KizunaAIが3年の時を経て活動再開 新曲「かもね」を公開して再始動
2025年2月27日 00:16 VTuber
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KizunaAIさん/動画「ただいま」より
バーチャルYouTuberのKizunaAI(キズナアイ)さんは、2月26日に楽曲「かもね」、動画「ただいま」を公開し、3年ぶりに活動を再開した。
今回の活動再開に際して、これまでも人間のことを知り、繋がることを目標としてきたKizunaAIさんは、より「たくさんの世界中の”あなた”とつながること」を目指し、活動の中心を音楽に置き、音楽アーティスト「KizunaAI」と改め再出発する。
KizunaAIとは?
KizunaAIさんは、2016年に活動を開始した世界初のバーチャルYouTuber。2022年2月26日にライブ「Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022″」を実施し、アップデートのためにスリープ(無期限活動休止)状態になっていた。
2024年6月30日には、「Cognition」プロジェクトの開始が発表。ティザーサイトが公開され、デフラグのような映像などが流れる無期限配信「s h e e e e p」が開始された。同年12月1日に投稿された動画「Can you wake up?」では、KizunaAIさんが「もう起きるからね」「もうちょっとだけ」と応え、無期限配信「s h e e e e p」で本日2025年2月26日22時までのカウントダウンが始まったことで、ファンにはKizunaAIさんの再始動への期待が高まっていた(関連記事)。
楽曲「かもね」が公開
2025年2月26日22時になり、「s h e e e e p」のカウントダウンが0秒になると、配信画面が真っ白になり、「待っててくれてありがとう、ただいま」というKizunaAIさんの声が聞こえ、約240日にもおよぶ配信が終了した。
カウントダウン終了直後の「 s h e e e e p 」の配信画面
同じく22時には、YouTubeで楽曲「かもね」のミュージックビデオのプレミアム公開が実施された。
楽曲はサウンドプロデューサーのESME MORIさんが手掛けており、新しい目覚めを自然体で伝える軽やかなポップソングに。作詞には、音楽家の「にしな」さん、KizunaAIさんも参加し、「もう忘れちゃったのかな」という不安など再会に関する複雑な心情描写が描かれている。
また、ミュージックビデオは映像制作ユニットqootainが担当。切り絵や3Dプリント、ドローイング、フォトグラメトリなど様々な要素を組み合わせ、これまでと、これからの活動の世界観を表現している。
なお、楽曲はすでに各配信サイトにてリリースされている。
ビジュアルも大幅アップデート
KizunaAIさんは、その後23時に動画「ただいま」をYouTubeでプレミアム公開を実施した。
動画では、「はいどうもー! KizunaAIです!」「みんなただいま! 帰ってきました」と活動再開の宣言をし、待っていたファンに感謝を伝えた。
これまで近未来的な衣装を着てきたKizunaAIさんだったが、スリープを終え、ビジュアルも大きくアップデートしており、オーバーオールにニットという近代的な衣装に変化した。
ビジュアルをアップデートしたKizunaAIさん/動画「ただいま」より
また、これまでKizunaAIさんの動画の背景といえば、白い仮想空間の背景がおなじみだったが、今回の投稿からは背景も大きくアップデートし、KizunaAIさんの部屋で投稿を継続していくようだ。
なお、部屋の中にはYouTubeチャンネル登録者数100万人を越えると得られる「金の縦」やVTuberの学術書「VTuber学」などKizunaAIさんゆかりの品が飾られているほか、中には漫画「ドラえもん」「チェンソーマン」の単行本が並べられているなど、これまでよりも視覚的にも楽しくなっている。
KizunaAIさんはこれまでは動画投稿などを中心にしてきた一方で、今後は音楽活動を中心に行う。KizunaAIさんは2018年に9曲連続リリースを始めた当時から「多くの人と繋がる」ことを目指して、音楽活動を行ってきており、動画では今後はアルバムリリースに向け、2025年中に10曲のリリースしたいと抱負を語っている。
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引用元:https://panora.tokyo/archives/102870