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【ポケモンSV】注目すべきDLC追加ポケモン8選。ランクバトルでの活躍させかたも紹介【ゼロの秘宝 前編・碧の仮面】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)の有料追加コンテンツ(DLC)『ゼロの秘宝』“前編・碧の仮面”が2023年9月13日に配信された。

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 本記事では、キタカミの里で出会えるポケモンのうち、筆者が選んだとくに注目すべきポケモン8選を紹介する。
※記事にはDLC『ゼロの秘宝』“前編・碧の仮面”に登場するポケモンの見た目など、一部ネタバレが含まれます。

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オーガポン

 “前編・碧の仮面”の目玉となる伝説のポケモンで、ストーリーを進めることで仲間にできる。オーガポンは持たせる仮面によって4種類のフォルムにチェンジし、それぞれタイプと特性が異なる。
 ステータスは攻撃と素早さが高く、特防も高め。さらにHPや防御も低くない。伝説のポケモンらしく、全体的に高水準なステータスを誇っている。なお、ステータスや覚える技の種類はフォルムによって変化しない。
みどりのめん

タイプ:くさ

特性:まけんき

備考:いしずえのめん、かまどのめん、いどのめんのどれも持たせていないときのフォルム

いしずえのめん

タイプ:くさ・いわ

特性:がんじょう

備考:いしずえのめんを持たせるとフォルムチェンジする

かまどのめん

タイプ:くさ・ほのお

特性:かたやぶり

備考:かまどのめんを持たせるとフォルムチェンジする

いどのめん

タイプ:くさ・みず

特性:ちょすい

備考:いどのめんを持たせるとフォルムチェンジする

 オーガポンのテラスタイプはフォルムごとに決まっており、変更することはできない。
 またテラスタルすると特性が“おもかげやどし”に変化し、みどりのめんなら素早さが、いしずえのめんなら防御が、かまどのめんなら攻撃が、いどのめんなら特防が1段階上昇する。

 さらにオーガポンだけが覚えられる技“ツタこんぼう”は、威力100かつ命中100で急所に当たりやすい強力な技。
 そしてフォルムごとにくさ(みどりのめん)、いわ(いしずえのめん)、ほのお(かまどのめん)、みず(いどのめん)とタイプが変化する。

 以上のようにフォルムを変えるだけで大きく戦いかたを変えられるのがオーガポンのおもしろいところ。
 現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)でもすでに使用可能となっているので、さっそく育成して活躍させよう。
イイネイヌ

タイプ:どく・かくとう

特性:どくのくさり

隠れ特性:ばんけん

 キタカミの里の住民から“ともっこさま”と呼ばれるポケモンの1匹。ストーリーを進めていくと楽土の荒地でバトルになり、ストーリークリアー後におなじ場所で再戦&ゲットできるようになる。
 ステータスは攻撃と防御が高く、HP、特防、素早さもやや高め。かなりバランスの取れた優秀なステータスだ。
 ともっこたちに共通する特性“どくのくさり”は、攻撃した相手を一定の確率でもうどく状態にする。直接触れる攻撃でなくても発動する点が強力。イイネイヌは耐久面のステータスが高く、攻撃できる回数が多くなりやすいため特性との相性はよさそう。

 隠れ特性のばんけんは、相手の特性“いかく”によって攻撃を下げられず、逆に攻撃が1段階上がる。さらに“ふきとばし”、“ほえる”、“ドラゴンテール”などの技やレッドカードのような道具による“相手を強制的に交代させる効果”を受けない。
 耐久面のステータスも高めて場に長く残るように育成するなら“どくのくさり”、攻撃を重点的に高めてエース的な立ち回りを期待するなら“ばんけん”といった感じで選択するといいかも。
 イイネイヌも、現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)で使用可能だ。
マシマシラ

タイプ:どく・エスパー

特性:どくのくさり

隠れ特性:おみとおし

 キタカミの里の住民から“ともっこさま”と呼ばれるポケモンの1匹。ストーリーを進めていくとフジが原でバトルになり、ストーリークリアー後におなじ場所で再戦&ゲットできるようになる。
 マシマシラは特攻がかなり高く、次いで素早さが高い。特防やHPも高めだが、防御はあまり高くない。なるべく物理攻撃を受けないように気を付けつつ、高い特攻と素早さを活かして一方的に攻撃していきたい。
 どく・エスパータイプの組み合わせは、はがねタイプに対してほとんどダメージを与えられないこともあり、有利な相手と不利な相手がハッキリしている印象だ。
 そこで個人的に注目しているのが、“すてゼリフ”を使った戦いかた。相手の攻撃と特攻を1段階下げながら手もちのポケモンと交代できる優秀な変化技で、不利な相手から逃げるのに役立つ。

 また、マシマシラは先制攻撃で相手を怯ませる技“ねこだまし”を覚える。
 ねこだましで動きを止めつつどくのくさりが発動……なんて、やられる側としてはたまったものじゃない。ねこだましがよく使われるダブルバトルでの活躍も期待できるし、シングルバトルでもねこだましを採用する価値はありそう。

 マシマシラも、現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)で使用可能だ。
キチキギス

タイプ:どく・フェアリー

特性:どくのくさり

隠れ特性:テクニシャン

 キタカミの里の住民から“ともっこさま”と呼ばれるポケモンの1匹。ストーリーを進めていくと鬼が山でバトルになり、ストーリークリアー後におなじ場所で再戦&ゲットできるようになる。
 キチキギスは特防がかなり高く、そのほかのステータスは平均的にやや高めだが、攻撃面のステータスはチームの攻撃役として見るとやや物足りない印象。
 一方で自身のHPを最大HPの半分回復できる“はねやすめ”を覚えるため、特防の高さも相まって長期戦が得意。特性のどくのくさりや、技の“どくどく”で相手をもうどく状態にしつつ、じわじわと相手のHPを消耗させていく。

 “こごえるかぜ”や“マジカルシャイン”、“ねっぷう”といった範囲攻撃技を覚えるため、ダブルバトルでは特性のどくのくさりによって1回の攻撃で相手2匹をもうどく状態にできる可能性がある。
 自分と味方の素早さを4ターンのあいだ倍にする“おいかぜ”も覚えるのでサポート役として活躍できそう。

 キチキギスも、現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)で使用可能だ。
ヤバソチャ

タイプ:くさ・ゴースト

特性:おもてなし

隠れ特性:たいねつ

 チャデスが進化した姿。進化方法を解説する記事もアップしているのでチェックしてほしい。

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 ヤバソチャは特攻が高く、防御も高め。HPや特防は高くないものの低くもないといった感じ。姿の似ているポットデスは特攻と特防に特化したステータスになっていたが、ヤバソチャは比較的バランスに優れる。
 おもてなしは、場に出たときに味方のHPを最大HPの4ぶんの1回復させるダブルバトル用の特性。相手の攻撃を自分に集めることで味方を守る“いかりのこな”も覚えるため、ダブルバトルでの活躍が期待できる。

 またヤバソチャだけが覚える“シャカシャカほう”は威力80、命中90で相手に与えたダメージの半分のHPを回復できるうえ、一定の確率でやけど状態にできる。
 そしてなんと、攻撃範囲が相手全体! ダブルバトルで活躍させてくれと言わんばかりだ。

 ヤバソチャも、現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)で使用可能だ。
ガチグマ(アカツキ)

タイプ:じめん・ノーマル

特性:しんがん

隠れ特性:なし

 『Pokmon LEGENDS アルセウス』の舞台・ヒスイ地方に生息していたガチグマの特別なすがたが、キタカミの里で発見された。ある条件を満たしてスイリョクタウンにいるサザレに話しかけると“とこしえの森”でのイベントが発生し、クリアーするとガチグマ(アカツキ)を仲間にできる。
 ガチグマといえば、HP、攻撃、防御が非常に高く、特防も低くないというあまりに完璧すぎるステータスが特徴的。レギュレーションDからランクバトルで使用可能になり、シングルバトル、ダブルバトル問わず対戦環境に大きな影響を与えたポケモン。
 ガチグマ(アカツキ)も似たようなステータスをしているが、攻撃ではなく特攻が高いところが大きく異なる。そしてガチグマ(アカツキ)だけが覚える技“ブラッドムーン”は、威力140、命中100と破格の性能を誇るノーマルタイプの特殊技。

 デカヌチャンが覚える“デカハンマー”と同様に2回連続で出せないというデメリットはあるものの、“はかいこうせん”のようなつぎのターンに動けなくなるものと比べればかなり軽い。
 しかも特性“しんがん”の効果がこれまた強力で、ノーマルタイプやかくとうタイプの技がゴーストタイプにも当たるうえ、相手の回避率の影響を受けず、自身の命中率も下げられない。
 ゴーストタイプのポケモンが無効化できないとなれば、いわタイプかはがねタイプでダメージを半減するしかないが、それらにはじめんタイプで弱点を突けるという完璧なタイプ相性を誇る。ガチグマ(アカツキ)の猛攻を凌ぐのは、かなり難しそうだ。

 さて、ここまで紹介したポケモンとは異なり、ガチグマ(アカツキ)は現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)では使用不可となっている。
 とはいえ10月1日から始まるレギュレーションEではおそらく使用可能になると思われるので、いまのうちに使いかたや対策を考えておきたいところだ。
エンペルト

タイプ:みず・はがね

特性:げきりゅう

隠れ特性:かちき

 エンペルトはキタカミの里に生息こそしていないものの、スイリョクタウン東の橋を渡ってすぐの木のそばにいるジニアに話しかけると、ナエトル、ヒコザル、ポッチャマのいずれかが生まれるタマゴをもらえる。

 そしてエンペルトの注目ポイントは、ずばり隠れ特性だ。じつはこれまでエンペルトの隠れ特性は“まけんき”だったのだが、本作から“かちき”に変わっている。どちらも相手の攻撃や特性によって自身の能力ランクが下がったときに発動し、まけんきは攻撃が、かちきは特攻が2段階上昇するというもの。
 エンペルトは攻撃よりも特攻が高いポケモンなので、かちきのほうがより相性がいい。つまりは強くなったと言っていいだろう。“クイックターン”や“しんくうは”、“エアスラッシュ”など新たに覚えられるようになった技もあるので、今後のエンペルトは新たな活躍を見せてくれそうだ。

 エンペルトは現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)では使用不可となっているが、おそらく10月1日から始まるレギュレーションEでは使用可能になると思われる。
ダーテング

タイプ:くさ・あく

特性:ようりょくそ、かぜのり

隠れ特性:わるいてぐせ

 ダーテングも、本作から変化した特性に注目したいポケモンだ。
 新たな特性“かぜのり”は、“こごえるかぜ”や“ねっぷう”などの風にまつわる技を無効化し、自身の攻撃ランクが1段階上昇する。さらに、味方の場が“おいかぜ”状態のときにも自身の攻撃ランクが1段階上昇する。

 “かぜのり”は本作で新たに登場した特性で、ほかにアノクサ、アノホラグサが持っている。
 アノホラグサのほうが攻撃や素早さはやや高いものの、ダーテングは自分でおいかぜを使えたり、ねこだましを使えたりと器用な動きができる。そしてなんといっても威力250を誇る全体わざである“だいばくはつ”を覚えられる。
 味方のおいかぜで素早さと攻撃をいっきに上げながら、だいばくはつで全員まとめて倒すなんてロマン溢れるコンボが1ターンでできてしまう。

ちなみに、だいばくはつは味方も巻き込む。それもまた芸術。

 ダーテングは現在開催中のランクバトル(レギュレーションD)では使用不可となっているが、おそらく10月1日から始まるレギュレーションEでは使用可能になると思われる。

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竹内白州
ファミ通最強のポケモン担当ライター。ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021では選手として本戦に出場、ポケモンワールドチャンピオンシップス2022、2023では解説者として公式生放送に出演するなど、ポケモンバトルに関する知識と実力はお墨付き。

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引用元:https://www.famitsu.com/news/202309/16317259.html

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