ホロメン70人以上が登場! 仮事務所で異変を探す「8番ライク」ゲーム「holo8」が発売!
2025年2月12日 18:00 Game, VTuber
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謎の異変が次々と起きるホロライブ仮事務所からの脱出を目指す「holo8 -ホロハチ-」
VTuber事務所「ホロライブプロダクション」の所属メンバー「ホロメン」を起用した次創作ゲームのブランド「holo Indie」から、ゲームクリエイターfrog blend制作の新作ゲーム「holo8 -ホロハチ-」が2月13日(木)にリリース。
ホロライブの仮事務所に起きる「異変」を発見しながら脱出を目指す「8番ライク」なウォーキングシミュレーターで、70人以上のホロメンや、ホロライブのリスナー「ホロリス」なら分かる小ネタの数々が登場する。今回、先行プレーの機会が得られたので、ホロライブ仮事務所を数時間歩き回った感想などをレポートしていく。なお、記事の内容も掲載したスクリーンショットも、すべて正式リリース前のバージョンに準じている。
ホロライブ仮事務所からの脱出を目指す!
プレイヤーは、ホロライブのスタッフ。仮事務所の8階で仕事を終え、帰宅しようとエレベーターに乗るが、1階まで降りたはずのエレベーターが停止したのは8階。何度繰り返しても同じ結果で、なぜか8階から抜け出せなくなってしまったのだ。しかし、エレベーターの中の壁には、仮事務所を脱出するためのヒントが書かれていた。フロアで発生する様々な「異変」の有無を見極めて、正しいエレベーターに乗れたら一つ下の階に降りることができる。そして、1階まで連続正解することで、ようやく怪しいホロライブ仮事務所から退社できるのだ。
ゲーム開始直後のローディング画面はランダム。ロード時間は少し長いが、その後の動作は軽快
以上が本作のストーリーになる。
ホロライブ仮事務所の8階からゲームはスタート。仮事務所には2基のエレベーターがあり、最初は、どちらのエレベーターも扉が黒色になっている。黒いエレベーターが現れている時の事務所には、異変が発生しないノーマルな状態。まずは、フロアを歩き回って、正常な状態をよく覚えておく必要がある。
フロアには、ガラス越しに室内の様子を確認できる部屋もあるが、スタッフは誰もいない
フロアには、ホロライブ0期生の星街すいせいさん、2期生の百鬼あやめさん、3期生の宝鐘マリンさんもいるが、3人は無反応。星街さんは、エレベーター前の椅子に座って、推しとの2ショットが映ったスマホを眺め、百鬼さんはエレベーターの前で何かを考えているようなポーズで棒立ち。宝鐘さんは、フロア奥の部屋であやしいおどりを続けている。
フロアの奥の部屋では、宝鐘さんがダンスレッスン中? 壁には2期生の画像が飾られている
フロアの観察を終えて、エレベーターに乗ると、エレベーターが停まったのは、やはり8階。しかし、エレベーターの扉が赤色と青色に変わっている。フロアを歩き周り、何かの異変を発見した時は赤色のエレベーターへ、何も異変が起きてないと思った時は青色のエレベーターに乗る。それが正解の場合は、一つ下のフロアに降りることができるのだが、不正解だと8階に逆戻り。仮事務所から退社するためには、7回連続で正解する必要があるのだ。
異変の有無を確認したら、二つのエレベーターのどちらかを選んで乗る
二つのモードで異変発見を楽しめる
仮事務所で起きる異変は、バラエティーに富んでおり、フロアにいた3人以外のホロメンがさまざまなシチュエーションで登場するタイプの異変の場合は、一目瞭然なのだが、発見が難しい間違い探しタイプの異変も多数。某ファミレスの間違い探しは得意なので、それなりに自信もあったのだが、本当に細かい変化も多く、青色のエレベーターに乗ったら、8階に逆戻りという失敗を何回も繰り返してしまった。
ホロライブENのフワモコこと、フワワ・アビスガードさんと、モココ・アビスガードさんが登場する異変も
また、今作には、「異変」と「日常」、二つのモードがありゲーム開始時に選択可能。ホロメン探しと間違い探しの両方を楽める「異変モード」では、ホラー演出とゲームオーバーも存在し、振り向いたら異変が発生していたり、異変に追いかけられたりして、背筋がヒヤッとする瞬間もあった。
ドアの隙間からこちらを覗く角巻わためさんも気づいた時は、少し怖かった
一方、「日常モード」で起きる異変は、ホロメンの登場だけ。ホラー演出とゲームオーバーもなく、ホロメン探しを平和に楽しみながら、1階を目指すモードになっている。それぞれのモードごとに発生する異変は異なり、タイトル画面から見られる「異変一覧」をコンプリートするためには、両方のモードでプレーを繰り返すことが必要だ。
暗い部屋の隅でマヨネーズを吸う博衣こよりさん。少し怖いが「日常モード」の異変
どちらのモードでも発生する異変はランダムだが、未発生の異変から優先的に発生するようで、数時間プレーする中、同じ異変が発生したのは、2、3回のみ。先行プレイ時点で「異変一覧」から確認できるだけでも、両モード合わせて150以上の異変が実装されており、プレーする度に新たな発見を楽しめた。ちなみに複数回、発生したのは、どれもゲームオーバーに繋がる異変。そのタイプの異変に気づいたら、すぐに引き返して赤いエレベーターへ乗るしかない。
筆者が最も多く遭遇した異変は、迫り来る一条莉々華さん
本作で特に魅力的だったのは、登場するホロメンの幅広さ。ホロライブJPのメンバーだけではなく、ID、EN、DEV_ISのメンバーも登場しており、昨年11月にデビューしたばかりの「FLOW GLOW」のメンバーに関する異変も実装されていたことには驚いた。卒業生の姿が見られるのも嬉しい。
窓の外には、紫咲シオンさんと、昨年8月にホロライブを卒業した湊あくあさんが飛んでいる
異変のネタに関しては、事前にアイデア募集もしていたそうで、各ホロメンたちの細かいネタも散りばめられている(異変案は、現在も募集中)。
設定から「異変感知モード」をオンにすると、右上の星の色で異変の有無を教えてくれる。赤は異変あり。
さまざまなメンバーのネタに詳しいホロライブ箱推し勢は、作り込まれた作品世界をより深く、隅々まで楽しむことができそう。さらに、何度もプレーして、すべての異変を見つけていくことで、仮事務所に隠された真実も解明されていくらしく、ルールと操作は非常に簡単ながら、お値段以上にやり込み要素が多そうなゲームだ。
●作品情報・タイトル:holo8・ジャンル:ウォーキングシミュレーター・配信日:2025年2月13日・価格:470円・Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3373960/holo8/・対応プラットフォーム:Steam(WindowsPC)・対応言語:日本語/英語・開発元:frog blend(https://x.com/frog_blend_game)
2016 COVER Corp. CCMC Corp.
(Text by Daisuke Marumoto)
●関連リンク・holo Indie(公式X)・frog blend(制作者のX)
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引用元:https://panora.tokyo/archives/101799