ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)より、2024年3月22日に発売されるプレイステーション5(PS5)用ソフト『Rise of the Ronin』(ライズ オブ ローニン)。開発は、コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが手掛けている。
広告
本記事では、序盤の攻略に役立つプレイガイドをお届け。自由度が高い探索をどうこなせば良いのか、そしてアクションRPGとしての育成面と、骨太なバトルのコツをレクチャーしよう。
関連記事
『Rise of the Ronin』ゲーム内に安田PDの猫が出てくる!? 完成披露イベントで試遊やフォトスポット、開発陣によるトークステージが楽しめた。OPや江戸の舞台も初披露
SIEより2024年3月22日発売のPS5用ソフト『Rise of the Ronin』(ライズ オブ ローニン)。その完成披露イベントをリポート!
関連記事
『Rise of the Ronin』レビュー。"死にゲー"ではない戦闘やイヌ&ネコ撫で、ペリー提督とロマンスも!? 幕末オープンワールドで超絶エンタメ時代劇をくり広げろ
SIEより、2024年3月22日に発売されるプレイステーション5用ソフト『Rise of the Ronin』のレビューをお届け!
『Rise of the Ronin』(PS5)を購入する(Amazon.co.jp)
目次閉じる開く
探索編
マップから目印を付けよう 高いところを探索 エリア収集率100%を目指そう 土地因縁を1上げて、100%を目指す 隠し刀の旗印は優先 こんぴら狗はなるべく撫でよう 道中の行商人から購入推奨 馬具を買おう
育成編
レベル上げはミッションで 能力は上げやすいのでお気軽に オススメ序盤スキル 装備は揃え効果を目印に いろいろな武器を使おう 技術開発で装備欄解放 育成アイテムを使おう
戦闘編
いつでもまずはロックオン 気力を削りきることが目標 流派相性を合わせよう 閃刃を狙おう 石火のコツ 遠距離武器を使おう 短銃のススメ 鉤縄の活用 鉤縄オブジェクトの利用 仲間への操作変更 ここぞというときの気焔 暗殺のコツ
彼是編
留魂録の活用 因縁のある人物の探し方 因縁の上げかた 服装を変えてみよう
探索編
本作は幕末の横浜、江戸、京都の3都市を巡りながらゲームを進めていく。基本はメインミッション(浪人ミッション)を進めればストーリーが進行するが、その横には多彩な探索が散りばめられている。
マップから目印を付けよう
マップ画面では、□ボタンで目印を付けられる。各種アイコンや、自分の行きたいところに目印を置くことで、フィールドの画面で目印が表示されるので、移動目標にしやすい。なお、近くにあるものはフィールド画面の上にあるコンパスへ、アイコンが表示される。コンパスのアイコンは近づかないと表示されない。
各種アイコンは目印を置くと、本作はおおまかな場所に目印が置かれるのではなく、そのアイコンのものがある場所へ、ピンポイントに置かれるようになっている。
そのため、宝箱や猫など、高低差の違う場所にある探索物も発見しやすい。なるべく目印を置いてから、探索し始めるといいだろう。
例として、猫に目印を置いてみよう。
すると、目印がアイコン上に置かれた。1と書いてあるが、最大同時に5番まで目印を置ける。
目印を置くと、離れた場所でもゲーム画面の中に目印が表示される。
猫のいる地点に、しっかりと目印が置かれている。
無事に猫をゲット。こんな感じで、あらゆる探索要素をこなしていこう。
高いところを探索
フィールドのいたるところに、風呂敷に包まれたアイテムが点在している。道や建物の裏など、あらゆる場所に置かれており、とくに高いところに登ってみると発見しやすい。鉤縄で登れるようになっている=アイテムが隠されていることが多いので、とりあえず登ってみよう。
とはいえ、風呂敷に包まれたアイテムはそれほど有用なアイテムが入っているわけではなく、あればいつか役に立つかなくらいのアイテムが集まるくらい。探索度にも影響はないので、さほど気にしなくてもいい。
エリア収集率100%を目指そう
フィールドはエリアで区切られており、横浜ならば“元町”や“野毛”など、現代でも名が残るような実際にあった地名の数々が登場する。
エリアには各種探索要素が散りばめられていて、すべて達成すると収集率100%となり、育成に役立つポイントや貴重なアイテムが手に入る。また、その地の特産品が長屋(プレイヤーの拠点)へ、定期的に送られてくるようにもなる。
各種の探索要素自体も主人公の育成につながっているため、あらゆることをこなしながらゲームを進めよう。
土地因縁を1上げて、100%を目指す
各エリアには“土地因縁”レベルが存在し、何かしらのことをこなすことで因縁が深まっていく。土地因縁レベルが上がると、レベルに応じてその地に隠された探索要素の地点がマップ上で明かされていく。
土地因縁がゼロの地では、何もかもわからない状態で始まる。なんでもいいので探索要素を発見したり、ランダムイベントの“多少の縁イベント”をこなしてみよう。
例として、横浜の中村エリア(現在の中村町)を100%にしてみる。土地因縁0だと、何もわからないような状態。
とりあえず足で探索してみたところ、名所を発見。何かしらの探索要素で、土地因縁がレベル1になる。
そうすると、まず“隠し刀の旗印”と、“治安の悪い場所”が明かされる。どちらもこなせば、すぐに土地因縁レベルは2になり、またつぎの隠された場所が明かされる。3になればすべて判明するので、順次明かされた探索要素をこなせば100%にできるはずだ。
探索物をこなしていても土地因縁レベル2で止まってしまう場合もあるが、そのときはエリアにあるサブミッション(草莽ミッション)を達成してみたり、多少の縁イベントを探してみよう。
判明した旗印、治安の悪いエリアをこなしたことで、土地因縁レベルが2になった。
そこからいろいろこなし、土地因縁がレベル3になったことで、猫の場所が判明。
最後に猫蒐集をこなし、収集100%となった。
隠し刀の旗印は優先
ファストトラベル地点となる隠し刀の旗印は、なるべく解放しておくのがオススメ。探索に役立つのはもちろんのこと、各種ミッション進行もスムーズにおこなえるようになるため、ぜひとも解放しておきたい。
一部の旗印は、治安悪化エリアの中に存在し、治安改善をしないと解放できないこともある。
こんぴら狗はなるべく撫でよう
犬にお遣いを頼む“こんぴら狗”。プレイヤーが渡したお金に応じて、さまざまな物品を拾ってくる放置系の要素だ。これは非同期のマルチプレイ要素にもなっていて、自分のゲームの中にほかのプレイヤーのこんぴら狗が出現することがある。
ほかのプレイヤーのこんぴら狗は撫でると、通貨のひとつ“銀貨”をゲットできる。銀貨はかなり貴重な通貨となっているので、できるだけ撫でておこう。
ちなみに土地の治安が改善された場所に出現しやすいほか、自分がこんぴら狗にお遣いをさせていると、遭遇しやすい傾向にある。
道中の行商人から購入推奨
本作は決まった場所にいる各種商人だけでなく、フィールドでふと出会う行商人も存在する。決まった場所にいる商人からは、お金を使って装備品や消耗品・素材などを購入できる。が、さほど買わなくてもいいようなアイテムのみ、お金を使って購入できるような仕組み。
有用なアイテムは銀貨を消費して購入する必要があり、前述の通り銀貨は貴重な通貨ゆえに、なかなか手を出しにくい。ただし、道中にいる行商人からは貴重なアイテムを銀貨ではなく、お金を使って購入できる。
出会ったら、プレゼントアイテムをぜひとも購入しておこう。プレゼントアイテムは銀貨購入か、ミッション達成報酬などで貰えるそれなりに貴重な品であり、のちに絶対に役立ってくれる。
馬具を買おう
馬にも性能差があり、馬によっては特殊効果を持つものもいる。とくに“走力”の高い馬は、単純に移動速度が上がるため、入手しておくと効率よく探索ができるので購入しておこう。
また、馬具にも走力上昇の特殊効果があるものもあり、よりスピードアップを図れる。馬の性能については馬屋に訪れないと基本的に気にしない部分だと思うので、ぜひ覚えておきたいところ。
馬具は見た目も大きく変わるので、見た目で選んでしまうのも悪くない。
育成編
育成の要素は広いものの、いずれも基本的には探索さえしておけば主人公を強くできる。上記の探索を進めながらも、育成につなげていこう。
レベル上げはミッションで
主人公にはレベルがあり、経験値を一定値溜めていくとレベルが上がる。レベルが上がると、攻撃力や体力などの基礎パラメータがアップする。
経験値は戦闘や探索など、いろいろな方法で手に入るが、その数は少ない。基本的に、レベルは上がりにくいものだと思っておこう。ただし、各種ミッションは達成時に多くの経験値が手に入る。ミッションをこなせば自然とレベルアップしていくので、達成しながらレベル上げをしよう。
ミッションで得られる経験値は、事前に表示もされる。
能力は上げやすいのでお気軽に
スキル(技能)を獲得しつつ、基礎パラメータの向上も図れる“能力”。能力アップには、4つに分かれた専用ポイントと、4つのツリーで共有して使える基本ポイントがある。
能力アップ用のポイントは探索を進めているだけでバンバン手に入るので、比較的上げやすい。最序盤は貴重なポイントだと感じるかもしれないが、序盤から大量に取得できる。気軽に考えて成長させてしまおう。
また、育成方針はさほど考えなくてもいい。プレイヤーの好みに合わせて鍛えればいいが、4つの専用ポイントがあるため、1能力を重点的に鍛えるのが難しいのだ。そのため、能力全体の強化を図ることになりがちなので、“どのスキルを優先して取るか”以外のことは、あまり気にしなくていいだろう。
オススメ序盤スキル
序盤から取得しておきたいスキルを、いくつかご紹介。もしどのスキルを取っていけばいいか迷ったら、これらのスキル取得を育成目標にするのがオススメだ。
■丸薬の補充量↑(各能力)
各能力にあるスキルで、無料で補充できる回復アイテムの補充量が増える。戦闘中に使う回復アイテムが増えるため、生存率がグッと上がる。ぜひとも習得したい。
■話術スキル(各能力)
武勇の“威圧”、魅力の“嘘吐き”、知略の“説得”は、習得しておくだけで各種会話の選択肢に新たなものが登場するようになる。基本的に話術スキルを使った選択肢は有用な結果になることが多いほか、ロールプレイの選択肢としてもおもしろい要素なので、習得しておいて損はない。
■殺人剣(武勇)
気力を削り切った強敵以外の敵を、確実に倒せる一撃を放てるスキル。威力に関係なく倒せるのが強力なほか、使用すると周囲の敵が恐怖で怯えるようになる。集団戦でかなり役立つため、序盤から習得を目指そう。
■素手石火(武勇)
武勇は効果的なスキルが多い中、さりげなくオススメしたいのが素手で石火ができる“素手石火”。そこまで使うことはないものの、じつはゲームを進めていくうちに素手戦闘を求められる箇所があるため、「覚えておいてよかった」と思える場面が少なくない。そこまで優先しなくていいが、覚えておくといいかも。
■鉤縄飛び掛かり攻撃(技能)
空中で鉤縄を敵に使うと、敵の場所までジャンプできるスキル。弓兵など、高所にいる敵へ一瞬で近づけるため、戦闘で役立つ場面がとても多い。敵を利用し、ステージ進行のちょっとしたショートカットにも利用できる。
■獣の手懐け(魅力)
獣系の敵の背後に近づくと、暗殺ではなく撫でて無力化できるスキル。獣系の敵は野生の感か嗅覚か、気づかれやすい傾向にあるが、スキル習得で気づかれにくくなる効果もある。
獣系が強敵の場合は、撫でるが懐かず、蹴りをお見舞いするハメになる。なお、スキルレベルを上げると、獣の敵を一時的な仲間にすることもできる。動物好きにはたまらないスキルだ。
■目利き(知略)
各種商人のアイテムラインアップが増える。目利きで増えたアイテムには、目利きアイコンが表示される。シンプルに買える商品が全商人に増えるので、習得しておくのがオススメ。
装備は揃え効果を目印に
装備効果はさまざまあるが、アイテムドロップ数は多いし、見るところも多いので、ついつい迷ってしまいがち。基本はその装備の攻撃力・防御力が書かれている数字を目安にして選ぼう。
そして、装備の“揃え効果”を発揮することを目安に装備を選ぼう。揃え効果のある装備を揃えると、特殊効果が発揮される。最大4つ揃えると、4つの効果が発揮されるので、なるべく揃えて装備するといい。
なお「見た目で選びたい!」という人は、本作には優れた見た目装備機能があるため、そちらで楽しむのがオススメ(詳しくは本記事の最後を参照)。
いろいろな武器を使おう
各武器種は、使い込むほどに“武器熟練度”が上がり、さまざまな強化効果を得られる。一部はその武器種が強くなるものだが、能力ポイントが取得できるほか、流派の属性に影響するものもあるので、ほかの武器種を使うことで基礎能力がアップしていくのだ。
なお、武器熟練度は基本的に自分で使うと上がるが、倒した敵の武器種からも少量の熟練度を得られるので、自然と上がっている熟練度もあるはず。
基本は「自分の好きな武器を使う!」でオーケーだが、探索などの傍らでほかの武器を試しながら熟練度を上げていくと、メイン武器にも恩恵があるので、ぜひ覚えておこう。
素手も使い込めば基礎体力が上がる。多彩な武器の熟練度を上げよう。
技術開発で装備欄解放
飯塚伊賀七の技術開発を進めると、装飾品(アクセサリ)の装備欄を増やすことができる。技術開発は探索で舶来本を手に入れていけばおのずと進められる要素で、解放に一部必要な伊賀七との因縁レベルも、技術開発が進めば自然に上がる。
ほかにもいろいろ強化できる要素はあるが、装飾品欄の解放は非常に大きい部分なので進めておこう。
育成アイテムを使おう
もうひとつの経験値的なシステム“業(かるま)”は、最大値まで溜まるたびに旗印を調べたりすると、能力ポイントに変換される。業も各能力ポイントも、アイテムを使用するだけで得られるものがある。探索を進めているとかなり溜まりがちになるので、能力を上げるタイミングで忘れずに使っておこう。
ちなみに所持品アイテム使用は、装備欄でL3ボタン(左スティック押し込み)でインベントリを開いたのち、選んで使う。能力ポイントアイテムはインベントリだけでなく、能力メニューから△ボタンを押しても使用できる。
戦闘編
バトルはそこまで難度は高くないものの、やはりボス戦はつまづきやすいポイントだ。ちなみに、本作には難易度選択があり、ミッション中でも変更できる(隠し刀の旗印でメニューを開くと可能)。もし難しいと感じたら難易度を下げてみるのもいいだろう。
いつでもまずはロックオン
戦闘が始まったら、どんなときでもとにかく敵をロックオンしよう。いや、もはや戦闘が始まる前でもロックオンしよう。ロックオンするだけで、バトルが立ち回りやすくなるだけでなく、敵のさまざまな情報も見れるため、グッと戦いやすい。
とにかく戦闘においてロックオンしない選択肢は、よほどのことがないとあり得ないので、敵が見えたらR3ボタン(右スティック押し込み)を押すべし。
気力を削りきることが目標
攻撃して相手の体力をゼロにし、倒していくのが戦闘の基本。各種攻撃は威力はそこまで高くなく、気力にダメージを与えることがメインだと考えよう。
気力がゼロになった相手は体制を大きく崩し、無防備な状態となる。そこに△ボタンで“追い打ち”を仕掛けると、大ダメージを与えられる。追い打ちが、プレイヤーのおもなダメージソースになっている。
どの敵と対峙しても狙いたい、共通の戦法だ。もちろん敵よりも自分のほうが強い場合、気力を削る前に倒し切れることもあるだろう。
攻撃や石火で気力を削って……。
追い討ちで大ダメージ!
流派相性を合わせよう
各武器種には流派があり、流派を変えることでアクションが変わるほか、相手の流派との相性が変化する。有利な相性の場合は、石火成功時の効果がアップするほか、攻撃で敵の気力上限を削りやすいなど、多彩な恩恵がある。
全流派に不利だが特別な恩恵のある“忍”流派などもあるが、基本は流派相性がいいものを選んで戦うのがベスト。
敵によっては流派・武器を戦闘中に変えてくる者もいるので、もし相性アイコンが変わったらそれに合わせて自分も流派を変えよう。
敵をロックオンすると、画面右下に表示される流派変更で有利不利がわかる。青いアイコンになった流派へ変更しよう。
閃刃を狙おう
各種攻撃の終わり際にR1ボタンを押すと“閃刃”となり、動作を中断(いわゆるキャンセル)するとともに、気力が回復する。気力回復量は、攻撃を当てたときに溜まる閃刃ゲージの量で増える。
攻撃しているだけだとすぐに気力切れになってしまうほか、連続攻撃を叩き込みにくい。閃刃を挟んで攻撃を途切れさせないようにしたり、ある程度の気力を保ちながら立ち回るのがオススメだ。
『仁王』シリーズの“残心”に近いシステムなので、『仁王』に慣れている人ならばすぐに馴染めるだろう。ただし『仁王』の残心と違うのは、回復量が溜めた閃刃ゲージの量によることと、閃刃を使うタイミングは早くても問題なく、攻撃の終わり際に待機する必要はないということ。『仁王』のアクションが手に染み付いている人はご注意を。
画面右の武器の下にある黄色いゲージが、閃刃ゲージ。
ピカッと閃刃。閃刃ゲージを消費し、気力が回復する。
石火のコツ
敵の攻撃を受けるタイミングでくり出すと、敵の攻撃を弾いて無力化できる“石火”。成功すれば条件はいろいろ異なるが、敵の体制を大きく崩しやすい。タイミングはかなり難しく、本当に攻撃を受けるギリギリでないと成功しないので、慣れないうちは使い勝手の悪いアクションに感じる人もいるだろう。
まず石火は、ガードを構えながらでも行えることを覚えておきたい。また、石火は通常攻撃、前進攻撃、溜め攻撃でも、あらゆる動作を中断(キャンセル)してくり出せる。"閃刃"動作中も可能で、戦技や回避中は発動できない。フィールドなどで、操作感を練習しておこう。
つまり連続攻撃を仕掛けている最中に敵が無理やり反撃してきた際、「攻撃しすぎた!」と思っても石火でピンチを免れることもできるのだ。
攻撃初段の石火を狙う場合は、とにかく攻撃のタイミングに合わせるしかない。難しいが成功すると、敵が1発で怯むことが多いものの、連続攻撃の場合は怯まない場合も。また、成功して怯ませたのに2段目の攻撃が待ち構えている場合もある(中盤以降から増える)ので、そこは敵に合わせて立ち回りを変えたいところ。
敵の連続攻撃をガード、または回避してから石火を狙う場合、連続攻撃は石火では止まらないので、最終段まで弾く必要がある。逆に言えば、攻撃のガードから始まっても石火で弾けるため、初段石火よりも比較的狙いやすい。攻撃を食らってしまっても、気力さえあれば途中から石火を狙えることも覚えておきたい。
連続攻撃は動作を覚えたり、攻撃のテンポに合わせてボタンをポンポン押していく、リズムゲームのような感覚。もちろん途中で動作が大きく変わったりもするので一概には言えないが、指が次第に慣れていけば、狙える場所も増えてくるだろう。
遠距離武器を使おう
弓や長銃などの構えて撃つ遠距離武器は、おもに遠くから敵をヘッドショットをして、大ダメージを与える武器。暗殺プレイや、遠距離武器を使う敵を倒すのに向いている。
一般的な使い方は狙い撃ちだが、接近戦でも使える場面は多い。敵から離れたときに突進攻撃をくり出されても、その突進中に敵の頭を撃ち抜けば、その動作を止めながら大ダメージを与えることもできる。
また、仲間が戦っている最中に横から撃つのも悪くない。遠距離武器は構えている最中にR3ボタンを押すとズームとなり、頭へのロック補正が少し掛かるため、そこまで難しくないことも覚えておこう。
短銃のススメ
遠距離武器でありながら、多彩な使い道がある短銃。リボルバーガンゆえに1発ずつのリロードが必要な点はあるが、攻守ともに役立つ優れた副武器なので、ぜひとも活用してほしい。
短銃はロックオンした敵へ弾丸を連射でき、敵の攻撃に合わせて撃つと怯む性質を持つ。移動しながらでも撃つことができ、かつ気力を消費しないのが強力。
気力は攻撃を受けずにいると時間経過とともに回復し始めるため、敵の気力を削っても回復させたくないところ。とはいえ、自分の気力もない。そんなときは短銃を撃ちながら下がったりすれば、敵の気力回復を止めながら自分は気力回復ができるわけだ。
連射してダメ押しを狙う、単発撃ちで敵の動きを止める、攻撃しながら気力の回復を図るなど、あらゆる場面で使える遠距離武器になっている。スキルで短銃追い打ちを習得すれば、近接武器よりも威力の高い追い打ちをくり出せるのもポイント。
弾丸所持数に限りがあるのが難点で、そこまでミッション中にバンバン撃てるわけではないが、とても頼りになる存在だ。坂本龍馬など、仲間が短銃を所持している場合は、所持弾丸数が主人公とは別になっていることも覚えておこう。主人公が弾を撃ち切っても、坂本龍馬はまだ撃てるというわけ。
鉤縄の活用
立ったまま鉤縄を敵に使うと、敵を引っ張ることができる。これは高所にいる敵に有効で、敵を高いところから地面に叩き落として追い討ちを仕掛けられる。高所にいる敵は、おもに遠距離攻撃をしてくるので、率先して倒したい。
もし敵に囲まれそうな状況ならば、スキル“鉤縄飛び付き攻撃”で屋根上に行けば、遠距離攻撃をする敵に一気に近づきつつ、比較的安全な状況へ持ち込める。
鉤縄オブジェクトの利用
戦闘中、鉤縄アイコンが敵ではない場所に表示されることがある。これは爆発樽や、地面に刺さった刀などを鉤縄で投げられる合図。投げたもので効果は変わるが、基本的にどれを投げても、敵の気力を大きく削りやすいのが特徴。
投げている最中は隙が大きいものの、投げて当てるだけで気力を削れるのはかなり強力なので、見かけたら率先して投げてみよう。ちなみに、スキルを取得すれば敵が投げてくるオブジェクトを鉤縄で投げ返せる。
仲間への操作変更
L1ボタン+方向キー↑or↓で、キーに割り当てられた仲間に操作を変更できる。仲間ごとに装備・流派が違うものの、主人公と同じ操作で戦える。
操作変更は瞬時におこなわれるため、仲間と主人公を切り換えながら戦うこともできる。たとえば仲間は、敵がひとりしかいないときはあまり攻撃してくれないので、仲間に操作を変更すればアグレッシブに攻撃させることができ、操作難度は上がるが自分の手で連携プレイも可能だ。
自由度は高いが、うまく使えば難所も突破しやすい要素。序盤は坂本龍馬に操作を変えて、短銃を連射するだけでもかなり強力なので試してみよう。
なお、一部仲間は固有の専用アクション(流派・装備)になっていることもある。
剣と盾(西洋剣)
鞭剣
ここぞというときの気焔
ゲームを進めていくと、専用ゲージが溜まったときに“気焔”が使えるようになる。気焔は発動すると一定時間、仲間全員の武器に炎属性が付与され、石火が攻撃を捌きやすくなり、さらに能力がアップと、かなり強力な切り札になっている。
また、気力が気焔ゲージとなり、ゲージが切れる(一定時間の経過)まで気力切れしないような状態になる。そのため、気力管理が必要なくなるのも強み。強力なパワーアップシステムゆえに畳みかけたいところだが、敵の攻撃を見切らないといけない部分は変わらないので防御面は要注意。
また、気力切れを起こしてしまった最中だろうと発動できるので、緊急回避にも使用できることを覚えておこう。
気焔を発動すると、カットインが入る。
暗殺のコツ
敵に気づかれないように近づく、または頭上などから“暗殺”を仕掛けられる。強敵以外は一撃で倒せるほか、強敵ならば大ダメージを与えてから戦闘がスタートする。
本作は正面から無理やり暗殺できる機会は少なく(曲がり角などからは可能)、背後か上部を取って仕掛けよう。しゃがんで移動すれば気配を消しやすいので、ゆっくり背後に近づいて暗殺を仕掛けるべし。上部の場合は、鉤縄で登れそうな場所を見つけよう。
複数人並んでいる場合もあるが、暗殺すれば敵が驚いて隙だらけになるため、スキル“連続暗殺”や、そのまま怯んでいるところに追い打ちを仕掛けられたりと、それなりに安全。仲間がいる場合、仲間も近くの敵を暗殺してくれることもある。
アイテム“探知機”を使えば、周囲の敵の姿が透けて見えるようになるので、ステルスプレイにもってこい。また、副武器“陶玉”は、壷を投げて音を出すような武器。敵の注意を引けば暗殺もグッとしやすくなる。
草むらにいる場合は、敵を草むらに引き込みながら暗殺するため、周囲に敵がいてもバレにくい。
ロックオンマーカーが赤くなったら、△ボタンで暗殺。とにかくロックオンしておくべき、理由のひとつ!
彼是編
最後に、本作にまつわる彼是(あれこれ)雑多な攻略ガイドをお届けしよう。
留魂録の活用
ゲームを進めると“留魂録”が解放される。これは過去に遡れるシステムで、ストーリー上で江戸に行っても横浜の時系列に戻ったり、クリアー済みミッションの再チャレンジなどが可能。また、過去に選んだ重要な選択を選び直したりもできる。選び直した選択は、ゲーム中の歴史に反映することもできちゃうのだ。
歴史の選び直しは人によっては嫌な人もいると思うので使わないかもしれないが、「あのときこうしたらどうだったんだろう?」と思えば、2周目を始めなくてもすぐに体験できる。また、物語の舞台が変わっても気軽に過去の土地へ遡れるので、気楽にストーリーを進めてオーケーだ。
ミッションはやり直しても経験値が手に入るので、育成のためにチャレンジするのもいい。とはいえ、初回クリアーより取得量は大幅に減っており、少量の経験値しか得られないので、やはりレベル上げはクリアーしていないミッションをこなすのがオススメ。
因縁のある人物の探し方
主人公はさまざまな人物たちと出会い、“因縁レベル”を深めることで報酬を手に入れたり、新たな要素の解放・特別な会話などが楽しめるようになる。
因縁を結べる相手は多数登場するため、登場人物が増えてくると「どこにいるのかわからない」、「場所が多すぎて覚えきれない」ということも出て来るだろう。
因縁メニューで△ボタンを押すと、居場所のわかっている人物の場所をサーチできるようになっている。表示されていない場合は、居場所を見つけていない、そもそも気軽には出会えない、または別の土地にいるということ。もし場所がわからなくなったら、活用してみよう。
△ボタンを押すと居場所を選択することができ、選ぶとマップ画面に移行して場所をサーチできる。
因縁の上げかた
因縁レベルの上げかたはいろいろ存在し、会話の選択肢で上がるか、因縁ミッションの達成で上げるのが基本。ただ、因縁ミッションが存在しない場合もあり、そのときはプレゼントアイテムで上げていくことになる。
プレゼントは1回渡すと一定時間渡せなくなるので、コツコツプレゼントするのもいいが、一度に同じ品を多数渡すこともできる。たくさん集めてから渡すと時短になるので、狙えるときは狙ってみよう。
バトルコンテンツの“鍛錬”にいる人物は比較的上げやすく、鍛錬を重ねるだけでおのずと上がっていく。戦闘の仲間として登場させられる人物も、ミッションに連れていけば因縁は深まりやすい。
また、序盤から登場する飯塚伊賀七は“技術開発”、薄雲太夫は“猫蒐集”を進めると因縁が深まっていくので、コンテンツに紐づいた人物もいる。
おもに会話での選択肢で因縁は上がるが、会話自体が少ないキャラクターの場合は上げにくい。
その場合はプレゼントをあげよう。
稽古はやればやるほど因縁が深まるので、何度も勝利するといい。
ちなみにうまく選択を選んだ場合は、キャラクターの能力が上がることもある(バトルに参加できる仲間以外は、フレーバーみたいなものだが)。
服装を変えてみよう
長屋の“身嗜み”を選択すれば、いつでもキャラクタークリエイトをやり直せる。単純に「気分で髪型を変えたい」といったときにも使用できる。
そして“意匠変更”は、いわゆる見た目装備。ようは装備アイテムの見た目だけを主人公に反映させるシステムだが、本作では装備アイテムの見た目を細かく変更できる、専用の着せ替えシステムが用意されている。
通常ならば用意されていないような、上着が和服で下が洋服など、自分ならではのスタイルを作りだせるのだ。意匠変更はお気に入り登録での保存も可能なので、気軽に変更できるのもポイント。
また、装備としては用意されていないものの、意匠変更のためだけに用意されたアクセサリ類などもある(おもに各種商店で手に入る)。
装備だけで見た目をやり取りしていると、ステータスなどを優先してガチャガチャとした見た目になりがち。それはそれでおもしろい要素なのだが、衣装が固定されるので見た目を気にせず、より自由に装備を選びやすい。ぜひ一度は試してみてほしい。
関連記事
『Rise of the Ronin』ゲーム内に安田PDの猫が出てくる!? 完成披露イベントで試遊やフォトスポット、開発陣によるトークステージが楽しめた。OPや江戸の舞台も初披露
SIEより2024年3月22日発売のPS5用ソフト『Rise of the Ronin』(ライズ オブ ローニン)。その完成披露イベントをリポート!
関連記事
『Rise of the Ronin』レビュー。"死にゲー"ではない戦闘やイヌ&ネコ撫で、ペリー提督とロマンスも!? 幕末オープンワールドで超絶エンタメ時代劇をくり広げろ
SIEより、2024年3月22日に発売されるプレイステーション5用ソフト『Rise of the Ronin』のレビューをお届け!
『Rise of the Ronin』(PS5)を購入する(Amazon.co.jp)
...以下引用元参照
引用元:https://www.famitsu.com/news/202403/21337672.html