日本ボードゲーム教育協会
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当団体は教育の場において、ボードゲームの活用を企図する団体あるいは個人を支援することを通して、広く人々に豊かな学びを提供することを目的とした団体です。
ボ教概論制作よもやま話(05) 習熟度の定義はむずかしい
2023/10/23 2:13
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ボ教概論制作よもやま話(05) 習熟度の定義はむずかしい
ゲームごとの学びの分析軸。前回記事で紹介した"進行度別" に並ぶもう一つの分析軸を紹介します。
習熟度別
"習熟度別"の学びの要素とは、
「学習者(プレイヤー)の習熟度によって、同じゲームを プレイしていても 得られる学びが 変わりうる」
という考えに基づいて考案された分析軸です。
プレイヤースキルが上昇してくると、ゲームの質も変わりうるというのは、
ボードゲーマーなら感じたことがあるのではないでしょうか。
将棋やサッカーなどの例にあげれば、
アマチュアとプロでルールを同じくするゲームでも、その質が全くことなります。
そしてゲームの質が変われば、その思考や体験、つまり学びの要素も変わっていく、という考えです。
ボードゲーム教育概論Ⅰでは、
ボードゲームごとに習熟度の高低を定義し、それぞれに対応した学びの要素をプロットしています。
当初は初級者、中級者、上級者の3区分で検討しておりましたが、
明確に区切ることは難しいということになりました。
本書の中における習熟度の到達点として、
「そのゲームの "経験者" である "大人" とも "対等に" プレイできるレベル」
としました。
(つづく)
2023/10/26まで、ボードゲーム教育概論Ⅰの印刷部数を検討するための
アンケートを、twitterで実施しています!
(リンク)ボ教協x(twitter)アカウント
ご興味ある方はぜひご協力いただけると 大変助かります!
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引用元:https://www.gamemarket.jp/blog/186197