※本記事は、2023年3月12日にアップした記事を再編集したものです。
広告
バブル時代を舞台に、シリーズ史上もっとも危険な物語が幕を開けた
いまから9年前の2015年(平成27年)3月12日は、プレイステーション4(PS4)、プレイステーション3(PS3)用ソフト『龍が如く0 誓いの場所』がセガから発売された日。
関東一円を拠点にする東城会という極道組織に属していた桐生一馬を中心に、裏社会で生きる人間たちを描くアクション・アドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズ。本作は、1作目『龍が如く』の17年前を描くストーリーです。
舞台はバブル景気真っ只中である1988年。東城会の堂島組に身を置いたものの借金取りのアルバイトで食いつなぐ桐生と、東城会の嶋野組を追放されて大阪のキャバレーの支配人に身をやつしながらも極道への復帰を望む真島吾朗が、それぞれ“堂島の龍”と“嶋野の狂犬”になるまでの姿を描いています。
成熟した男性で何があっても動じない男として描かれる桐生ですが、本作ではまだ青く、苛立ちや迷いを見せるシーンが多いです。一方の真島もシリーズで描かれる破天荒なイメージとは異なり、冷静沈着でスマート。ファンは彼の意外な姿に驚くはず。本作ではふたりがどのようにして現在の人格にいたったのか丁寧に描かれていくので、キャラクターを深く理解する意味でもぜひプレイしてほしいです。
桐生のバトルスタイルは“チンピラスタイル”、“ラッシュスタイル”、“壊し屋スタイル”の3つを、真島は“喧嘩師スタイル”、“ダンサースタイル”、“スラッガースタイル”の3つを切り替えることができました。さらに、条件を満たすことで桐生が“堂島の龍”、真島が“嶋野の狂犬”のスタイルを習得可能に。これらはそれまでの3つのスタイルを組み合わせたようなスタイルになっており、バトル面からもふたりが大きく成長していく感覚を味わえます。
ほかのキャラクターで注目したいのは、桐生の盟友である錦山彰。男の友情を感じさせられるとてもいい人物なのですが、それだけに第1作『龍が如く』の結末を知っていると切なくなります……。
インパクトがあるのは堂島組の若頭補佐である、久瀬、阿波野、渋澤。それぞれ俳優の小沢仁志さん、竹内力さん、中野英雄さんが演じており、ボイスに加えてフェイスキャプチャーも担当しているので本人にそっくり。迫力がありすぎて怖いです(笑)。
また、沢城みゆきさんが演じる重要キャラクター“盲目の女性”も忘れられません。彼女が『龍が如く 極2』の追加シナリオで登場したときはうれしかったです。彼女のキャラクター名はネタバレになるので、まだ『龍が如く0』をプレイしたことがない人は『龍が如く 極2』の公式サイトなどで彼女の名前を見ないほうがいいかも。
本作のコンセプトは、金、女、暴力。とくに、金に関してはステータスアップに必要な重要なものでした。敵と戦っていると大量の札束が飛び散る演出は気持ちがよかったですし、後半になると1回ザコと戦うだけで100万円以上のお金が簡単に手に入るので笑ってしまいました。街中には“カツアゲ君”という強いキャラクターがいて、負けると全財産を奪われるのでなかなかスリリングでした(笑)。
舞台となる街は、しっかり1988年を再現。青いゴミ袋が散乱していたり、歩いている人のファッションが当時を再現したものになっています。自分は懐かしくなりましたが、当時を知らない人には新鮮に映るのではないでしょうか。
寄り道できるプレイスポットは、リズムゲームとして踊れるディスコやテレクラなど、時代を反映したものも多かったです。ゲームセンターも『スペースハリアー』や『ファンタジーゾーン』などの当時のゲームが並んでいて、タイムスリップ気分を味わえました。
いちばん興奮したのが、セクシー女優たちの存在! 本作はソフト・オン・デマンド社全面協力のもと、人気セクシー女優100名を対象とした人気投票を開催。そのうちの上位30名をゲーム内に登場させるという企画を実施していました。
関連記事
『龍が如く0 誓いの場所』に登場する人気セクシー女優10人のCGビジュアルを一挙公開!
プレイステーション4/プレイステーション3向けソフト『龍が如く0 誓いの場所』に登場する人気セクシー女優10人のCGビジュアルを一挙公開!
ゲームには、ちかっぽ(有村千佳さん)、ひびやん(大槻ひびきさん)、はるきち(さとう遥希さん)、みなりお(南梨央奈さん)など、超S級女優が多数登場(個人的にはずっと追っかけていた羽月希さんと水城奈緒さんがいたのがサイコー!)。彼女たちとはサブストーリーで交流できたほか、イメージビデオを入手すると個室ビデオで映像を観ることができました。阿部乃みくちゃんなど引退してしまった女優もいますが、本作をプレイすればいつでも彼女たちに会えるのでぜひプレイしてチェックしてもらいたいです!
なお、シリーズ最新作は2024年1月26日に発売された『龍が如く8』。東城会の元組員である春日一番とおなじみの桐生一馬、ふたりの主人公によって熱い物語がくり広げられる。
関連記事
『龍が如く8』レビュー。80時間以上遊んだ男が感じた、名作『龍0』や『龍7』でも“超えられない壁”
2024年1月26日発売の『龍が如く8』。攻略本を作る筆者が「シリーズでも人気の高い『0』や『7』と本作との間には越えられない壁がある」と感じる理由を語る。
『龍が如く』を検索 (Amazon.co.jp)
これまでの今日は何の日?
...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202403/12336887.html