2023年8月23日~27日の5日間、ヨーロッパ最大級のゲームイベントgamescom 2023がドイツ・ケルンにて開催。
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『Path of Exile 2』は、Grinding Gear Games開発によるアクションRPG。当初は2013年にリリースされた『Path of Exile』の拡張版として、2019年に発表されていたが、この7月に『2』として独立して発売されることが発表。gamescomの会場では大きなブースが展開され、大盛況だった。
gamescomの会期に合わせてGrinding Gear Gamesのディレクター、ジョナサン・ロジャース氏にお話を聞く機会を得たのだが、『Path of Exile』から大きく変化した点を聞いてみると、アクション性が増したとのこと。「戦闘の楽しさは増しながら、前作のよさ、深さは失っていないです」(ジョナサン氏)という。前作は、開発者自身ですら気づかなかった遊びかたをプレイヤーが見つけることができたが、そんな深さは『II』でも継承されているという。「クリエイティブにゲーマーが遊べる」(ジョナサン氏)のが、『Path of Exile』の哲学のようだ。
さて、gamescomに合わせて明かされた『Path of Exile 2』の新情報は、5つめのクラスの詳細。これまで、“ハントレス”、“モンク”、“ウォーリアー”、“ソーサラー”という4つのクラスの概要が公開されていたが、これまで名前のみ明かされていた“ドルイド”の詳細が解禁となった。ドルイドは、ベア(クマ)にトランスフォームして戦うことができるクラスで、近接攻撃が得意。
スキルも多彩で、敵にショックを与える“ライトニングストーム”や、噴火を起こす“ボルケーノ”などを駆使。“ライトニングストーム”や“ボルケーノ”はある程度の時間継続するので、あらかじめ特定の地点で発動させておいてから、そこまで敵をおびき出してダメージを与えるという戦いかたも有効なようだ。敵は攻撃の種類によって受けるダメージも異なるので、適宜、どんな攻撃が有効かを判断しながら戦うのが効率的なようだ。
また、怒りながら敵を何度も地面に叩きつける“ランページ”といったクマらしい攻撃も。近くの敵を気絶させる“スラム”なども使える。さらにドルイドは、狼を引き連れて戦う。強力なお供の存在はありがたい限りだ。
「クリエイティブにゲーマーが遊べる」という要素をさらに膨らませてくれるのが、豊富なスキルツリー。スキルツリーは、戦闘中に入手できるポイントを使ってアンロックしていくことができるのだが、その数は1500以上! 好みに合わせて、自分のキャラクターを成長させていくのかも、『Path of Exile 2』の楽しみかたのひとつとなる。
『Path of Exile 2』は、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC向けにリリース予定で、2024年6月7日からクローズドベータが実施されることが明らかにされている。
Grinding Gear Gamesのディレクター、ジョナサン・ロジャース氏。
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引用元:https://www.famitsu.com/news/202308/25314465.html