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『スレイブ ゼロ X』先行レビュー。ハイテンポな戦闘が楽しい高難度スタイリッシュアクション。懐かしさを感じさせるビジュアルと立体感が増す2.5次元表現が美しい | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

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 Beep Japanより2024年2月22日に発売予定の『Slave Zero X』(スレイブ ゼロ X)は、北米で1999年にリリースされたロボットアクション『Slave Zero』の新作となるタイトルだ。

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 生体強化された主人公のショウを操作し、独裁者ソフカンに支配されたメガシティS1-9の解放を目指すアクションゲームとなっている。退廃した世界観やレトロ風なデザイン、2.5D表現など見どころが満載な本作を発売に先駆けてプレイする機会を得たので、本稿にて詳しい内容を紹介していこう。

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※本記事はBeep Japanの提供でお届けしています。
スタイリッシュに戦えるハイスピードアクション
 本作でプレイヤーが操作するのは、“スレイブ”と呼ばれる生体と機械が融合した兵器と融合したショウ。赤い装甲で機敏に動き、剣を振り回すダークヒーローな風貌だ。
 ショウは独裁者ソフカンによる圧政を強いられているメガシティS1-9で、立ちはだかる強敵たちを倒しながら、ソフカンを討つために戦いをくり広げていく。
 なお、日本版では主人公ショウを声優の米内佑希、独裁者ソフカンを柴田秀勝が演じる日本語音声を収録。ステージで登場するボスも日本語で個性豊かなキャラクターを演じてくれる。

兵士が住民から略奪していたりと、お手本のような腐敗した環境。

地面から肉腫のような物を突き出したりと、単純なスーツではなく生体兵器らしさを感じさせる攻撃もくり出せる。

 ゲームジャンルはアクションで、道中現れる敵をつぎつぎと切り裂いていくスタイリッシュなバトルが持ち味。基本は2Dのスクロールアクションに近い形式で、右側に進んでいくと左右から敵が出現するため、それを倒していく。

 キャラの動きは非常に軽快かつ快適で、剣を素早く振る弱攻撃や、敵を吹き飛ばす強攻撃、空中でのアクションなど、ひと通りの行動がスムーズに行えた。キャラの移動速度が速く敵との距離も詰めやすいため、絶え間なくコンボをくり出せる。

 本格的に遊ぶなら弱攻撃の連打から空中への叩き上げ、そこから空中コンボに派生とラッシュをくり出せるのだが、適当にガチャガチャ動かしてもテンポよく動けるのが心地いい。うまく動かせればより楽しめるが、深く考えずとも初見から手触り良好な操作性が個人的には気に入った。

 そのほかのアクションとして、チャージ攻撃や攻撃速度を一時的に上げるシンクロといった要素も存在。チャージ攻撃は溜めが発生する分威力も高く、最後の一撃として使えると見栄えもよくなる。

チャージ後、前方に突進しながらパンチをくり出す。

 シンクロはゲージが溜まっていると発動可能な技で、一時的に攻撃速度が上昇、HP回復の効果も付く。ピンチになりやすいボス戦での使用や、大量の敵相手に使っても絶え間なくコンボをつなげられる非常に便利な技だ。

発動時は背中にリングが出現。

 また、敵と同じタイミングで攻撃すると相殺するシステムもあるのだが、こちらも見た目が刺激的でつい狙いたくなってしまう。ボス戦だと回避が間に合わない攻撃を相殺して防いだりと、意外と重要な要素のひとつだ。
 ちなみに本作は訓練モードが用意されており、ここで好きなだけアクションの研究ができる。華麗なコンボは必ずしも必要なわけではないが、練習すればよりスタイリッシュに戦えるようになるだろう。

 ここまで紹介してきたアクションを駆使しつつ、道中の敵を倒し、最後に待ち構えるボスを倒してステージを攻略していくのが本作の遊びかただ。
 ハイスピードアクションに加えて、ボスが移動中にスナイパーライフルで狙ってくるなど、ステージごとのギミックも豊富なため、慣れてくるほどにおもしろみを増していく。登場する敵も後半になるほど手強くなるため、一筋縄ではいかないアクションを体験したい人も満足できるはずだ。

 実際にプレイしてとくに手応えを感じたのは、やはりボスとのバトルだ。ボス戦はこちらが一方的にコンボを叩き込むチャンスが少なく、隙間を縫って攻撃するひりついた戦いが楽しめる。
 ダッシュを使っての間合いの調整、背後を取っての攻撃など考えることが多く、後半のボスになると一度でのクリアーは難しかった。相手が強い分倒せたときの達成感もひとしおで、高難度アクションに近い体験が味わえる。

 攻防の駆け引きが熱いボス戦とは異なり、道中の敵はどれだけ華麗なコンボを叩き込めるかがやり応えを感じるポイントだ。
 弱攻撃のラッシュから始まり、空中に浮かしてからの掴み技でのフィニッシュなど、やろうと思えば10連続以上攻撃を叩き込める。格闘ゲームでのコンボを極めるのが好きな人にも刺さる点だが、前述した通り多少雑に操作してもうまいこと動いてくれるので、複雑なコンボが苦手な人も安心してほしい。

 全体的に難度はやや高めな印象の本作だが、アクションが苦手な人向けの救済措置として強化要素も用意されている。ステージを進めて通貨が集まれば、HPの増加やゲージの回復速度上昇といった恩恵を得られるため、やり続ければクリアーはできるだろう。

 また、ショップでは戦闘中に使える飛び道具も購入可能。購入した飛び道具を投げると敵に直接ダメージを与えたり、落下位置で一定時間爆発するなど、さまざまな効果を発揮してくれる。こちらもうまく活用すれば、より洗練されたコンボができるかもしれない。

懐かしさを感じるビジュアルと立体感が増す2.5次元表現
 アクション以外で注目したいのが、グラフィック表現だ。本作のビジュアルは一見するとレトロ風な、昔懐かしいテイストになっている。2Dスクロールアクションらしさ全開で、バイオパンクな世界が背景にしっかりと描き込まれているのが見どころだ。
 そのビジュアル表現をさらに魅力的にしてくれるのが、2.5次元の表現。本作では長い通路を移動する際や、曲がり角などで画面がゆっくりと回り、立体的に映す表現を採用している。

曲がり角で背景も含めてゆっくり回転。横移動をしているだけでも立体的な動きに見える。

横スクロールでは中々味わえない奥行きのあるステージ。

 道を曲がるときだけでなく、戦闘中にも斜めからの見た目になったりと表現の幅が広く、戦闘中の見た目にも影響してくる。世界観や雰囲気をより体感しやすい、没入感を高める演出はぜひ体験してみてほしい。

豪華特典付きの限定版も注目!
 ハイテンポにコンボをつないでいく爽快感溢れるアクション、没入感を増す2.5次元表現など、2Dアクションが好きな人にはぜひオススメしたい要素が満載の『Slave Zero X』。
 2024年2月22日の発売に向けて、現在パッケージ、デジタル版の予約が受付中だ。パッケージ版の予約特典には限定スキンやアート付きガイドブックなどが同封される。
 限定盤は『Slave Zero』ファン必見の内容で、オリジナルコミック、デジタルアートブック、サウンドトラックのほか、PC版『Slave Zero』のPC-CD再生産版とデジタル版が同梱! 過去に『Slave Zero』を遊んだことがある人はもちろん、本作からハマった人も往年の名作を遊ぶチャンスだ。

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Slave Zero X(スレイブ ゼロ X)

プラットフォーム : Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、Steam

発売日:2024年2月22日発売

発売元:Beep Japan、Ziggurat Interactive

開発元:Poppy Works

ジャンル : アクション

価格 : パッケージ版は4378円[税込]、限定版は7678円[税込]、ダウンロード版は3630円[税込]、ダウンロード版Digital Deluxe Editionは4290円[税込]

対象年齢:CERO 15歳以上対象、IARC 16歳以上対象

備考:プレイステーション4版とXbox Series X|S版、Xbox One版、PC版はダウンロード専売、Steam版はZigguratより発売

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『Slave Zero X』PlayStation Storeサイト

『Slave Zero X』Microsoft Storeサイト

『Slave Zero X』Steamサイト

...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202312/21328250.html

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