サイゲームスより2024年2月1日発売予定のプレイステーション5、プレイステーション4、PC(Steam)用ソフト『グランブルーファンタジー リリンク』(以下、『リリンク』)。
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本作はサイゲームスが展開する『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)を題材としたアクションRPG。
発売まで残り約2ヵ月に迫ったこのタイミングにプレスイベントが開催。本作のディレクターを務める梶泰幸氏によるプレゼンテーション、ゲーム序盤とマルチプレイの試遊に加えて、やり込み要素であるエンドコンテンツの実機プレイなどが披露された同イベントの模様をお届け。
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【グラブル】『リリンク』のマルチプレイ実機映像(英語版)を公開。エンドコンテンツはギミック満載の高難度クエスト!
アクションゲーム初心者からコアゲーマーまで楽しめるアクションRPG
まずは梶氏より本作の全体の構成として、大きく分けて以下の3つになっていることが紹介された。
メインストーリー
追加ストーリー&クエスト
エンドコンテンツ
メインストーリーはその名の通り、本作の物語をゲームプレイとともに楽しむコンテンツ。エンディングまでの想定プレイ時間は20時間程度とのこと。なお、メインストーリーはオンラインでの協力プレイには対応しておらず、ひとりでのプレイのみとなる(※メインストーリーの合間に最大4人でのオンライン協力プレイに対応した“クエスト”を遊ぶことは可能)。
メインストーリーのエンディングには、追加ストーリーが用意されており、特定のクエストをクリアーしていくことで楽しめる。エンディングから追加ストーリーのラストまでの想定プレイ時間は20時間程度のプレイとのこと。
そして、追加ストーリーまで終わるとやり込み要素であるエンドコンテンツとして、高ランクのクエストが多数解放される。よりいい素材を獲得して強い装備を作成し、強い敵に挑んでいくことが目的となる。
プレスイベントでは、これらの要素をそれぞれ体験することができた。
ド迫力の演出とともに物語を堪能
試遊では最初にメインストーリーを体験。ゲーム開始から第3章の途中までをプレイすることができた。なお、プレイ時間は100分程度となっていたが、急ぎめで進めてなんとか範囲内の最後までプレイできるくらいの感覚だった。
なお、本記事ではプレスイベントでわかった新要素などを中心に紹介していくので、操作やプレイ感覚については、過去にアップした記事をチェックしてほしい。
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『グラブル』初心者でも安心の物語
ネタバレになってしまうので詳細には触れないが、本作では原作未登場のゼーガ・グランデ空域と呼ばれる地域を舞台にしたオリジナルの物語が展開される。そのため、『グラブル』をプレイしたことがない人でも楽しめるようになっている。
専門用語を解説してくれる機能も用意されている。
キャラクター育成の詳細が判明
プロローグと第1章はチュートリアルになっており、戦闘の基本などをひと通り学べる。第2章からは旅の拠点となる辺境の町“フォルカ”が登場。フォルカでは、住人からのサイドクエストを受けたり、よろず屋のシェロカルテにトレジャーと素材を交換してもらったり、鍛冶屋で武器を強化したりできる。
武器は強化以外に素材を集めれば上限解放も行える。
各キャラクターの能力はレベルアップや武器の強化に加えて、"MSP(マスタリーポイント)"と呼ばれるポイントを消費することで基礎能力の向上や新たなアビリティを取得できる。MSPはレベルアップのほか、宝箱から入手できたり、クエストのクリアー報酬としてもらえたりする。
MSPを消費して基礎能力を向上させたり、新たなアビリティを獲得できる。なお、MSPはキャラクターごとではなく、全員共通のポイントとして管理される。例として、カタリナのレベルアップで獲得したMSPをグラン(またはジータ)に使用することも可能。
また、“ジーン”と呼ばれる装備アイテムも存在する。装備することで、攻撃力や体力などの基礎能力を向上させるものや、敵に狙われにくくなるもの、一定時間ごとに体力が回復するものなど、さまざまなものが用意されている。ジーンは敵を倒したときやクエストクリアー時の報酬などとして獲得できる。
最大4人でワイワイ共闘
フォルカにあるクエストカウンターでは、クエストを受注可能。クエストは戦闘をメインにしたコンテンツで、最大4人でのオンライン協力プレイにも対応。
もちろん、ソロプレイも可能でその場合はCPUがオートで操作する仲間を最大3人まで連れていくことができる。オンライン協力の際もふたりで遊ぶ場合は、CPUが操作する仲間を2人まで連れていける。なお、人数によってクエストの報酬や難易度は変わらないとのこと。
メディアイベントでは、4人のプレイヤーでの協力プレイを体験したが、仲間に回復してもらったり、チェインバーストでフルチェインを決めたり、うまく連携が取れたときはソロプレイのとき以上にうれしさを感じられた。
コミュニケーションは、定型文やエモートのほか、『グラブル』でもおなじみのスタンプで行うことができる。
開発者ですら苦戦するエンドコンテンツ
プレスイベントの最後には、エンドコンテンツの紹介として、最高難易度クエストのひとつである“白竜ラディス”に開発者が挑戦。ラディスはプレイヤーを麻痺状態にする攻撃を行ってきたり、自己強化を行ったりするかなりの強敵とのこと。
クエスト開始前にはジーンやアビリティなどの紹介が行われた。挑戦する開発スタッフ2名は、それぞれイオとヴェインを操作(残りのふたりはCPU)。
イオは魔法攻撃を得意とするキャラクターだが、高火力の攻撃を行うためにはチャージが必要。そのため、敵から狙われにくくなる“ステルス”のほか、ダメージ上限やアビリティのダメージ上昇、アビリティのクールタイムやチャージ攻撃のチャージ時間が短縮されるジーンを装備していることが説明された。
対して、ヴェインは仲間のサポートが得意な防御型のキャラクターということで、防御力や体力を増やすジーンを中心に敵から狙われやすくなるジーンを装備していることなどが明かされた。
そして、いよいよクエストが始まると、ラディスは開幕からいきなり自己強化。自己強化中はほとんどダメージを与えることができないらしく、周囲に登場するザコ敵を倒すことで、自己強化のバフを消すことができる“ディスペル”の効果を持つ投擲物に変化するため、それを投げつける必要があるとのこと。
筆者を含むメディアが体験したマルチプレイのクエストは、エンディング後に解放されるものとのことだったが、そういったいわゆるギミック的な要素はなかったので、この時点で難度の高さがうかがえる。また、敵の攻撃に関しても比較にならないほど激しいものとなっていた。
そんな敵の猛攻にイオが何度かダウンしてしまう。しかし、本作の中で与えるダメージが上位に入るがチャージ時間がかなり長いという“フラワリーセヴン”を詠唱するイオを、一定範囲内のダメージを無効化できるアビリティ“ランパート”でヴェインがサポート。さらに、ラディスが強力な攻撃を行おうとしたタイミングで敵を一定時間拘束できる“ライトニング”を発動したり、巧みな連携で見事に撃破成功。見守っていたメディア陣からは大きな拍手が起きていた。
なお、今回のジーンやアビリティの構成はあくまで一例で、本作には20人以上のプレイアブルキャラクターが登場するため、さまざま組み合わせを見つけてほしいとのこと。
とにかく攻撃が激しい。この状況の中、魔法の詠唱を行うのは難しいが……。
ヴェインがランパートでサポート。マルチプレイらしい連携だ。
というようにお伝えしてきた、メディアイベントのリポート。個人的にはエンドコンテンツにかなり興味を惹かれた。エンドコンテンツでも1クエストのプレイ時間は10分程度だったので(以前、実施したインタビューでも1クエストは「どれだけ長くても15分以内」と語られている)、試行錯誤もしやすそうなのがうれしい。
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また、物語が原作未登場の地域が舞台ということで『グラブル』を知らない人でも楽しめるようになっていたり、アクションが苦手なプレイヤー向けて自動でバトルしてくれる“アシストモード”、“フルアシストモード”が用意されていたり、誰もが楽しめるような作品になっている。そのことを本イベントを通じて改めて感じることができたので、気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。
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...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202312/22329049.html