられていく。
 本作ではそこから新たな目標を見つけ出すために、アンダーソンの思考を具現化した“マインドプレイス”(ドラマ『Sherlock』などに出てくる記憶の宮殿のような場所)にボタン一発でローディング画面を挟まずに移行可能。
 マインドプレイスではそうして得た手掛かりをボードに並べて仮説を立てたり、プロファイリングで該当人物が考えていたり見ていただろうことを探っていくことができ、目処が立ったら同じくボタン一発で現実に戻ってこれる。

捜査を進めるのに役立つマインドプレイス。ほぼいつでも移行でき、武器のアップグレードなどもできるが、実世界の時間が停止するわけではないので戦闘中などに発動するのは危険らしい。

 ここで注意しておきたいのが、マインドプレイスは単に推理要素が入ってきたというよりも、あくまで探索と絡めたより深いストーリーテリングのためのツールとして機能している印象であること。
 その過程では探索中に突然フラッシュバックのようなものが見えたり、現実と闇の世界が交錯する“オーバーラップ”でふたつの世界が二重に見えたりといった映像演出(『Control』のスタイリッシュな演出を思い出す)、回数は限定されているもののここぞのタイミングで遭遇する戦闘などがある。
 こうした各要素と組み合わさることで、不可解な謎ばかりがある中に足を踏み入れていく心理ホラー的な雰囲気を存分に味わえた。Summer Game Festでの発表でサム・レイク氏が本作を「Remedyの初の真のサバイバルホラー」と形容したのは伊達ではない。

ふたつの現実が交錯する“オーバーラップ”では、ふたつの現実が二重に見え始めたりする。

 戦闘についても触れておこう。フラッシュライトなどの光を使って敵にまとわりついた闇を祓いながら戦うという基本は前作を踏襲している。
 先程触れたように戦闘の回数はそこまで多くないのだが(30分ほどのデモで雑魚戦2~3回、ミニボス戦2回といった感じ)、弾数やバッテリーなどが限られているというのがミソ。こういったあたりもサバイバルホラーらしい配分になっている。
 デモで見た限りでは敵は接近してきて近接攻撃を振ってくるのだが、回避でスイングの下をくぐるとか、ピンチになった場合は電灯の下などの明るい場所に逃げ込むといった対応も可能(闇の力に囚われた敵はこちらを見失う)。

敵のカルティスト。ランタンをぶらさげているコイツはまだ闇が発現していないのだろうか?

 ちなみにデモと解説を行ってくれたスタッフいわく、前作『Alan Wake』や『Control』などのプレイは必須ではなく単体で遊べる作りになっているものの、Remedy作品で共通するユニバースの作品ではあるため、それらの作品や『Control』DLCのAWEなどをプレイしていると、より細かい部分に隠されたリンクを楽しめるとのこと(Q&Aでも些細なテキストから繋がりを察知した参加者がいた)。
 というわけで13年ぶりの続編となる本作、あらゆる部分がパワーアップして、より強固にひとつの体験としてまとまったものとなっている印象だ。2023年10月17日にプレイステーション5/Xbox Series X|S/PC(Epic Gamesストア)での発売が予定されている。

...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202306/10305711.html

-PlayStation

ゲーマーのおもちゃ箱
Translate »