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『タクティクスオウガリボーン』発売1周年。新要素“バフカード”でプレイフィールが変化。従来のファンもやり応えを感じられた【今日は何の日？】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

2023-11-11

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『タクティクスオウガ運命の輪』をベースにゲームデザインを改善
　2022年（令和4年）11月11日は、Nintendo Switch、プレイステーション5（PS5）、プレイステーション4（PS4）、Steam（PC）用ソフト『タクティクスオウガリボーン』が発売された日。本日で発売1周年を迎えました。

　『タクティクスオウガリボーン』は1995年10月6日にスーパーファミコンで発売された『タクティクスオウガ』のリメイク作。2010年11月11日にはPSPでリメイクされた『タクティクスオウガ運命の輪』が発売されており、この『運命の輪』で好評だったシステムも引き継ぎつつ、『リボーン』ならではの新要素も搭載しています。

『タクティクスオウガ運命の輪』が発売された日。往年の名作を原作スタッフが再構築。いつでもターンを巻き戻せる“C.H.A.R.I.O.T.”を搭載【今日は何の日？】
過去のこの日、ゲーム業界に何があったのかを振り返る。2010年（平成22年）11月11日は、PSP用ソフト『タクティクスオウガ運命の輪』が発売された日。

　『タクティクスオウガ』は架空の島国ヴァレリアを舞台に、ウォルスタ人、ガルガスタン人、バクラム人という3つの民族による内乱を描くストーリー。本作の大きな魅力にシナリオ分岐があり、プレイヤーが選んだ選択によって島の運命だけでなく、姉や友人といったかけがえのない存在の行く先にも大きな変化が訪れることになります。
　おもしろいのは正義と悪というわかりやすい選択ではないという点。秩序や規律を重んじる“ロウ”は秩序のために非人道的な選択も選ばなければいけないですし、己の信念を貫き通す“カオス”も悪人というわけではありません。

　正解のない選択から自分が信じるものを選ぶのが『タクティクスオウガ』。10年以上前に発売された『タクティクスオウガ運命の輪』を触れたことがない人は、『タクティクスオウガリボーン』で衝撃を受けたことでしょう。
　筆者は序盤に登場する究極の選択肢を初見の人がどうリアクションするのか、どちらの選択を選ぶのかが気になって、よく本作の実況動画をチェックしていました。令和の時代に『タクティクスオウガ』の選択肢で絶叫する人たちを見られるのは最高でした。自分も最初に選択肢を見たときは、「ここで!?」と驚いたものです。やっぱり、いつの時代にプレイしても衝撃を受けますよね。
　セガサターン版にもボイスはありましたが、本作ではすべてのカットシーンはフルボイスに。主人公デニムに前野智昭さん、姉のカチュアにLynnさん、ヴァイス役に杉山紀彰さんが起用されており、より臨場感のあるストーリーを楽しめます。

　システムに関しては『タクティクスオウガ運命の輪』ではクラスごとのレベル管理だったものが、一般的なユニット個別のレベル管理に戻りました。戦闘で死亡するリスクがない“演習”でレベル上げやスキルの熟練アップができる一方、ストーリーの進行で上昇する“ユニオンレベル”を超えたレベルアップはできないようになっており、バランスが崩れないように工夫されています。
　頭の悪い自分としてはもうちょっとだけユニオンレベルを柔和してほしかったですが、毎回、歯応えがあるだけにステージをクリアーできたときの喜びはひとしおでした。

　『タクティクスオウガリボーン』で重要なのが、新たに追加された“バフカード”というシステム。ステージ上に攻撃力アップやスキル発動率アップなどのパッシブ能力を得られるバフカードが出現するというシステムで、実装されることが判明したときは「おまけ程度のものなのかな？」と思っていましたが、とんでもなかった！
　バフカードの効果はとても大きく、いかにこのカードを入手しながら戦うのがとても重要。敵にとられてしまうと一気に不利になることもあるので、場合によっては敵を待ち受ける戦法ではなく、積極的に敵陣に切り込むことも大事に。ランダム性が高いバフカードが追加されたことで、臨機応変な戦略が必要になり、本作を遊び尽くした従来のファンも新鮮に遊ぶことができました。

　『タクティクスオウガ運命の輪』で導入されたC.H.A.R.I.O.T.”は本作にも搭載されており、バトル中はいつでも行動を巻き戻してやり直すことができます。筆者は使用回数がデータに残るのが嫌なので最初は使用していませんでしたが、途中から解禁してどんどん使っていました（笑）。記録が残るだけでペナルティーがあるわけではないので、攻略に詰まった人は活用してください。

　『タクティクスオウガ』自体が不朽の名作なので、遊んだことがない人はぜひこの『タクティクスオウガリボーン』で触ってみてほしいです。

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これまでの今日は何の日？

...以下引用元参照
引用元：https://www.famitsu.com/news/202311/11323307.html

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